普天間問題って？

質問

普天間問題って？

時事に疎く、理解できていません…。

現政権は、なぜ5月末までの決着にこだわっているのでしょうか？5月末を経過しても解決できなかったら、何が問題なのでしょうか？背景がよくわかりません…。

また、マスコミはなぜあれだけ頻繁に報道しているのでしょうか？そんなに関心が集まる問題なのでしょうか？もちろん、沖縄県民や徳之島島民の関心が高まるのは、わかりますが…。その他の国民にとっては、さして、影響無いような気がするのですが…。

回答No.1

fedotov · ベストアンサー

こだわっていません。
鳩山首相は、その場しのぎで５月末と言っただけで、
決められなければどう責任を取るのかは言いません。

2010年３月５日、
佐藤正久参院議員（髭の隊長）の参院予算委員会での、
普天間基設期限を５月末とした理由についての質問に、
「１２月の時点でせいぜい半年だな、と思った」
と鳩山首相は回答しています。
http://east.tegelog.jp/index.php?blogid=24&archive=2010-3-5

昨年、「年内に決める」と言っていたのを、
１２月１５日に「決めない事に決めた」。
引き伸ばせるのは半年とみて５月と言っただけ。
それも５月から５月末にずらしています。

３月中にまとめると言っていた政府案も、３月２９日には
「いつまでに全部やんなきゃいけないという話ではなない。
今月中じゃなきゃならないということは法的に決まっている
わけじゃない」

日本が移転して下さいとお願いしているだけであって、
アメリカは現在地のままが一番。日本が移転先を
決めなければ、そのままいられるので別に困りません。
沖縄にとっては今のままが最悪の結果なのですが、
それこそ、法律で５月末と決まっている訳でもない。

問題になっているのは、アメリカ大統領に「トラスト・ミー」
と言った、日本国の首相の言葉の重み、信用です。

お礼

解説ありがとうございます。総理は、自分で自分の首を絞めていたのですね…。それにしても、髭隊長のブログを読んで鳩山総理にはガッカリしました…。つまり、口先だけじゃないですか…。

回答No.4

oska

＞現政権は、なぜ5月末までの決着にこだわっているのでしょうか？

何ら根拠がある理由でなく、単純に「半年あれば、解決できるだろう」と安易なポッポッポー首相の考えから５月になったのです。
「首相の発言は、水素より軽い！」と国際社会・国民が認識しているのですが、ポッポッポー首相は「私の発言は、重い！」と世間とは反対の認識なのです。
地球上には、水素（Ｈ）より軽い物質はありません。首相には、既に逃げ道が無いのです。

＞マスコミはなぜあれだけ頻繁に報道しているのでしょうか？

政権・政策を批判する事が、マスコミの使命でもあります。
政権の政策を賞賛する報道機関は、中国・旧ソ連・北朝鮮など報道の自由が無い独裁国家だけです。
この問題は、日米同盟という重要な外交問題なのです。
また、水素より軽い一国の総理大臣の発言を憂慮しているのです。
先のアメリカでの国際会議でも、アメリカ大統領・報道機関から無視されましたよね。
（自国の国益よりも中国・韓国の国益を優先する政策が多いですし・・・）
「日米安保は重要だが、米軍が日本に常駐する必要はない！」というのが、ポッポッポー首相の基本的な考えです。
インタビューでは「政権担当時には、この考えは放棄する」と述べています。
「民主党は、中国日本人自治区を目指している」というブラックジョークもあります。

＞その他の国民にとっては、さして、影響無いような気がするのですが…。

実際に米軍基地がなければ、影響はないでしよう。
ただ、中国政府・軍の活動を無視しては駄目です。
中国共産党政治要綱には「清国最大の領土を回復する」という項目があります。
チベット・東トルキスタン（新疆ウイグル自治区）・朝鮮半島・台湾だけでなく、沖縄本島を含む琉球列島も対象です。
琉球王国は、明治の琉球処分まで「清国に朝貢」していた事実を元に、中国政府は「属国だった琉球を、日本が奪った」と認識しています。
朝鮮半島も、日清戦争で「日本が朝鮮国を独立させた」と認識しています。
（下関条約第一条。清国は、朝鮮の独立を承認する）
「戦争ごっこ」の経験しかない自衛隊では、中国軍には対応出来ません。

お礼

たしかに、総理の言葉の軽さは尋常じゃないですね…。他の方の回答も読むと納得です。この問題は、一部地域(沖縄・鹿児島)の問題ではなく、日本の国防問題なのですね。それにしても中国は評判が悪すぎますね。回答ありがとうございます。

回答No.3

２０１１年 ２月変更（@wwbc）

以下、正式な表立った解説ではなく、政界の裏を勝手に憶測する…とでもいう回答です。そのつもりでお読みください。

５月までに決着と言ったのは鳩山本人であり、質問者さんの言われる通り、なんで５月に期限を切らなければならないのか、表向きは不明ですわね。

５月期限公約を鳩山が持ち出したのは、去年の暮れから今年の冒頭の辺りの時期でしたが、その頃に民主党幹事長の小沢周辺では次期首相は誰か？との騒動が裏側で起こっていた。
鳩山首相も脱税・政治資金問題で騒ぎの中心人物となっていた。

