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日本における一人称・二人称の種別が網羅された図書・文献をご存じありませ

日本における一人称・二人称の種別が網羅された図書・文献をご存じありませんか? 目を留めていただきありがとうございます。 この度大学の演習科目において、人工(架空)言語と一般言語との比較を主題とした簡単な発表を行うことになりました。 故にその準備の一環として、現在各種言語の人称名詞を収集、整理しております。 然しながら日本語においては人称名詞が(特にこの二種においては)非常に豊富であるため、中々全体像を網羅した文献に出会えておりません。 (入学以来初めての発表ですので、私自身の探し方が悪いと言われればそれまでですが…) そこで質問させていただきたいのですが、 上記に述べさせていただいたように、日本語における(文献の扱う内容は日本語に限定されていなくとも構いません)人称名詞、特に一人称・二人称の種類をなるべく詳しく記載した文献をどなたかご存知無いでしょうか?和書でなくても構いません。 説明がわかりにくくて申し訳ないのですが、例えば、 [一人称]私、僕、俺、自分、小生、拙者、…といったようにまとめて表記されているものであればなお嬉しいです。 無理を言って申し訳ないですが、よろしくお願いいたします。 ※まとめられているものとして稀にWikipedia等を提示して下さる方がいらっしゃいますが、 今回は紙の文献に限って探しています。考慮いただければ幸いです。

みんなの回答

  • M_Sato
  • ベストアンサー率54% (550/1003)
回答No.2

人称の文献ではありませんが、類語辞典にはけっこう載っています。わたしの持っている『類語大辞典』(講談社)の「わたし・あなた」の項目には 「わたし」の項   18語 「わたしたち」の項  8語 「自分」の項     9語 「あなた」の項   22語 「あなたがた」の項  7語 が載っています。それぞれ数行の説明がついています。(pp.1480-1481) また『似た言葉使い分け辞典』(創拓社)には「あなた」で11語、「わたし」で11語の用例と解説が載っています。こちらの本は日本アマゾンの「なか見!検索」で目次が見られるので、具体的な語を参照できます。 またおもしろい視点から日本語をとらえた金水敏『ヴァーチャル日本語 役割語の謎』(岩波書店)では、日常会話では使われないにもかかわらず、小説・マンガなどフィクションの世界ではあたりまえのように使われる「役割語」について論じています。たとえばお茶の水博士のせりふ「わしはアトムの親がわりになっとるわい!」を例に挙げて、これはマンガの中の「博士」がいかにもしゃべりそうな言葉づかいとして使われているとしてます。確かに、現実の博士が「わしは~わい」なんて言いませんよね。 興味深い本なので参考までに挙げました。

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.1

「そもそも日本語には純粋な『代名詞』というのは存在せず, 場面に応じた『名詞』を使っている」という考え方もあったような気がするんですが, その辺はどう考えればいいんでしょうか? 例えば, 「自分」は一人称としても二人称としても使われる可能性がありますよね.

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