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先日コンサートでモーツァルトのフルート四重奏をききました。そこで初めて

jupitanの回答

  • jupitan
  • ベストアンサー率36% (227/616)
回答No.1

木管楽器やピストン金管楽器も当然平均律で作られていて、実用上の共鳴に幅というものがあるので、微妙な音程は口のしめ具合で多少変えることが出来る故、純正律での演奏が可能であるということです。バイオリンなど弦楽器も完全に純正律楽器です。 尚、特に木管楽器の中ではオーボエ、ファゴット、クラリネットなどが弦楽器とよく合います。 残念ながらフルートの音色は弦楽器とはあまり合いません。ちなみに、モーツァルトはフルートがあまり好きではなかったそうです・・・けれど、2曲のフルート協奏曲、フルートとハープのための協奏曲、フルート四重奏曲など素晴らしい傑作があるのはやはり天才の証といえます。 オーケストラは言い換えれば巨大な純正律楽器だとも。 そして、それは各時代の偉大な作曲家の創る音楽によってそれこそ様々な表現が出来るようになったのです。 例えば、完全五度やオクターヴといった完全協和音のみが美しいとされてきたグレゴリア教会音楽、初期バロックあたりの音楽は確かに音の響きはきれいでも何となく無味乾燥的で、人間的なものや精神性、感情、色彩、迫力等の表現に欠けます。そのうち、三度や六度といった不完全な協和音が楽曲に多く導入され、音楽は格段に豊かな表現が出来るようになりました。 また、ピアノなどの平均律楽器と協奏した際、それこそ根本的な微妙なズレ?が音楽をさらに活き活きと味わい深く華やかにするのでしょう。単に理論や理屈ではない音楽の不思議さというか「力」を感じます・・・

x1paz
質問者

お礼

ご返答ありがとうございます。 <微妙なズレ?が音楽をさらに活き活きと味わい深く華やかにする> なるほど、そう考えればいいのですね。 私は弦楽四重奏がいちばん気持ちよく聴けます。その中に平均律のピアノなどが混じるとだんだん落ち着かなくなってきます。<微妙なズレ>の面白さをもう一度感じるように努めてみます。

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