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【初歩】コブダグタス生産関数の式の展開
コブダグタス生産関数:V=A・K^α・K^β …を展開すると、 log(A)=log(V/K)-αlog(L/K) になる計算過程を(できるだけ冗長に)示していただけませんか。 高校1年くらいの数学だと思いますが、完全に忘れてしまいました。 よろしくお願い致します。
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α + β = 1 より β = 1 - α 。 これを#2の式 A = V・K^(-α)・L^(-β) に代入すると A = V・K^(-α)・L^(α-1) = V・K^(-α)・L^α・L^(-1) = V・K^(-α)・{1/L^(-α)}・(1/L) = (V/L)・{K^(-α)/L^(-α)} = (V/L)・(K/L)^(-α) 。 両辺の対数をとると log(A) = log(V/L) + log{(K/L)^(-α)} = log(V/L) + (-α)・log(K/L) = log(V/L) - α・log(K/L) 。 この式は、質問文の式 >log(A)=log(V/K)-αlog(L/K) で K と L を入れ替えたものと同じです。 なお、先の式は log(A) = log(V/K) - β・log(L/K) とも変形できます(詳細は略)。これは質問文の式で α を β に替えたものと同じです。このことは、先の式で K と L を入れ替えたことに対応しています。
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>V=A・K^α・L^β 両辺に K^(-α)・L^(-β) を乗じると、左辺は V・K^(-α)・L^(-β) で、右辺は A・K^α・K^(-α)・L^β・L^(-β) = A・K^(α-α)・L^(β-β) = A・K^0・L^0 = A・1・1 = A 。 ゆえに A = V・K^(-α)・L^(-β) 。 両辺の対数をとると log(A) = log(V) + log{K^(-α)} + log{L^(-β)} = log(V) + (-α)・log(K) + (-β)・log(L) = log(V) - α・log(K) -β・log(L) 。 変形はここまでです。質問文にある式 >log(A)=log(V/K)-αlog(L/K) は導けません。特に、元の式に含まれているβをなくす手立てがありません。何か別の条件が存在するか、示すべき式が間違っているのではないでしょうか?
補足
-okさん、たびたびのご回答大変ありがとうございます。 詳細にご教示いただき、とても参考になります。 大事なことを書き忘れていましたが、コブ=ダグラス型生産関数はα+β=1が 仮定されております、これで導けますでしょうか。
>コブダグタス生産関数:V=A・K^α・K^β 名前も式も間違っていると思います。
補足
失礼しました。 コブダグタス生産関数 →コブ=ダグラス生産関数のタイプミスです。 V=A・K^α・K^β →V=A・K^α・L^β です。
お礼
-okさん、たびたびのご回答ありがとうございました。 すごく噛み砕いてご教示いただけて、よ~く理解できました。 白い紙に式の展開を再現しろといわれたら微妙ですが・・・ 何度も読み返して理解を深めます。 ともかく、大変ありがとうございました。