現在 民主党政権で沖縄県の普天間基地の移設問題が連日のように報道番組で

質問

現在　民主党政権で沖縄県の普天間基地の移設問題が連日のように報道番組で取り上げられていますが
移設先を探すことに無理があるのではないでしょうか　移設先なし　無条件撤去を米国政府と真剣に
交渉することは　民主党政権ではできないのでしょうか　私は現存する米軍基地をひとつぐらいなくしても　日米関係が壊れてしまうとは思えないの「ですが　教えてください

回答No.8

n-i-e

無条件撤去を目指すなら、５月末期限というのは、どう考えても無理です。

普天間問題は世界規模の米軍再編の一環ですので、世界の軍事情勢に精通した、政治家や官僚、自衛官、民間人がタッグを組んで数年がかりで揉むぐらいの勢いでないと、アメリカを動かすなど無理な話です。激変する世界情勢を睨みながらの長期戦です。自民党政権下で辺野古移設案が一旦は決まりかけましたが、地元の反対派を札束攻勢で何とか黙らせようと躍起になっているうちに政権交代が起き、その後の一連の動きから、やっぱり辺野古では無理があることが明らかになってしまいました。仕切り直しが必要ですが、民主党は下手に「脱官僚」を掲げてしまったために官僚の協力を得にくいのです。もっとも最近は官僚の力も弱まっているようですので、官僚の協力を得られれば事態を打開できるかどうかは分かりません。

それから、「現存する米軍基地を一つぐらいなくしても日米関係は壊れない」か。普通に考えれば壊れません。欧州のNATOのような多国間の軍事同盟の枠組みが東アジアにはありませんので、日米関係がマズくなったときに地域のみんなで話し合って調整する方向に持っていきにくく、米国にとっても、その他の東アジア諸国にとっても、困ったことになる危険性が大きいからです。

ただし、懸念事項はあります。米国は既にアフガニスタンとイラクで大失敗をしでかしており、挽回に躍起になっています。往々にして、目の前に戦争があると、味方以外はみんな敵に見えてしまうのが軍人という人種です。日本側が熟慮の上で行動すればいいのですが、下手につつくとヤブヘビになってしまう可能性があるのです。

回答No.7

argue

＞移設先なし　無条件撤去を米国政府と真剣に交渉することは　民主党政権ではできないのでしょうか　

できない。
現行計画は「在沖米海兵隊のグアム移転に係る協定」（参考URL）という日米間の条約に明記されたものだから。
ttp://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a171187.htm
ttp://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b171187.htm

民主党政権はこの条約を改定したり破棄したりするつもりはないようです。日本国憲法には条約を順守する義務が明記されているので、普天間(＋嘉手納より南にある米軍施設)の返還を実行するには日米が納得できる代替施設を作らないといけません。

参考URL：

http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/21/2/1188021_1092.html

回答No.6

takuya223

中国が航空母艦を建造中ですので、怖いな！

回答No.5

noname#146091

＞移設先なし　無条件撤去を米国政府と真剣に・・・・

貴方様とんでも有りませんよ。
相手は事実上の「宗主国」でしょう。
ご主人様に出て行けとは何事ですか。
いや、少しだけ冗談。

回答No.4

Lux_et_Veritas

まず一つとても重要な事を言っておかないといけないんですが、「沖縄問題と普天間問題は別件です」。誤解してる人が多いのでこれ覚えておきましょう。もっと極端な言い方をするなら普天間問題は沖縄問題の本の一部にしか過ぎません。普天間問題を取り上げてここから沖縄問題を解決するべきだ～みたいな論調は鳩山さん並に間抜けなんで注意しましょう。

ではもっと詳しい説明に入りますが、米国政府に対して無条件撤退を持ち出すのは無理でしょう。なぜならそれは明確な「条約違反」になってしまうからです。ニュースでもやっていたと思うんですがね、ここの部分は。前政権が約束した事だから新しい政権はそれを守らないくて良い、というようないい加減な言い訳は通用しません。国家間の交渉でそんなことを言い始めたら協定とか条約とか結んでも意味なくなっちゃいますからね（政権が完全に安定してる独裁国家以外とは継続的な条約がむずべないと言う事になってしまいます）。詳細は下のグアム協定の全文を読めば分かりますが（読んでない人にこの問題を語る資格は無いと思いますよ、念のために言っておくなら）第3条にはこう書いてあります：

移転は、ロードマップに記載された普天間飛行場の代替施設の完成に向けての日本国政府による具体的な進展にかかっている。日本国政府は、アメリカ合衆国政府との緊密な協力により、ロードマップに記載された普天間飛行場の代替施設を完成する意図を有する。