私は民主党上層部で参議院選挙直前のタイミングでの鳩山首相辞任がその時期に取り決められたのだと考えています。（あくまでも私個人の 読み です）
この５月辞任決定の時期が去年の暮れ。
首相交代すれば、通例はお祝儀で支持率が急上昇します。たとえどんな人が首相になっても。参院選では民主党は有利になります。
また、当時の情勢から次期首相は菅に内定したと推測されます。（参院選直前時期の辞任だから、内輪の党首選挙で済ませ、事実上小沢采配で次期民主党代表は決まる）
また、この辞任計画は民主党上層部のごく一部だけで独断的に内密利に行われた。

鳩山の５月辞任が決定されたので、鳩山は普天間問題の解決期限を５月に切って、普天間問題に着手できた。首と引き換えの問題着手です。
当時（つまり去年の暮れ頃）は、普天間問題なんてこんなに騒ぎじゃなかった。ところがそれ以後、騒ぎが加速度的に深化していった。鳩山が暴れて。

影の国家主席たる小沢幹事長が普天間問題に一切手出しもせず、鳩山に注文もビタ一文付けないのは、鳩山が首と引き換えで普天間に着手しているから。初めから鳩山の勝手にする取り決め。
こういう事情で鳩山は勝手に暴走できる体制になった。

私は以上の説を本年冒頭時期に何度か陳述してみたのですが、面白いことにその直後から鳩山の５月辞任説が日本中を駆け巡りましてww

さて…
普天間問題の正常な解決がほぼ不可能視されている今日この頃、鳩山辞任が本当に実現するのか？
ここに来て次期首相に内定していた菅もタジタジとなりつつある。迷惑なんです！　こんな状況で次の首相になるのは。下手をすれば政治生命を無くしかねません。
菅もお世辞か本心か分かりませんが、鳩山首相でずっと行くべきだ… と。言っちゃってますし。
恐らく菅はこんな状況で首相を率先して引き受けないでしょう。
小沢も嫌がる菅を無理に民主党代表に据える訳にも行かず、他の首相候補といえば岡田がいますが、岡田は必ずしも親小沢ではないし、元代表の前原も親小沢ではない。（前原は権力志向の権力服従タイプですからどのようにも料理は出来ますがね）

で、後継総理の成り手が無いため、鳩山は辞任の約束を反故に出来るようになった。
辞任すれば党内選挙が行われ、立候補者の誰かが次期首相になりますが、それだと真に鳩山の引責辞任の形態になっちゃいますので、鳩山はやりたくないでしょう。
小沢にとっても鳩山辞任の意味がありません。参院選挙間近になった今、当初の計画通りに菅にバトンを渡せれば良いが、本物の真剣勝負の党首選挙になってしまえば、党内も混乱する。

さーて、困った…と。
鳩山が辞任するなら、現況下では早ければ早いほど良い。今月中に鳩山辞任し、民主党員一同が次の代表を選挙で決める… という形態を作れば一気に盛り上げられもするが…
だけど５月までに決着… と鳩山はまだダダ捏ねてますので、どうやら５月末までは辞任させられない。
なんか逆に目が触れてしまったようでww 民主党さん。

ま、日本人にとっても鳩山が首相を継続していたほうが民主党支持は順次低下していきますんで、参院対策には絶好ですわね！！
鳩山馬鹿総理で大歓迎ですわよ！

お礼

裏事情、ありがとうございます。普天間問題の顛末が党内の権力争いに直結してるから、マスコミも取り上げているのですね。深い…。民主党議員に志や信念はないのか…。

回答No.2

argue

＞背景がよくわかりません

自治体も含めて10年以上かけてようやく決まった2国間合意(普天間の辺野古沿岸移設)を日本側が一方的な都合でブン投げた。解決する期限を鳩山総理は「5月末まで」と明言したから、これを破ったらアメリカとの約束を2回連続ですっぽかすことになります。
「普天間、５月決着あくまで目指す＝「困難承知で努力」－鳩山首相」
ttp://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2010042000846

＞影響無い

防衛・外交は国民全体の問題です。
これがご破算になったら「日本は防衛と外交の合意をまともに守らない国」という印象が多かれ少なかれついてしまいます。
外交交渉というのは結局人間がやるわけですから、見えやすい場所・見えにくい場所の両方で今後の外交などに影響が出る可能性は充分あります。
また、普天間移設はそれ単体で無く「再編実施のための日米のロードマップ」（参考URL）という大きな合意の一部で、これには沖縄県内・県外にある他の施設の返還や自衛隊の再編も含まれます。辺野古へのヘリ部隊移転を前提にした計画もある以上は普天間移設だけ後で進めればいいという問題でもないため、結局日本各地や国外にも影響が出そうですね。

参考URL：

http://www.asagumo-news.com/data/06051101B.html

お礼

なるほど。今後の外交、他の国内基地に尾を引くわけですね。ありがとうございます。