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日本航空の再建について質問です

日本航空の再建について質問です 日航の再建に伴って政府がメガバンクに対して、日航の債権を放棄するよう要請したとありますが、銀行が債権を放棄することによって、何らかのメリットがあるのでしょうか? 債権を放棄することは、銀行側にとって不良債権であり損失を被ることはわかるのですが、いくら日航債権のためだからたということで、政府が関与してもいいのでしょうか?政府が、銀行に対しなんらかの支援策があるから、債権放棄を承諾したのでしょうか?

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noname#155097
noname#155097
回答No.2

>何らかのメリットがあるのでしょうか? あります。 そのまま融資先の企業が潰れてしまった場合に 回収できる金額と 債権放棄することにより、その企業の再生に手を貸して、 上の金額を上回る回収が見込める場合 というのがほとんどです。 銀行が法的整理より、私的整理を望んだのが何よりの証左ですね。 つまり潰れた日航では企業イメージが悪く顧客離れが起き、 再生がうまくいかないから、一部債権を放棄するから、 残りはちゃんと返してくださいよ。ということです。 逆にいえば、政府が残りの債務を返済することを保証 したも同然ということが、銀行にすれば言えると思います。 政府が関与していいかどうかは国策ですから、 なんともいえません。 個人的には不要だと思います。

その他の回答 (2)

  • akik
  • ベストアンサー率33% (93/277)
回答No.3

補足説明として、 政府が債権の一部を放棄するよう金融機関に要請したことは、 政府が金融機関の無税償却を認めたことになります。通常の ケースでは、課税対象の消却になるか、非課税消却の対象と なるか、税務当局と納税者側で解釈が分かれるところとなる。 ところが、政府が債権の放棄(消却)を要請したことにより、 金融機関は非課税で債権が消却できることを認めたことにな りますので、債権者側としては応じやすい環境が整います。 時々、新聞に税務当局の上場企業の申告漏れの指摘が記事に 出ている。あれは、当局と企業側の見解の相違で発生する ことなので、脱税と報道されない。 金融機関も課税と非課税の消却の差は大きいのです。 まあ、他にも何らかの密約があるかもしれないが、双方に とって、メリットがある話です。

  • tac48
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回答No.1

政府保証がなければ追加融資をしないと銀行団が返事した時点で、 銀行団にとってはまな板の鯉です。債権を放棄しようが、そうで なかろうが、優先債権を多くはもたない銀行にとっては、政府の 支援がなければどうせ回収できないからです。JALという現金が なくなりそうな会社に対して、政府が放棄を条件にお金を入れよう というのが今回のシナリオです。 銀行団にとっては、この条件をはねつけて、多くはのぞめなくても、 放棄する金額よりは少しでも多く回収したいという選択はもちろん あります。その場合は、売り上げ2兆円の会社の解体となり、 連鎖倒産がおきるリスクがあります。その場合の被害や銀行に対する 風評のダウンと回収メリットとでは、前者の方が大きいと判断した ものと思われます。前例がないだけでに、銀行団も判断材料に苦慮し たとは思いますが、政府の圧力に屈して放棄したとか、日本のインフラ を守るために放棄したとかいうことではないと思います。 ご質問の趣旨からいうと、政府は放棄するという判断に関与すると いうより、放棄に関する当事者でもありますし、放棄したから支援 などということは表面上はありません。

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