小学校英語教師の資格を取得したいと考えているのですが英会話学校で受講

質問

小学校英語教師の資格を取得したいと考えているのですが英会話学校で受講

　小学校英語教師の資格を取得したいと考えているのですが英会話学校で受講する場合、比較的低予算で取得できる場所をしっていたら教えてください。
　あと、もし、この資格をお持ちの方がいらっしゃいましたら、メリットや有効性はどのようなものか教えてください。宜しくお願いします。

回答No.2

hukuponlog · ベストアンサー

#1です。冷静なご判断をされて良かったです。一民間企業が勝手に作った「資格」で小学校の教壇に立てるなら、誰が苦労して大学で教員免許を取り、難関の採用試験に挑みますか?　そんなことはあり得ない話なのです。もちろんそんな「資格」で採用試験を受けることもできません。

>実際のところはお金をセーブするために担任の先生が英語の授業を行う学校が多いのでしょうか？

そういうことではありません。質問の趣旨とは外れますが、補足をします。小学校の外国語活動の時間（いわゆる英語の時間）は小学校の正規の授業ですから、他の教科同様、そもそも担任が行うというのが本来の在り方なのです。

ただ、新しく導入された授業ですし、小学校の先生は英語を教える前提で採用されておりませんから人によって知識量も格差が大きいですし、文化的な理解も十分ではありません。

そこで、言葉を教えるというよりも、発音、歌や挨拶も含めた広い意味での文化を教えるために、補助としてALTを付けましょうというのが制度の趣旨です。ですから、年間35時間（週一回だと年間で35時間の授業になります）全てにALTを導入する必要は無いのです。

もちろん予算的な制約があるのも事実ですが、制度の趣旨からして「担任がやるべき」というのが主な理由です。これは文科省がそのように言っています。

お礼

貴重なお話をしていただき、とても嬉しかったです。ありがとうございました。近年、英会語斡旋業者や英語塾が多すぎて潰れているのが現状だというのにお金を支払うだけで取れる資格に目がくらむところでした。同じお金を払うならそれなら、パソコンのスキルを身に付けた方が全然いいと思いました。

回答No.1

hukuponlog

教員養成系大学の教員です。止めた方が良いです。全く役に立たない資格（というのも馬鹿らしい）です。

理由ですが、英語に限らず小学校で単独で授業をすることができる資格というのは、都道府県教育委員会が付与した小学校の教員免許だけです。「小学校英語教師の資格」というのは、その英会話学校が勝手に作ったもので、何ら公的なものではありません。

小学校の外国語活動の時間に、ALTを呼ぶことは確かにありますが、ALTはその名の通りアシスタント・ランゲージ・ティーチャーで、授業には教諭の同席が必要です。これは法律でそのように決まっています。逆に、教諭同席で授業に加わるのなら、逆に何の資格も必要がないのです。これは、総合の時間に地域のおじいさんがコマ回しや竹とんぼ作りを教えるのと全く同じ事だからです。

さて、仮にあなたが「小学校英語教師の資格」を取ったとしましょう。それで就職（またはアルバイト）ができると思ったら大間違い。断言しても良いですが、絶対にできません。人を雇う金は学校ではなく市町村教育委員会が握っていますが、現在外国人（ネイティブ）のALTを各学校に数回派遣するくらいの人件費で精一杯です。それ以上人を雇う金はどこにもありません。

仮に金があったなら、ネイティブを派遣する回数を増やすでしょう。だって、指導者はそのクラスの担任（日本人）というのが原則なのですから、わざわざ金を払ってもう一人の日本人を雇う必要なんてありません。

ボランティアならもちろん口はあるでしょう。ただし、その場合は資格なんて全く不要です。資格よりもきちんと話せること・指導能力があることが大切です。学校の教員は誰もそんな資格の有無を判断材料にしません。

つまり、メリットも有効性も全くないということです。広告を熟読してみて下さい。小さく「この資格を取ったからといって、小学校で教えられるということではない」という趣旨のエクスキューズが書いてあるはずです。

お礼

丁寧なご説明ありがとうございました。

補足

ありがとうございます。考え直すいいきっかけになりました。確かに金を払えば手にできそうな資格なのでちょっと怪しい臭いがしておりました。来年から小学校で英語が必修になることに伴い、英会話塾が小学校で英語を教えられる人員が足らなくなるとうたっていたのでから取ろうと検討していたのですが、実際のところはお金をセーブするために担任の先生が英語の授業を行う学校が多いのでしょうか？