• ベストアンサー

【文型】 ~のは、からと見られている

petertalkの回答

  • petertalk
  • ベストアンサー率69% (155/223)
回答No.3

この例の「の」は準体(言)助詞です。 既出ですが、用言に接続し、その前の文を体言化します。 形式名詞、「こと」や「もの」に働きが似ているのでこう呼ばれます。 格助詞ではありません。 「は」は普通の係助詞です。 体言化された文は、「~のは」「~のが」「~のを」のように、 「は」以外の助詞にも接続し、主格以外にもなり得るので、 機能として独立しています。 文法の説明としては、「のは」で一語ではなく、 分解して解説されることをお勧めします。 また、この例の「の」を格助詞と呼ぶことは誤りですが、 「は」については、係助詞以外に、副助詞と呼ばれることもあり、 これは呼称や文法体系の違いであり、どちらも間違いではありません。 また、例文の「の」は「理由」の代役ではありません。 「の」が「理由」の意味まで包含していたら、 後続の文の「原因」は不要だからです。 ○外国人の日本語が貧弱なのは、文法力の不足が原因と見られている。 ○外国人の日本語が貧弱な理由は、文法力の不足と見られている。 ×外国人の日本語が貧弱な理由は、文法力の不足が原因と見られている。 「の」は機能はあくまで文を形式的に体言化するだけです。 外国人の日本語が貧弱なのは嘆かわしい、という文で考えると おわかりになると思います。 「~と見られている」の説明は適切だと思います。 考えられている、あるいは推測されているという説明で 納得されなかったことのほうが不思議です。

liquor5000
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 例文を並べていただき、ありがとうございます。 非常に分かりやすいご説明となっております。 ○外国人の日本語が貧弱なのは、文法力の不足が原因と見られている。 ○外国人の日本語が貧弱な理由は、文法力の不足と見られている。 ×外国人の日本語が貧弱な理由は、文法力の不足が原因と見られている。 この中で「貧弱な」というのは、「な形容詞」、つまり 形容動詞と考えればよろしいでしょうか。そして、それが 「の」の「準体助詞」につながり、さらに「は」という 「とりたて助詞」、つまり副助詞にかかっているという 解釈でよろしいでしょうか。 つまり、ここで使われている「な」は助詞ではなく、 あくまでな形容詞の「活用語尾」としての「な」という解釈で よろしいでしょうか。

関連するQ&A

  • 【文型】~と、果たしてどれだけ~。

    今年の4月から日本語を外国人に教えています。 現在中上級レベルです。 以下のような文型が出てきて、その用法説明に困っております。 どうか、ご教授いただけないでしょうか。 ・~と、果たしてどれだけ~。 これにつきまして、以下のような例文を作ってみました。 ・自分が正しいと、果たしてどれだけの人が言い切れるだろうか。 質問 1.「~と」は文を引用する助詞と言う説明でよろしいでしょうか。 2.「果たして」は「疑問を表す言葉(副詞)」として説明したいと   思います。 3.「どれだけ」に困っております。後に続く文の「程度」を   表す言葉(副詞)ということでいいでしょうか。 4.最後の「か」は反語の終助詞ですが、省略はできないでしょうか。 まだ中上級レベルの学生が、きちんと理解し、使えるようになるため どうか、上記についてお教えいただけないでしょうか。 あるいは、もっと分かりやすい例文はないものでしょうか。 どうか、みなさまのお知恵を拝借いたしたく、心よりお願い 申し上げます。

  • ヴォイスと格助詞の観点からの文型

    ヴォイスと格助詞の観点からの文型 ヴォイスと格助詞の観点から中上級で教える文型なんですが、これは、ヴォイス、格助詞それぞれなのか、それとも両方の観点からのことなんでしょうか?例えばどんなものがあるかいくつか教えてください。 そして、その文型について文法を学習者に説明するにはどのように説明したらいいかもわかれば教えてください。

  • 文型「~なんて、およそ~ない」について教えてください。

    ボランティアで日本語教師をしている者です。 昨日、外国人に以下の文型を教えていて、困ったことが 起きました。もしよろしければ、教えていただけないでしょうか。 文型:「~なんて、およそ~ない」 ここで、以下のような文作りをさせました。 (括弧に文を入れて完成させる) 1.車を盗むために人を殺すなんて、およそ(      )。  こちらが考えていたのは、(理解できない)という答えでしたが、  その外国人は「分からない」と答えてきました。    ↓        1'.車を盗むために人を殺すなんて、およそ(分からない)。  私としては、この文では、どうも不自然な気がします。ところが、  その外国人は、「分からない」も「理解できない」も同じ意味の  動詞だから問題ないのではないかと言っております。  どうして、外国人の作った文に、ネイティブとして違和感を  覚えるのか自分でも分かりません。「分からない」でも  いいのでしょうか。   2.同じ文型で、同様に文作りをさせました。  1)(         )なんて、およそ意味のないことだ。  2)(         )なんて、およそ今までに例のないことた。  1)の括弧には、(戦争で殺し合う)、2)の括弧には、(中学生が   ホームレスをする)がこちらが用意した例文です。  ここでは、生徒に、何故「~意味「の」ない~」、  「~例「の」ない~」のところに、「の」の代わりに  格助詞の「が」を使ってはいけないかと逆に質問されました。  これについても、「~意味「が」ない~」でも  「~例「が」ない~」でも、間違いではないと思いますが、  やはりネイティブとしては違和感を感じます。  この「の」は、日本語学習者がもっとも誤用する助詞だと  聞いております。 以上2点につきまして、教えいただけないでしょうか。 よろしくお願いいたします。 、

