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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:粘性流体が及ぼす摩擦応力の向き)
粘性流体が及ぼす摩擦応力の向き
このQ&Aのポイント
- 流体が壁に及ぼすせん断応力は、流れと逆方向に働くことがある
- せん断応力の計算式によると、上側の壁では負の向きとなる
- 上側の壁でのせん断応力が負の向きになる理由は、板の上側で計算されているため
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u:x方向の流速 u(y)= α(y^2-Hy)/2μ α = dp/dx ですから、これをτ=μ(du/dy)に代入して計算すると τ=[α(2y-H)]/2 y=H の時 τ= αH/2 y=0 の時 τ=-αH/2 u(y)はy = H/2 で最大速度を持つ上下に対称な2次曲線ですから、 上側も下側もX軸正の方向にせん断応力が働きそうなのに, あれあれですね。 今流れ y = H/2 の中に平行して走る2枚の流れの層L1(下),L2(上) を考えてみます。 L1とL2が流れの中心線の下側に有る時は、 L2はL1より早く流れています。 つまり、L2はL1を引きずっています。 L1とL2が流れの中心線の上側に有る時は、 L2はL1より遅く流れています。 つまり、L2はL1に引きずられています。 L2~L1 = Δy = dy ですから、 「引きずっている」と「引きずられている」の違いが符号の 反転で表されていると見ることができます (y = 0 からスタートした時の)。 u(y) がy = H/2 を境に増加から減少に転じている為と 見ることもできます。