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○○工事は「施行」するもの? 「施工」するもの?
○○工事は「施行」するもの? 「施工」するもの? 「施工」とは「工事を施行すること」だから、「工事を施工する」は重ね言葉(重言)で間違いだと思っていたのですが、ネット上では「工事を施工する」という表現が多用されています。 国や地方自治体のHPを見ても、「道路工事施行承認申請書」を用意しているところと、「道路工事施工承認申請書」を用意しているところとがあり、言葉の使い方に混乱が見られます。 こうした世の中の流れを見ると、「工事を施工する」という表現も容認されていると考えざるを得ないようですが、重ね言葉という指摘は当たらないでしょうか?
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法令などは「施行」、工事は「施工」が一般的ですが「工事を施工する」は「米国へ渡米する」ような感じがするので、避けることが多いようです。 正しい読み方はどれも「しこう」ですが、「試行」との混同を避けるために「せこう」という俗読みが一般化しています。「私立(わたくしりつ)」「過料(あやまちりょう)」のようなものです。
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- lions-123
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>○○工事は「施行」するもの? 「施工」するもの? ↓ 私の解釈や使い方(使い分け)では・・・ 工事は施工<(せこう)が一般的だが(しこう)とも読む>するものであり それを法令や諸官庁が認可や許諾して、実際に施工する事を施行<(しこう)が一般的だが、主に法律用語としては(せこう)と読む>。 尚、工事を施す&実施するので重ね言葉では無いと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 確かに「工事は施工するもの」ですし、「工事を施す」「工事を実施する」なら重ね言葉の疑義は生じませんが、「工事を施工する」と表記されると気になってしまいます。
「施行」とうのは「工事を実際に行う」という意味です。だから「工事を施工する」という言葉の正しい意味合いは「工事を実際に行うこと」。確かにあなたの言う様に重ね言葉には違いありません。「施行」の中に「工事」という言葉が入っていますから。でも実際問題、それで通用というか、そうゆう言葉の使い方が慣例になっているから、そうなれば重ね言葉であろうと「それが正しい」んです。一見矛盾してる様ですが、国語というものは、そうゆうものです。他に例を挙げてみましょう。 ・約束事を履行する = 履行~約束通りに行うこと ・諸外国と貿易をする = 貿易~外国と商業取引を行うこと ・願い事を許可する = 許可~相手の願っている事をしても良いと許すこと 他に例を挙げれば際限が無い程出てきます。あなたも探して見ては?
お礼
ご回答ありがとうございます。 重ね言葉でも世の中の慣例になっていればもはや間違いとは言えないということですね。そのことは理解していたつもりですが、何となく釈然としないものがあって質問させていただきました。分かりやすい例を挙げていただき、ありがとうございました。
補足
大変失礼しました。順番を間違えてお礼欄に入力してしまいました。申し訳ありません。 確かに工事そのものを表示する場合は、施工期間、施工箇所、施工業者など「施工」が一般的で、「施行」が出てくる場面はあまりなさそうですね。 「工事を施工する」については、間違いかそうでないかを議論するよりも、別の言い回しを工夫するなどして避けるのが賢明のようですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 重ね言葉でも世の中の慣例になっていればもはや間違いとは言えないということですね。そのことは理解していたつもりですが、何となく釈然としないものがあって質問させていただきました。分かりやすい例を挙げていただき、ありがとうございました。
補足
間違ってお礼欄にNo.3さんへのお礼を入力してしまいました。大変失礼しました。 確かに工事そのものを表示する場合は、施工期間、施工箇所、施工業者など「施工」が一般的で、「施行」が出てくる場面はあまりなさそうですね。 「工事を施工する」については、間違いかそうでないかを議論するよりも、別の言い回しを工夫するなどして避けるのが賢明のようですね。 ご回答ありがとうございました。