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宇宙での放熱について

宇宙での放熱について 宇宙は真空なので魔法瓶同様に断熱性がすばらしいと思うのですが、アポロ13の映画では寒い寒いと言ってます。 また近未来の宇宙用小型原子炉の模型には、放熱パネルが太陽光パネルのように広く展開されていました。 熱の伝達と真空中のそれについてわかりやすく説明願えませんか?

noname#116136
noname#116136
  • 化学
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質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Willyt
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回答No.2

真空は伝導熱を伝えないだけで、輻射熱に対しては全く無防備です。熱が赤外線になって逃げて行くのは全く阻止できません。

noname#116136
質問者

お礼

赤外線ですね。FLIR という機器で聞き及んだ事があります。 盲点でした。大変勉強になりました。

その他の回答 (2)

  • aokii
  • ベストアンサー率23% (5210/22062)
回答No.3

太陽の光が当たっていない宇宙空間は、-270度くらいです。 温度と言うのは、物質の振動ですから、ほぼ真空の宇宙空間の温度は非常に低いのです。 熱の伝達ということでは、真空の宇宙空間での放熱は、放射冷却です。 真空なので魔法瓶に断熱性があるというのは、空気の対流防止による断熱性があるからであって、放射冷却は真空でも在ります。 また、ガラスの魔法瓶では、熱が反射して中へ戻ってくるように、内側が鏡になっていてピカピカしています。これは、放射熱(輻射熱)を抑止するためのものです。 魔法瓶では、放射冷却を鏡で抑止していますが、真空にすることでは放射冷却を抑止することはできません。 アポロ13も放射冷却を鏡で抑止したら暖かいでしょう。

noname#116136
質問者

お礼

なるほど大変わかりやすいです。ヒーターでも反射板は鏡面仕上げになってますが、そういう目的があるのですね。 よくわかりました!ありがとうございます!

noname#160321
noname#160321
回答No.1

伝熱は放射(輻射)のみです。 贅沢しようとすれば金属原子を蒸発させるといった方法もありますがまずムリです。 ですので輻射面積を大きくすれば即伝熱効果が向上します。 輻射板を太陽に垂直に向ければ加熱されますし、太陽光と平行にすれば放熱だけ≡冷却になります。 なお、火星軌道面まで行ってしまうと、この度の帆掛け船型推進機構の様な巨大な物を太陽に向けないと暖まりませんので、原子炉(自発核分裂だけでよい)の出番になります。

noname#116136
質問者

お礼

よくわかりました。ありがとうございます。 輻射も面積次第で大きくなるもんなんですね。

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