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ゼロクーポン債についての疑問
- ゼロクーポン債の利回りについて疑問があります。途中売却した場合の利回りや売却価格について知りたいです。
- ゼロクーポン債の手数料や維持費について疑問があります。また、税金のかかり方や確定申告の必要性についても知りたいです。
- ゼロクーポン債を購入した野村證券が倒産した場合、債券はどうなるのか疑問です。また、ゼロクーポン債の所有形態についても知りたいです。
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10年債で実効金利年4.5%の債券価格は・・・ 100/1.045^10=100/1.552969419≒64.39 1年後に実効金利年4%になる場合は、残存期間9年の年4%の債券だから・・・ 100/1.04^9=100/1.42331181≒70.26 1年後に実効金利年5%になる場合は、残存期間9年の年5%の債券だから・・・ 100/1.05^9=100/1.551328215≒64.46 仮に1年後に実効金利年0%になる場合は、残存期間9年の年0%の債券だから・・・ 100/1.00^9=100/1=100 と言う訳です、現実的にはゼロクーポン債の実効金利ベースで0%になるっていうのは有り得ないですね。 それから、私の回答もパーフェクトでは有りませんので、必ず専門家と相談し自己責任でお願いします。
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- k63366336
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25年以上資産の一部はゼロクーポン債で運用しています。 質問1 ゼロクーポン債は債券なので金利変動により売買価格は毎日変動します。基本的には短期の売買には向きません。 質問2 手数料は販売価格に含まれています。日本ではオープンな市場がありませんので、証券会社が独自に売買価格を設定します。(同じゼロクーポン債でも証券会社により値段がちがいます) 三菱UFJ証券は店頭管理でもネット管理でも維持管理料などは発生しません。野村証券はネットでは維持管理料は発生しません。 質問3 保有5年以下の短期売却と保有5年以上の長期売却と税率が違ったと思いますが。(短期の売買の経験がないので)基本的には満期前の売買が税法上有利です。一時所得なので50万円まで非課税です。それ以上の利益の評価は50万を超えた金額の2分の1です。名義を夫婦で分散し購入すれば100万円の利益まで非課税です。申告の必要もありません。売却益を自分で計算し大体一人当たり50万までの利益ならほったらかしです。私の経験ですと20年満期前後が一番投資効率が高いと思います。長期で保持(毎年償還するよう購入)するのがミソです。 なお外貨MMFの口座を開設すれば売却金は外貨で入金することも可能です。ゼロクーポンは各種外貨で販売されています。豪ドル、カナダドル、ユーロドルのゼロクーポン債もあります。 20数年前は20年満期1万ドルが25万程度で購入購入できました。今は金利が低いので35万程度かと思います。 質問5 証券会社の破綻は心配いりません。 発行母体の国や団体が破綻でデフォルト(支払い拒否)すると一時的に紙切れになります。(過去のアルゼンチン) 質問 証券は渡されませんすべて電子登録です。 定期的に資産の評価のお知らせがきます。
- NEWINN
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一部訂正します(書き間違えでした)。 質問3 まずは満期まで保有した時ですが、これは雑所得扱いで『利益が1円以上20万円以下の時は住民税申告の義務が発生し、確定申告をしない場合に限り住民税だけですみます』。 利益が「20万円以上」の場合は確定申告の義務が発生し、住民税と所得税のダブルで課税されます。 つまり、『利益が1円でも出たら住民税は課税対象』となります。 ↓ 質問3 まずは満期まで保有した時ですが、これは雑所得扱いで『利益が1円以上20万円以下の時は住民税申告の義務が発生し、確定申告をしない場合に限り住民税だけですみます』。 利益が「20万1円以上」の場合は確定申告の義務が発生し、住民税と所得税のダブルで課税されます。 つまり、『利益が1円でも出たら住民税は課税対象』となります。 確定申告の義務は給与以外の利益が20万1円以上の場合です、大変失礼しました。
