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経験の最高原則について黒崎先生の自身の入門書における解説は懇切丁寧で非

hakobuluの回答

  • hakobulu
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回答No.1

今回ご質問に掲げられた内容は、過日の私の質問に対する回答者の方の投稿内容(下記の#2さん)と一致しますので、僭越ながら多少補足しておくほうが良いと思います。 http://okwave.jp/qa/q5916045.html 過日の拙質問文をお読みいただければご理解いただけますが、回答者の方の投稿内容は、 A の形式=ものが存在するための形式。 B の形式=私たちの直観の形式。 をそれぞれ指しています。 つまり、回答者の方の投稿内容は、正確には以下のとおりです。 『黒崎氏は、空間・時間は【ものが存在するための形式】ではなく【私たちの直観の形式】である、と表現していますが、 これはやや大上段な先回りした論理構成になっていると思います。 空間・時間は形式であるということ。そして、【私たちの直観の形式】であること。 ここに、「【私たちの直観の形式】であること」と比較対象的かどうかが吟味されていないので 並べても説得力が増すかどうかわからない「【ものが存在するための形式】であること」を挟み込んで否定しています。 【私たちの直観の形式】であることと【ものが存在するための形式】であることが、取り違えられやすいと考えたのかもしれませんが、 少し乱暴な、不親切な書き飛ばしの印象を受けました。』 「大上段な先回りした論理構成になっている」というのは、私が超初心者であることを慮っていただいた結果の表現であって、ご本人が黒崎氏の意図を理解していないということではありません。 『【ものが存在するための形式】ではないと仮定して、なぜ、そこから【私たちの直観の形式】であるという命題が(黒崎氏によって)導出され、論じられているのだろうか』 と素人である私は疑問に思うだろう、とこの回答者さんは推察してくれたわけです。 直接的な答えとしては、 「空間・時間は、それそのもので何かであるものとして私達に汲み取られたり材料化されたりするものではないんだ、むしろ何ものかである直観へあたえられている構造・枠組み・手続きプロセス上の体裁なんだ、つまり形式なのだが、ものが存在するための形式じゃないよ、何ものかである直観の形式なのだ、という意味でしょう。」 に始まる懇切丁寧なご説明が以下に続いていますが、 その答えに入る前に、 『質問者であるあなた(=hakobulu)が理解し辛いとしても、「やや大上段な先回りした論理構成」になっているのだから、そう悲観しなくてよろしい』と慰めて(励まして)くれている箇所だろうと思われます。 『【私たちの直観の形式】であることと【ものが存在するための形式】であることが、取り違えられやすいと考えたのかもしれませんが』 という箇所も、(回答者のみなさんのお陰で今は幾分身近に感じられるようになった)「物自体」と「現象」の区別もまだおぼつかない初心者に対する優しい心配りです。 ついでですので、件の回答者さんの解説で、私が一番感銘を受けた箇所を抜粋しておきます。 『注意すべき点として、ものの変化と観測は現実に別個の事象として成り立っているのではないかという疑問が浮かびますが、再現性に期待して予測している主観にとって、ものが存在していることの形式またその方法様式は、シミュレート的に外在するものとして仮置きされていると言えます。』 専門家の方からの回答を望んでいらっしゃるのに、ど素人の投稿で申し訳ありませんでしたが、ご参考まで。   

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