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ある海外の脳科学者の方が書いているブログで最新の脳科学の観点からオカル

ある海外の脳科学者の方が書いているブログで最新の脳科学の観点からオカルト的な脳科学の悪用の話をしているブログがあるのですがその中で非常に衝撃を受けた記事が最近掲載されていました。 それは人間の脳の中に報酬系という快感を司る部分があるのですが、そこに電気を流せばその人間に麻薬や覚せい剤も遠く及ばない快感を感じさせることができるということです。 例えば、遠隔操作で電流を流すマイクロチップをある女性の脳の報酬系のある部分に埋め込んだ後、周りに男性がいる時にボタンを押してチップの電気を流しその女性の報酬系を刺激するとその女性はその男性といる時に肉体的にも精神的にも凄まじい快感を感じるのでその男性を一瞬で愛してしまうようになるようです。 その時、その女性にどんなに大事な恋人や旦那がいても脳に直接作用するのでそんなモノには関係なく100%全ての女性が落ちるみたいです。 これを使えば医師などの立場の人間は好みの女性などが来院した場合、上手く理由をつけて麻酔を打ってしまい意識を失ったあとにこの手術を行うことで性奴隷を大量に生産できるとおっしゃっていました。 そしてこの方法は女性に本人の意思を完全に無視して言いなりにできるくらいの凄まじい快感を与えますが麻薬などと違い、女性の健康や能力、人間性には全く影響を与えないらしいです。 ようするにその女性が旦那や彼氏を捨てその医師と一緒にいるようになっても周りにはただ心変わりして違う男に走ったようにしか見えないんです。 凄いことですが、なぜこんな凄い技術の例え話にこの科学者がこんな話を出したかは全く謎です。 なぜならこの技術の本当に恐ろしいのはこんな使い道ではないからです。 だって一部の気が狂っている医師がいたとしてこのやり方で女性を次々性奴隷にしていったとしても世界的にはなんの混乱もおきませんよね。 もちろん愛する妻や恋人を奪われた男性には悲劇でしょうが世界規模で考えればとても小さな話です。 チップを埋め込まれた女性達も埋め込まれる前ならそんなモノを埋められて旦那や彼氏を捨てその医師のモノになるなんて死んでも嫌でしょうがチップを埋め込まれた後は逆にその医師から離れて彼氏や旦那の元に帰ることが絶対に考えられない状態になるでしょうから考えようによってはそれだけ女性を幸せにしているのですから人助けでもあります。 でもこれが世界的な権力者に対して実行された場合はどうでしょう? 例えばオバマ大統領などです。 こういった権力者を誰かが意図的に操れるようにして戦争などを起こすように持っていくことを考えると凄く恐ろしい技術だと思うのですが皆さんはどう思いますか

みんなの回答

  • para3gathi
  • ベストアンサー率48% (826/1711)
回答No.3

質問者さんはSF小説を読んで、そこに書かれている話を信じて恐怖に落ちてしまった様な気がします。 その真偽はそれはNo.2さんが詳しく書かれている通りです。私も別の観点からそれが技術的にも実現困難である事を説明しましょう。 まず中枢神経系とそれにつながる筋肉などが電気の刺激によって動作する事は、既に1780年にイタリアの医師ガルヴァーニによって発見されている事であり、新しい事実でも何でもありません。この発見がボルタの電池の発明につながっていることは史実ですが。 但し実際に神経が伝達しているのは、電流ではなく、とある情報伝達物質であるとされています。食事をして満腹感を脳に伝えているのは、胃の迷走神経を通って大脳に伝えられるのは代表的なアミノ酸であるグルタミン酸だそうですから。もちろん脳波なり筋電流が流れている事は確かな様です。 さて質問の主旨でもある  >女性の脳の報酬系のある部分に埋め込んだ後、 ですが、原理的にはそうかも知れませんけど、現実問題としてこれを実行する事はまず不可能です。 なぜかと言えば、中枢神経系は、脳から出て脊椎の中を通って、全身につながっている訳ですけど、その1本1本を識別する事はまず不可能に近いでしょう。喩えて言うなら、何万本も何十万本もの信号線が束ねられているケーブル内の目的の信号線に外から針を刺して直接接続する様なものです。 SFに脳を交換する話がありました。言わんとする事は原理的に分るとしても、あれだけの神経経路を正しく接続する事は不可能です。それと同じです。 そして現実問題として目的の神経系の場所が分ったとしても、そのマイクロチップを埋め込む手術の時に、他の神経系を傷つけて、死亡させてしまう事はまず間違いないでしょう。実現不可能なのです。 ではその医師が言う様な、外部からの刺激で女性に性的な快感を与える事は、絶対に不可能なのか。実はこれは可能であり、とても簡単な方法で行えます。そしてその方法はまともな男なら誰でも知っている事です。 西洋医学はまだそこまで解明していない様ですけど、漢方医学は経験的にその事に気が付いている様ですね。ツボと言う言葉を聞いていると思います。 とある臓器につながっている場所が人体の皮膚のどこかにある。その場所を刺激すれば、目的臓器を刺激する事になると。経脈とも呼ばれている漢方医学の考え方がそれだと思います。 さて女性の性感を刺激するツボは、体の至る所にあると言われています。女性器は元より胸なども含めて。それを知っているから、男なら誰でもがその様にしているのと違いますか? それで刺激を受け他女性は、確かに性的な興奮を感じます。でもそれがその相手の男を好きになる事にはつながらないでしょう。 無理やり犯されても、女性は性的興奮を感じるそうです。だからと言ってその犯人に対して恋心を感じるでしょうか。答は否です。質問者さんが読んだとされるその話は、全くこれと同じなのです。 面白いSF物語を作ったのでしょう。様々な所には専門知識も入れて。でもそのつなぎ合わせには無理があります。異なる分野の人間であっても、技術者ならその矛盾に直に気が付き、単なる笑い話だと見過ごすはずです。 後は倫理の問題です。医師を初めとして様々な専門家、技術者には高い倫理が求められます。自分がモテる技術を悪用しない事を誓うのです。まともな医師も技術者も、倫理を踏み出す事は、普通はしないものです。 先日、医師が婚約者とは別の交際相手の女性を堕胎させた事件の報道がありました。医師としての倫理感の欠如があった事は確かでしょうが、医師だからこそ入手可能な薬剤を用いて簡単に堕胎させる事ができたからだとも言えます。 質問の件のマイクロチップを中枢神経に埋め込む様な至難の業を、果たして個人利益目的で開発するかどうか。大変に疑問です。 倫理に反しない事であっても、技術的に実現が困難な事は、多数あります。その多くはSFで終っています。