- NEWINN
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誤解されている所も含めて解説します。 質問1: 仮に年4.5%の実効金利ベースで満期まで10年のゼロクーポン債の価格は約64.39でして、これが10年後には100で戻ります。 つまり、年4.5%で有れば額面$10000につき$6439.28で買う事ができます。 ゼロクーポン債では金利が付かない代わりに額面金額が大きくディスカウントされていて、償還時に額面金額が戻ります。 ではこのゼロクーポン債を64.39で買った場合で1年後に売却した時はどうなるか?です。 これは金利が全く変化しなければ年4.5%の価格上昇で利益を得ますが、実際には金利変動の影響でその時の時価で売却になります。 仮に金利が1年後に4%になったと仮定すると 価格は64.39→70.26になるので払い込みは$6439.28→受取は$7025.88と何と年9.1%で運用したのと同じ効果が有ります。 仮に金利が1年後に5%になったと仮定すると 価格は64.39→64.46になるので払い込みは$6439.28→受取は$6446.09になるので年0.1%で運用したのと同じ効果が有ります。 つまり、金利上昇時は価格が下落し、金利下落時は価格が上昇します。 なお、金利が変わらなくても満期に近付くにつれて価格は上昇します。 したがって、1年後に売却した場合のリターンは確定していません。 質問2 ゼロクーポン債の価格に手数料が入っています。 証券会社によっては外国口座管理料がかかる金融機関も有ります。 質問3 まずは満期まで保有した時ですが、これは雑所得扱いで『利益が1円以上20万円以下の時は住民税申告の義務が発生し、確定申告をしない場合に限り住民税だけですみます』。 利益が20万円以上の場合は確定申告の義務が発生し、住民税と所得税のダブルで課税されます。 つまり、『利益が1円でも出たら住民税は課税対象』となります。 中途売却した場合は年間50万円までの特別控除が有り、それを超えた分だけ税金が累進課税されます。 逆に、中途売却で損失が出たら給与や年金と損益通算して確定申告で税金を取り戻せます。 つまり、税法上の取り扱いは中途売却の方が有利なのです。 質問4 満期直前の方が値上がりしている可能性が高いと考えられるからです(実際には手数料分だけ債券価格から割り引かれるので注意)。 購入する時は満期まで長めの物を購入して長期保有しないと手数料で損をする場合が多い点に注意が必要です。 質問5 投資者保護基金で対応できます。 基本的には分別保管されていれば問題は有りません。 しかし、それができなかった場合は投資者保護基金で1人当たり1000万円相当額まで保証されています。 質問6 これは証券会社で聞いてください。 基本的には証券会社で預かるので心配はありません。 質問3の補足 仮にゼロクーポン債を額面$10000を価格$6000で1$=90円で購入し、売却時の価格$9000で1$=75円で売却した時の税金は・・・ 利益=9000*75-6000*90=135000円 税金はかかりません。 上記のゼロクーポン債を償還まで保有し、『年収200万円で基礎控除のみで税金を考えた場合で為替レートを1$=70円』とした時は・・・ 利益=10000*70-6000*90=160000円 この場合は『住民税申告の義務が発生し、目安は16000円の住民税がかかる』と考えてよいでしょう。 ただし、『医療費控除や配当控除など確定申告をする場合は24000円(住民税+所得税)』と考えて良いでしょう。 これはかなり難しい内容が含まれており、100%の内容を保証するものでは有りません。 詳しくは区役所(市役所)の課税課で税金を、売買益の計算方法は証券会社で聞いてみてください。 最終的な判断は自己責任でお願いします。
お礼
詳しい解説ありがとうございます 一つわからなかったのが >仮に金利が1年後に4%になったと仮定すると >価格は64.39→70.26になるので この部分です なぜ70.26になるのかその計算式がわかりませんでした ゼロ金利になった時はいったいどんな価格になるんでしょう? 一年目で4.5%→ゼロ金利になったら 一年目の価格が凄い事になりそうな・・・