アヘン戦争では、貿易の自由を主張して開戦しましたが、これって自由貿易っ

質問

アヘン戦争では、貿易の自由を主張して開戦しましたが、これって自由貿易って言えるんですかね？
教えて下さい。

回答No.4

469437 · ベストアンサー

禁制品を輸出するのを自由貿易とは言わないと思います。

阿片戦争の経緯は↓の動画で

清国としては、朝貢してくる外国に、褒美を下賜しているのであって、
貿易をしているという意識はありませんでした。
（当時の清国には、対等な立場の外国が存在するという概念はありません。）
清国からすれば、イギリスが紅茶中毒になったのは自業自得で、
清国としては、茶葉が欲しいなら売るけど、清国がそれで何か義務を負う必要はなく、
イギリスが自由貿易を主張するのは勝手ですが、
それによる利益を捨ててでも、拒否するのも主権国家の自由ということです。
とどのつまり、内需だけで経済回っているので、別にそこまでする必要はない。
ということでした。

それでは困るイギリスが、阿片を持ち込んだのが、アヘン戦争のはじまりです。
しかしあの時代でも、一方的な都合で戦争を仕掛けては、国民は納得しません。
開戦派は、その為に自由貿易という言い訳を使ったに過ぎません。
正義のない戦争では、兵士の士気にも関わりますし、
他国に非難する隙を与えると、外交にも影響します。

お礼

分かりやすい動画有難う御座います！！

回答No.5

sudacyu

イギリスが貿易の自由を主張して開戦したというのは初耳です。麻薬密輸の対象であるアヘンに対して、『自由貿易』という論理展開は、無理と思われます。

　戦争を仕掛けて、開国・自由貿易を狙ったとは言えますが、それは裏の理由であって、開戦理由として「貿易の自由」を議会で主張したというのは、政治的に無理があります。

　　議会での表向きの理由は、「イギリス国旗が侮辱された」ということで、イギリスの名誉を守るためという「美名」が掲げられ、「儲けるために」という理由は、あまり表には出ていません。
　イギリス国旗が侮辱されたといっても、中国の清朝が、イギリス商社によるアヘンの密輸取り締まりを行ったときのどさくさで、イギリス国旗が踏まれたとかいうような理由だったような・・・。

　No1の方の回答のように、その侮辱に対して開戦すべきかどうか、イギリス国会でも大論戦となり、反対派は『あまりにも理の通らない開戦で、歴史にイギリスの恥を刻むことになる』ということを述べましたが、僅差で開戦派の主張が通りました。

回答No.3

isa-98

大英帝国は、自由貿易こそが自国を裕福にすると言う思想を持っていました。
また、国営でない、民間企業の自由を約束しました。

品質の良い綿布、最高水準の軍艦、鉄道。

インドは第二次産業が有る程度発展していましたが、
産業革命の結果、殆どの工業が衰退してしまいました。

中国は輸出はしますが重工業製品を輸入しませんでした。
国産綿布や絹で十分だったのです。

数億人と言うマーケットです。

輸出量の数値が出れば明らかにおかしいと考えます。
その十倍、いえ、１００倍の利益は当然のはずです。

ちゃんと国家は清に富国強兵させてんかよ！！　つ＾＿＾）つ
ちゃんと近代化の指導させてんのかよ。あ？

と、税金主の商人に詰め寄られます。

香辛料の大暴落。
第一産業だけとなったインド。

ここから貿易赤字を解消する商品を売りつけねばなりません。
このままでは膨大な貿易赤字が累計してしまいます。

苦肉の策がアヘンでした。

かんけーねよ。

どーせ機関車もねー。鉄の軍艦もねー。
馬鹿な部族なんだからよ。

「自由」にやっちまおうぜ。

日清戦争ではこの定遠を撃沈出来る軍艦は日本は保有していませんでした。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%9A%E9%81%A0_(%E6%88%A6%E8%89%A6)

高速で巡洋艦でもって大量に砲弾を浴びせ、戦闘不能になら出来る。
を決行しました。

しかし何と！
これドイツ製なのです。＾＾；

回答No.2

tanuki4u

貿易の自由を輸出する側の立場で言えば

「どんなものでも、どんな価格でも輸出できること」
前半部は、阿片だろうとなんだろうと、モノは構わない、後半は輸入側が関税を設定して価格を管理することが出来ないようにするということです。

これが、19世紀的な自由貿易です。

回答No.1

alchemisty

いえません、少なくともいまの基準では絶対無理です。
議会においても「恥さらしな戦争」ということで、僅差で可決だったと記憶しています。
　たしかに歴史に残る恥さらしな戦争だと思います。