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県立学校の教育委員会支配について
- 県立学校は県の教育委員会に支配されているのか?文部科学省との関係を考える
- 県教育委員会は文部科学省の支配下にあるのか、独立した存在なのか?
- 県教育委員会の権限と文部科学省の関与について詳しく知りたい
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> 教えてください。県立学校は県の教育委員会に支配されています。では、県の教育委員会はどこに『支配(従属)』しているのでしょうか? 極端な話ですが、県教委は1カ所に従属しているわけではなく、独立した組織になっています。 # 教育委員の構成員は、一般に教育委員会傘下の行政職や教育職上がりの方ではなく、一般的には外部の方がされている場合が多いです。 > 県教委は、県の教育について、全ての方針・指示を出していますが、その県教委自体は、文部科学省の支配下にある、といってよいのでしょうか?つまり、文部科学省は絶対権力者で、県教委はその子分、といったところでしょうか? どちらかといえば、県議会寄りではないでしょうか?(組織上、知事部局と県教委は横並びですが、知事部局からの影響も出ます。) 例えば、文科省の初等中等教育局から通達が県教委に降りてくると、それを県教委が各県立学校や市町村教委におろします。 文科省は教育に関する国の最高行政機関ですが、国の最高行政機関は内閣になります。 一方、内閣は、国の最高立法機関である衆議院・参議院には逆らうことができません。(決定した法律には従わないといけない。) よって、国の最高機関はどこかと言われれば・・・。 さらに、約15年前のとある事件以降、都道府県ごとの教育の独自性等がさらに強くなってきました。格子は通達でおりてきますが、詳細事項はそれぞれの地域性に応じた内容が行われています。つまり、文科省通達だけでは、説明がつかない部分があります。 > たとえば県教委が、不法行為をした場合、それを処罰・監督するのは、文部科学省、ということになるのでしょうか?違うような気もします。 内容によって、文科省の場合もあれば、知事部局の場合もあります。県民からの意見であれば、県議会からあるでしょう。一部、特殊な事項に関しては、だれも処罰・監督出来ない内容もあります。 しかし、たいていの内容は県教委組織内で済んでしまうと思われます。<教育委員と、行政・教育職の二極化により。 それとも文部科学省と県教委は独立した存在で、県教委は、文部科学省の方針には従うが「独立性」を保っているのでしょうか? いずれも独立した存在です。独立した組織でありながら、しがらみがある存在です。 教育は、即答性が無いものですから、長年のスパンで考えていかないといけないものです。(知事や議員が替わるごとに教育内容が反転したら、大変なことになるでしょう。) その為、行政や立法側の影響を受けにくい特殊な組織になっているようです。
お礼
こんにちは!ご回答、ありがとうございます! 実は文部科学省初等中等教育局にちょっと聞いてみたのですが、担当以外は答えられない、と言われ、釈然としないままでした。ありがとうございます! お言葉を聞いている限り、教育関係の公務員の方でしょうか?大変、中の事情のお詳しいです。私は臨時の教員ですが、これでいろいろなぞが解けたような気がします。 教育委員会は、とても閉鎖的で、中で全部あったことも無かったことにしてしまう(内部で全部処理してしまう)、不思議なところだというのは、実感しています。 本当にありがとうございました!