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ピカソ100億

ピカソ100億 現在ピカソは非常に高価な絵という位置づけですが、 200年後にこの価値はあると思いますか? ピカソの絵は生前から高値を付け死後遺族により相続をめぐる泥沼になりましたが そもそもなんでこんなに高いのか? 今回の100億の絵も5~6時間で書き上げたものだと思いますが。 絵画史的に同じスペイン画家でもベラスケスやゴヤの方が偉大ですし後世(現代)への影響もピカソの影響は大きくないと思います。 第二次大戦で前衛芸術が厳しい時代にドイツで製作を続けたということが評価となったのでしょうか? それともただの投機目的でしょうか?

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  • nama777
  • ベストアンサー率26% (183/699)
回答No.3

ピカソは、凄いです。ふつうの写実的な絵画を子供の頃にきわめ尽くしたあと、独自の世界に入りました。後世に与えた影響も莫大です。キュビズム出現のインパクトは遠近法や印象画と同じくらいじゃないでしょうか。個人的には、上野の美術館でピカソの生の絵を見てぞくっとしたことを覚えてます。 ただ、質問者さんの仰ることもよくわかります。昨日のあの絵は、正直よくわからんかった。凡庸というか、ピカソらしいぎらっとした所がまるでないというか・・・ 1日で書いたと聞いて、そうだろうなと思いました。 100億という値に関しては、美術品の値は絵的な良し悪しと関係ないというのはよく言わるれることです。有名作家のものであれば高くなりますし、希少性でも大きく変わります。あと100億出した人(か企業)は、別にあの絵を好きで買ったわけではないでしょう。よく言われるのは税金対策です。年間100億もかせぐとほとんど税金で持ってかれるので、会社の応接室に飾る絵とかを買ってみかけの利益をゼロにする。さらに応接室には贋作を置いておいて、本物は闇で安く売ってしまうと、たとえ買値の3割くらいでしか売れなくても、それは無税の裏金として自由に使える・・・とはよく聞く話です。高額の美術品売買にはそのような裏があると覚えておきましょう。

bataine
質問者

お礼

ありがとうございました。 ピカソの影響についてですが当方美術に少しばかり興味があるので美術のテレビ番組などはよく見ていた方なんですが、 ピカソから影響受けた大きな美術の流れは無いのでは考えています。 キュビズムも同じ作風はブラックなど少数ですしそこから新しい美術が生まれたわけでもありません。 ピカソ自身新古典主義とかいって元にもどってしまいます。 ピカソの業績といえばアフリカ美術の再発見くらいしか思いつきません。 デッサン力はありますが古典主義のアングルのような超絶技巧があるわけでもありません。 ただ美術のテーマを拡げていった点は評価したいですが100億という金額がそれに相応しいか疑問があります。 節税で美術品購入というのは逆に夢が無い話になりますね。

その他の回答 (2)

  • kumap2010
  • ベストアンサー率27% (897/3218)
回答No.2

200年後もさほど変わらないと思います。 ピカソの絵が高いのではなく、「ピカソのごく一部の絵」が超高額というだけですよね。 10万枚以上描いたと言われているうちのほんの数十点の話です。 ピカソ美術館にある数千枚の絵にすべて億の値段がつくかと言えばそうはならないでしょう。 絵画以外の芸術でも同様のことが言えると思います。 例えばモーツァルトでもすべての曲が高評価されているわけではありません。 80分弱の曲が700作品ほど残していて、大きな評価を受けているのはそのうちの数十曲の中の数分だけ。 ただ、音楽の場合は音楽そのものがメインなので、絵のようにメインが一点物にはならないので価値はだいぶ落ちますけどね。 10万も作品があれば、その中に世界一の作品があってもおかしくはないということです。

bataine
質問者

お礼

ありがとうございました。 億がつくのはごく一部ですか。 それは安心しました。 ピカソの絵は見たときはそれなりユニークだし面白いですが別に無くても心が貧しくなるわけでないしこの世に無くても別に困らないという性格のものだと私は考えます。 それに対してバッハやベートーヴェンは無ければこの世は貧しいと思います。 人類史の中でピカソなんて屁でも無いと私は一人考えてますがなぜか以上に値段が高いです。

  • W-164
  • ベストアンサー率29% (393/1315)
回答No.1

 投機目的といえば投機目的でしょうね。  美術品とか、骨董品とかという類の物は、本物は世界中にただ一つしかないわけですから、 「100億出しても欲しい」という人がいれば、その価値があると言うことでしょう。  欲しいという人が複数いて、競り合いになればどんどん値段が上がっていく  制作にどれほど手間暇かけたとか、原材料にどれほどコストが掛かっているかなどと言うことは関係ないと思います。  ですから、200年後と言わず、数年後でも、「100億出してでもそれが欲しい」という人がいなくなれば、価値が下がってしまうかもしれませんが  美術品に全く興味がないような私でも知っている「ピカソ」ですから、余程のことがない限り急に極端に価値が下がることはないだろうと

bataine
質問者

お礼

ありがとうございました。 私個人的にピカソを評価してますが100億なんて金額は理解できないです。 1日1万でも命がけで働いてる人が世界中にたくさんいると思いますが、 ただの絵に100億というのは投機以外に私は考えられません。 金持ちは腐るほど金があるけど貧乏人は体しかない空しい世界ですね。

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