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投機が企業や市場全体の混乱をもたらす理由とは

投機が企業や市場全体の混乱をもたらす理由とは 現在、投機について学習しているのですが、持っている教材を読んでも、当然理解していることとして進んでおり、よく分かりません。 もしかしたら的外れなのかも分かりませんが以下の2点について教えていただけるとありがたいです。 (1)投機によって企業が潰れるのはなぜでしょうか。  投機であろうが、最初に株式を発行した時点で企業自体には当初の株価で金銭を得ているので、以降の株価の上下が企業に影響を与えるというのがよくわかりません。  株価の上下によってどのような影響があり、いずれ倒産にまで陥るのかという流れを教えていただきたいです。   (2)投機によって市場が混乱するのはなぜでしょうか。   株式は企業とは関連があるために、まだ企業自体に何らかの影響があるということは分からなくはありませんが(流れはつかめないので(1)で教えていただきたいのですが)、それにより市場にまで影響を及ぼし、金融危機などを引き起こすというのは、どのような流れで引き起こされるのでしょうか。 お手数ではありますが、よろしくお願いします。

みんなの回答

  • DDRSDRAM
  • ベストアンサー率36% (115/314)
回答No.2

(1)倒産と言うのは基本的に金融機関が決済用の資金の融資を止めて銀行取引停止になって起こります。  株式は全てが市場に出ているわけではなく、創業者や金融機関もその一部を保有しています。通常、公式あるいは非公式に株を担保にして資金を融資することはよくあります。株価が下がってしまうと担保価値が落ちて資金が借りられなくなって倒産と言うのはあると思います。 (2)年金や生保などの機関投資家も運用の関係で株式を保有しています。彼らは市場が暴落するとその価値が下がり評価損が出て捨て値で売り払っても支払いが足りなくなります。あとは金融機関同士で玉突式に支払い不能(デフォルト)になって金融危機ということでしょう。

  • trajaa
  • ベストアンサー率22% (2662/11921)
回答No.1

(1) 株価は、企業の資産価値の意味もあるし、企業の信用度の意味もある。 例えばA社の株価総額が1億円でB社が100億円の時、金融機関は10億円の融資をする場合、どちらを優先をするだろうか? また、貸し出し条件は同じだろうか? また株価が高レベルにあれば、新株発行という様な方法で更なる資金調達も可能だが、株価が低迷している企業の新株は誰も手を出さず。そちらからの資金調達も困難。 当然単純な時価総額だけが企業価値を決める訳ではないけど、無視できる数字ではない。 とすれば、A社にはB社以上に資金調達や金利負担にハードルがある。 とすれば、市場の変化に対応する設備投資ができなかったり、商品の販売価格に差が出たり、商品開発が進まなかったり。 そう言った中で効果的な対応が出来なければ、A社はマイナス要因の連鎖によって淘汰される可能性が出てくる。 ※この辺は、投機資金による株価変動とは直接結びつかないかもしれないが、株価の高低に一喜一憂する理由にはなるのではないか? (2) 例えば、日航の様な巨大な企業の場合、金融機関からは数百億、数千億レベルの融資や投資が行われています。 そう言った取引先企業への市場での評価がガタ減りすれば、まず所有している株式の評価額が激減、更にその企業が会社更生法や民事再生法の適用になれば、融資残高のかなりの額、下手したら全額を放棄することだってあるかもしれない。 如何に世界有数の金融機関とは言え、無尽蔵に金があるわけでも無し、無傷で済まない可能性もある。 アメリカでの例、その前の日本の例でも、金融機関が危ないのでは無いか?という不安心理が実態として 当面大丈夫と思われた金融機関を破綻に追い込んだ例もある。 必ずしも投機資金による影響だけとも言えないので、質問の趣旨に添っているか微妙だが。

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