  • eroero1919
  • ベストアンサー率27% (3007/11113)
回答No.2

実際問題、麻薬はそれをやっているわけですね。しかし脳というのはよくできていて、そう簡単に物質が脳に入り込まないようなシステムになっているんですよ。だから、ドーパミンを脳に入れようとしても入らないから、似たような物質であるL-ドーパを使ったりするのです。 で、おっしゃるとおりに、何らかの形で外からの刺激で脳内麻薬物質がドピュドピュ出るようになったらこれはもう覚せい剤も裸足で逃げ出すものすごい快楽になるわけです。しかし、麻薬物質がドピュドピュ出るだけですからそこでどんな光景が本人に感じられるかは人それぞれだと思います。例えば、もし覚せい剤を手に入れて大好きなあの子に使ったとしても、それで彼女が自分を好きになるかというと、ならんですよね。覚せい剤を使ったセックスの虜になるかもしれませんが、自分の虜になるわけではありません。むしろ覚せい剤が手に入るなら誰だっていいという状態になるわけです。そんな甘くはないんです、現実は。 おそらくそう遠くはない将来に、この脳内麻薬物質発生装置は開発されるのではないかと思います。別に脳にわざわざチップを埋めなくても、外から何らかの刺激を与えて脳自身がそういう物質を出すようにすればいいわけですよね。そしてそれはまたたくまに世界に広まって、覚せい剤を上回るペースで人間を廃人にするのではないかと思います。例え世界中で禁止されても、ね。 そういったことを権力者が使うというのはなかなか無理があると思いますよ。人間の思考というのは大変に複雑です。例えば、交差点の向こうに大勢人がいても、自分のおばあちゃんがいると「あっ、おばあちゃんがいる!」って気づきますよね。なぜ、脳は多くの似たような顔の中からあれがおばあちゃんと認識できるのか、そのメカニズムはまだ解明されていません。かつてはおばあちゃんが目に入ったときに反応する「おばあちゃん細胞」があり、それが反応することで「おばあちゃんだ」と気づくといわれていましたが、今はそれはほぼ否定されています。現在は、顔をいくつものパターンの組合せで認識し、その全ての情報が合致したときに「おばあちゃんだ」と認識するのではないかといわれています。 権力者が例えば戦争の支持をさせようとするとなると、これは大変に複雑な思考過程を経ることになりますね。それを支配するっていうのは大変に難しいことだと思います。だって、それができるなら脳の構造がもっと単純な他の動物も思い通りにできるはずですからね。 脳科学というのは、現在の科学界では残り少なくなったフロンティアのひとつなので、大変に注目を集めていて、世界中の優秀な科学者が集まっている分野となっています。お医者さんの世界でも、日本でもアメリカでも一番優秀なお医者さんは脳神経外科に行きます。 しかしそれほどの人々が集まって、脳について分かったことは、「脳のことは何も分からない」ということなのです。かつて脳はひとつの偉大なコンピュータだといわれていましたが、現在では脳細胞の一つ一つがコンピュータである(多くのデータをインプットし、一つの情報をアウトプットする)ということが判明してきて、むしろ脳というのはコンピュータ(脳細胞)同士が繋がったインターネットのようなものであるというようにいわれています。こうなると構造が複雑すぎて物事を単純化(細分化)することで理解を深めてきた現代科学の手法では理解できないといわれています(そのため近年注目されているのが複雑系というやつです。しかし複雑系というのはまだ学問としての定義づけそのものが明確に成立していない赤ちゃんのような分野なのです)。 脳科学者で、マスコミによく登場する人たちは実際の脳科学はそんな単純なものじゃないと知ってはいるのですが、商売が上手なので読者のレベルに合わせてマンガチックな話を面白おかしくやっているのです。ただ、いずれ脳科学の分野は人文科学、芸術や哲学の分野なども取り込んでいくのではないかと思います。例えば「美しい芸術作品を見てなぜ美しいと感じるのか」とか「人はなぜ思考をするのか」なんていうのは突き詰めれば「脳が行っていること」ですからね。

回答No.1

これが事実なら恐ろしいでしょうね。 でも、疑問点は一杯ですよ。 まず、麻薬の場合は、快感による中毒ではなく、切れた時の禁断症状に耐えられなくてはまっていきます。 一般的に、人間は快感よりも苦痛を逃れる方が欲求が強いとも言われていますので、麻薬や覚せい剤以上の依存効果があるとは思えません。 また、あくまで感覚的なものですから、記憶操作とは違うはずです。 なので、完全にコントロールできるとも思えません。 めちゃめちゃ好きな人のためなら、どんなことでも出来ますか?

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