  • ~やすい、~にくい、についてお聞きします。

    日本語をだんだん深く学んでいくにつれ、初級的文法を忘れてしまいました。 ~やすい、~にくい この文型の意味は十分知っていますが、その動詞の前につける助詞(が、を)のどれが正しいか、分からなくなってしまいました。知っていたら、お教え下さい。 例文:(正しい例文に●をつけていただけませんか。) お金を借りやすい。 お金が借りやすい。 お金が借りやすくなる。 お金を借りやすくなる。 お金が借りやすくする。 お金を借りやすくする。

  • 日本語文型について

    日本語教師を目指しているものです 皆さんに質問があります 文型~ものだから はどのような用法 例文がありますでしょうか また学習者にどのように説明すれば分かりやすいと思いますか 皆様忙しいと思いますが ご意見お待ちしております

  • 第3文型では?

    私は平日にラジオで英会話番組を聴きます I listen to English programs on the radio on weekdays. ある本に第1文型として記載されていた例文です。 私には目的語、「英会話番組を」のある第3文型としか考えられません。 どうして第1文型なのか、説明いただければと思います。

  • 文型について

    英文法の本に載っている例文の文型について質問です。 I'm flying to Japan tomorrow. 明日日本に飛ぶ予定です。 私はSVC型かな?と思いましたが、本にはSV型とありました。 この場合は"I"がS、"am"がV、後の"flying to Japan tomorrow"が修飾語なのでしょうか? 英語を基礎から勉強し直しているのですが、 ホントに基礎からつまずいてます。。。 どなたか解説していただけるとうれしいです。 よろしくお願いします。

  • 日本語の文型~わけだ

    日本語教師を目指しているものです 皆さんに質問があります 文型~わけだ 例)それで、離婚したわけです。 はどのような用法 例文がありますでしょうか また学習者にどのように説明すれば分かりやすいと思いますか 皆様忙しいと思いますが ご意見お待ちしております

  • 英語に助詞がないのを例文で説明してください!!

    「日本語には助詞があるのに何故英語には助詞が無いのか?例文を使って説明して!」と言われ、困っています。 英語には助詞が必要ないということはわかるのですが、例文って言われるとうまく説明できないんです。 どなたか、うまく例文をつかって説明する方法を教えてください!!

  • 第1文型と第3文型の見分け方

    わたしは英文法をほとんど知らないのですが、ひょんなことから身近な社会人に英語を教えるハメになってしまいました(初歩的なレベルまででいいからと....(--; )。 そこで文法の本を買ってきて読んでいたのですが、わたしには以下の例文の構成の違いを説明できません。どなたかお教えくださいましたら幸いです。 第1文型(S+V)の例: a-1: My parents live in Yokohama. 第3文型(S+V+O)の例: b-1: I don't like English. 上の例文は別の文に置き換え、 a-2: He lives in Japan. b-2: He likes Japan. として考えてもいいんですよね? そこで、最初、こういうふうに説明しようと考えたんです。 「"He lives.=彼は住んでいる"だけでも文章としては成立するよね。でも"He likes.=彼は~が好き"だけでは"何を?"ってことになって、文章が成立しないじゃん? 好きな対象である"モノ"(すなわち目的語)がないとさ。」 しかし、ここでもし、 「"住んでる"だけでは"どこに?"ってことにならない?」な~んて突っ込まれたら、わたしは返事に窮するなぁ、と....(^^; また、a-1 文 について、参考書には、 「"in Yokohama" は場所を表す副詞に相当する語句であり(中略)修飾語句と呼ぶ」 とありましたが、わたしには "in Yokohama" が副詞とされてることに違和感がありました。副詞といえば、動詞・形容詞・副詞に掛かるもので、often,hard,fast,veryといったものだと思っているので。 この "in Yokohama" を副詞といえる理由についてもお教えいただけましたら幸いです。 どうぞよろしくお願いいたします。 (はぁ~、こんな調子では、我ながら先が思いやられます....(^^;スミマセン)