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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:モールの応力円について教えてください。)
モールの応力円とは?
このQ&Aのポイント
- モールの応力円は、応力状態を円上に表現する方法です。
- 応力円の式を使うと、垂直応力と剪断応力の関係がわかります。
- モールの応力円の式で定まっている2θは、応力の角度を示しています。
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2θになるのは、「モールの応力円の式を導くための垂直応力と剪断応力の2式」に、2θが含まれるからです。 図がちょっとわかりにくいですけど、両式は水平面からθ傾いた面における直応力σ(θ)とせん断応力τ(θ)を、水平方向と垂直方向の直応力σx,σyおよびτxyで与える式です。 σ(θ)を「θで微分して0とおく」のは、直応力が最大/最小になる面の方向を知りたいからです。なので「垂直応力の式にσ=σx代入してθで微分してみたら、」というところがちょっとわからなかったのですが、普通はσ=σx代入せず、そのまま「θで微分して0とおきます」。結果は、 tan2θ=2τxy/(σx-σy) (1) になるはずです。 同様に、せん断応力の最大/最小方向を知りたいので、τ(θ)をそのままθで微分して0とおきます。 tan2θ=-(σx-σy)/τxy/2 (2) になるはずです。 誤解してると思うのですが、(1)のθは直応力が最大/最小になる方向を表し、(2)のθはせん断応力が最大/最小になる方向を表すので、じつはこの2つのθは別物です。だから本来、(1),(2)は、 tan2α=2τxy/(σx-σy) (1') tan2β=-(σx-σy)/τxy/2 (2') とでも書くべきなんですよね。 2αと2βのtanが互いに逆数になるという事は、2αと2βの差が90°で、αとβの差、すなわち主応力面(最大/最小直応力面)と最大/最小せん断応力面の角度差が45°という事を表します。