国会議員は衆参の違いをわかっていないのか?
国会議員は衆参の違いをわかっていないのか?
前回、衆議院総選挙で落ちた小泉チルドレンの前衆議院議員たちが、今回の参議院に鞍替えして出馬しています。
しかも選挙区選挙で出るのは怖いので比例区の名簿上位に名前を連ねて出馬しています。
何人かはすでに当確が出たようです。
このように、
「衆院選挙で落ちたから、すぐに参院選挙に鞍替え出馬する」
というのはどういうことでしょうか?
私のようなものから見ると、
「節操がない」
「衆参、どっちでもいいからとにかく国会議員ならどっちでもいいや、と思ってるに違いない」
「それを許して公認を認める政党も政党だ」
「さらに、それに投票する有権者も有権者だ」
とこの国の情けなさを憂えるのですが、当選しちゃうところを見ると、私以外の有権者はそう思っていないようですね。
だって、現職の衆院議員が辞職して参院選挙に出る、ってあまり聞かないでしょ? 参院選挙に出る衆院議員って、たいてい直近の衆院選に落ちた前職、元職ばっかりですよ。(逆のケースならありますけどね。現職の参院議員が辞職して衆院議員選挙に出馬する、ってのは。)
選挙区にたつのが怖くて比例代表になってまで、そうまでして国会議員になりたいのか!! って思います。っていうか国会議員になりたいんでしょうか、ステータスが目当てなのか、議員報酬が目当てなのか知りませんが。
国会議員は衆参の違い(存在意義の違い)がわかっているのでしょうか? それとも衆参、どっちでもいいからとにかく国会議員になれればそれでいいのでしょうか?
前職、元職の衆院議員経験のある候補者に投票した方、とくにご回答願います。