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CREBと長期記憶について

ハエの長期記憶(LTM)を高めるという論文を読んだのですが、知識が足りなくわからない点が多く、詳しい方ご教授下さい。 論文→http://neuroscience.georgetown.edu/YinCREBCell95.pdf 特に、サマリーの LTM is blocked specifically by induced expression of a repressor isoform of the cAMP-responsive element-binding protein (CREB). Here, we report an enhancement of LTM formation after induced expression of an activator isoform of dCREB2. というのは、 LTMはCREBの発現誘導を抑制される(何に?)ことによって低下し、活性化されることによって高められるということですか? アイソフォームというのがよくわからなくて。 また、CREBとdCREB2とはどう違うのでしょうか。 この論文の内容に限らず、CREBと長期記憶に関することで詳しい方がいらっしゃいましたらよろしくお願いいたします。

みんなの回答

  • otx
  • ベストアンサー率44% (256/576)
回答No.4

>つまり、C28とC30とは挿入したゲノムの位置ですか? 違います。おそらく別のクローンであるというだけです。場所を示すのではなく、クローンの名前だと思います。 ここで解説することは可能ですが、質問者さんのお礼の欄に書かれた文章を見ますに、 説明をきちんと理解する素地がまだ無いように思われます。 あせらずに、私の最初の回答に挙げてあるキーワードを日本語の教科書 Essential細胞生物学 細胞の分子生物学 などで勉強することをお勧めします。 図書館に必ずあると思います。

noname#209750
質問者

お礼

ありがとうございました。 実は明日発表なので、それで焦っています;

  • otx
  • ベストアンサー率44% (256/576)
回答No.3

>activatorをアクチベーターととっていいのかなぁと、混乱してしまって; 転写因子というものを知っていますか? 知っているのであれば、アクチベーターはアクチベーターです。 >つまりCREBはアクチベーターまたはリプレッサーとして働くということでよろしいでしょうか。 ここには「アイソフォーム」という概念が抜けています。 アイソフォームは理解していますか? CREBにはアクチベーターなるものと、リプレッサーなるもの 2つのアイソフォームがあるということです。 >また、この論文に書かれているトランスジェニックしたハエの作り方が全くわからないのですが、 Experimental proceduresに書いてあります。 >C28とC30両方トランスジェニックハエなのですが、何が違うのでしょうか… このハエはhs-dCREB2-aをヒートショックによって誘導できるコンストラクトを導入してあるようです。 遺伝子導入をする時、ランダムにハエのゲノムに挿入されるので、 可能性として、導入された場所によってハエに悪影響を及ぼすことが考えられます(入ったところに重要な遺伝子があって、それが分断されたり) 。 その影響が実験結果に繁栄されていないということを証明するために、 この遺伝子がゲノム上の違うところに挿入されたクローンを複数用いて 実験して同じ結果であるということを示す必要があります。 そのため、2つのクローンを使用しているのだと思います。

noname#209750
質問者

お礼

再度の解答ありがとうございます。 >転写因子というものを知っていますか? アクチベーターを活性化、リプレッサーを不活性化と表しているサイトがあって、混乱してしまいました。 リプレッサーは不活性型だから抑制するということなのでしょうか。頭の中がごちゃごちゃになっています; >アイソフォームは理解していますか? 調べたのですが、あまりよくわかりません。 アクチベーターとアクチベーターアイソフォーム、では何が違うのでしょうか。 >Experimental proceduresに書いてあります。 そこが読めないのでわからないのです; クローニングについて座学しかないので、実際のベクターや制限酵素の名前などが出てくるとさっぱり分からなくなってしまって。 よろしければ簡単に教えていただけませんか? >そのため、2つのクローンを使用しているのだと思います。 つまり、C28とC30とは挿入したゲノムの位置ですか? 少しつかめたような気がします。 ご教授ありがとうございました。

  • ruehas
  • ベストアンサー率68% (816/1194)
回答No.2

こんにちは。 「Yinら」の実験でLTMの形成の阻害が確認されたのは、ショウジョウバエからクローニングされた「dCREB―b」という不活性型のタンパク質です。では、仮にこのようなものを「リプレッサー型のアイソフォーム」としますならば、「dCREB2」というのは「アクティベータ型のアイソフォーム」ということになります。

noname#209750
質問者

お礼

解答ありがとうございます。 論文には、dCREB―bがリプレッサー、dCREB―aがアクチベーター型アイソフォームと書かれていたので、 dCREB―2もアクチベーターでよろしいのでしょうか。

  • otx
  • ベストアンサー率44% (256/576)
回答No.1

まず、論文を理解するためには、基本的な用語の理解が必要だと思います。 用語をしっかり押さえていないと、何が書かれているか理解できません。 質問者さんは transcription factor(転写因子) repressor(リプレッサー) activator(アクチベーター) isoform(アイソフォーム) これらの単語の意味をしっかりと押さえる必要があると思います。 http://en.wikipedia.org/wiki/Transcription_factor http://en.wikipedia.org/wiki/CREB http://en.wikipedia.org/wiki/Activator http://en.wikipedia.org/wiki/Repressor http://en.wikipedia.org/wiki/Protein_isoform これらを見なくても、簡単な用語集にもあると思います。 それらを調べてみて、もう一度論文に目を通すとかなり違って見えると思います。

noname#209750
質問者

お礼

解答ありがとうございます。 色々調べてはみたのですがわからなくて; activatorをアクチベーターととっていいのかなぁと、混乱してしまって; つまりCREBはアクチベーターまたはリプレッサーとして働くということでよろしいでしょうか。 また、この論文に書かれているトランスジェニックしたハエの作り方が全くわからないのですが、もしよろしければご教授ください。 また、C28とC30両方トランスジェニックハエなのですが、何が違うのでしょうか…

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