- ベストアンサー
診断ミスと手術前の説明不足
- アメリカ在住の主婦が左頬の塊の手術を受けたが、診断ミスと手術前の説明不足に悩んでいる。
- 手術は脂肪の除去で簡単だと思っていたが、実際には深部にまで達しており、再手術の可能性もある。
- 主婦は医師の軽いノリに惑わされ、もっと重大な手術だと受け止めていなかったことを後悔している。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
日本人なのでアメリカの法律・制度に疎いので一般論を 誤診について 術後診断が術前診断と異なるので誤診であることは 間違いないのですが では その誤診が 予防可能であったのかという点が問題です。予防できない誤診なら責任は問えないと考えるのが普通です。具体的な術前精査はおそらくMRIでしょう。(進展範囲が確認できる可能性大)そうすると 一見粉瘤に見える顔面腫瘍の術前にMRIが必須ないし標準的であるとする文献記載をみつけるとか、質問者が加入している健康保険でこの検査を認めているか等の立証が法廷戦術として考えられます。 粉瘤(様の腫瘤)という疾患名だけで考えると いちいち全部MRI撮影というのは非常識だと思います。しかし本件は部位が女性の顔面ですから多少話が違います。 手術合併症説明義務について 稀な合併症までどの程度説明するかと言う問題があります。 手術前の時点で非常に可能性が低いけど生じうる合併症というのは 本件のパターンだけではありません ありとあらゆる合併症を全部説明するのはあまり合理的ではないとおもいます。あまりにも珍しい合併症なら認識することもむずかしい。だから通常は「予想できない合併症がおこることがあります」などの抽象的でざっくりとした説明にならざるをえません。リスクの存在を説明してあるなら具体的である必然性は少ないというのが医療業界の通念です。 そうなると 本件と同様の合併症がどの程度過去にあったか 事前説明を必要とする程度の頻度であったかという文献検索が必要になるでしょう。 とにかく 日本でもアメリカでも裁判を起こすことは可能です。 勝てるかどうかは上記の証拠の有無次第でしょう。 医療専門の弁護士に相談しないと始まらないと思います。
お礼
お返事ありがとうございます。そうですか、検査に保険が適用されるということが戦術になるんですね。全然知りませんでした。助かりました。保険会社に確認してみます。やはり、医療専門の弁護士さんに相談しないと始まりませんよね。