この時点で「無条件」撤退というのは完全にアウトです。沖縄内であろうと県外であろうと国外であろうと、普天間基地の代替地を完成させる責任は「日本政府側」にあるわけです。また、この協定を反故にする事はこの協定内で取り決められていた「沖縄の負担軽減」自体を白紙に戻して可能性が高いといわざる得ないでしょう。簡単に言うと交渉以前の問題なんです、本当は。民主党（鳩山さん）は交渉はすでに終わってて実施段階に入ってたものを最後の瞬間にひっくり返そうとしているに過ぎません、なのでここで「何で撤去するように交渉しないんだ」と言い立てるのは（一部の人が実際言ってますよね、これ）完全にお門違いなんですよ。また、フィリピンの米軍基地の撤退と比較するのも完全にナンセンスですね。

協定を反故にする事を前提にするならそう言う交渉もできるでしょうが、そんな事をしたら日本は…少なくとも民主党政権の国際的な信用度はガタ落ちです。だから本気で思うんですよ、鳩山さんはこんな大それた事言い出さなければ良かったのに、って。鳩山さんにしてみたらとりあえずいつものように自民党案に反対してるだけでこんな大事になるとは思ってなかったのかもしれませんがね。

参考URL：

http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/treaty/shomei_43.html

回答No.3

lequeos

沖縄という場所を世界地図で確認してみて下さい。

んー確かに、（アジアにおいて「東側諸国」ってのはないと思いますが）北朝鮮も台湾も両にらみにできるような場所ですねー。

ところで、沖縄の海兵隊は、長崎・佐世保にいる強襲揚陸艦と、山口・岩国の航空機部隊を伴って初めてまともな作戦行動が取れる状態になります（というか佐世保の艦が来ないと移動すらできません）。

んん～？　だったら別に沖縄でなくてもいいんじゃないですか？という素朴な疑問は誰の頭にも浮かぶでしょう。

もう一度地図を見ましょう。
沖縄から出動する海兵隊が、北朝鮮に上陸作戦を行おうとすると、中国を刺激することなくそうすることは難しいことも分かります（もちろん韓国内に上陸したり日本海側に抜けたりすれば中国云々は問題にならないが、わざわざそうするなら沖縄にいる意味がなおさら分からなくなる）。つまりそうした作戦が行えるのは、中国が明示にしろ暗示にしろ北朝鮮を見捨てたときだけであって、それ以外の場合には、米国が中国との全面戦争をする覚悟がない限り期待する役割を果たせない、ということになります。
台湾有事はどうか。やはり佐世保からの船に乗って向かうことになるでしょうが、何をするんですかね。海兵隊が必要になる場面は、すでに中国軍が台湾に上陸した後でしょうが、それは同時に米海軍による洋上阻止作戦が失敗していることも意味しますから、そういう状況で上陸作戦ができると考える方がどうかしています。「彼ら（＝沖縄の海兵隊）は一体何の脅威に対しているのか」というのはむしろ米側から聞こえてくる言葉です。

公式資料などを見ると、沖縄の海兵隊は年に５～６回は東南アジア諸国や豪州など太平洋地域の友好・同盟国との合同演習のために沖縄を留守にしています。彼らはアフガン、イラクどころかソマリアあたりまで展開したりしますから、もう日本や極東の安全のための存在でないことは明白です。
そういう意味で言うと、世界の東半球の安定に貢献していることはその通りですが、それならなおのこと、沖縄に駐留する必要性は全くないでしょう。東半球により適地はいくらでもありますし、米軍にとって真に重要な沖縄の基地は、補給拠点としての嘉手納基地であって、嘉手納基地を撤去の危険にさらすくらいなら普天間くらいは十分妥協できる範囲です。普天間を機に沖縄の反基地感情を高まらせるのは、そういう危険があるということは、少なくとも米国の知日派と言われる人たちにほぼ共有されている考え方だと思いますがね。

回答No.2

kumap2010

普天間基地は米軍基地の中でも軍備を集中させている重要なものです。
ですから移設先無しで撤去というのは無理です。

しかしもともとはフィリピンにあったぐらいですし「国外移設」の交渉なら不可能ではないと思いますよ。
鳩山さんも最初は「国外移設を視野に」って言ってましたし。

けどアメリカからしたら沖縄のあの位置が重要なのであって、
国外移設でも県外移設でもよっぽどいい案を出さなければ却下されて当然です。

回答No.1

sotom

沖縄という場所を世界地図で確認してみて下さい。
東側諸国を監視するには、必須なのですよ。

移設先に関しては、出来もしない公約を掲げたための自業自得でしかない。