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電磁波は一体何が振動しているんでしょうか?

eliyyahuuの回答

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回答No.10

> 量子力学は電磁気学から生まれたんですね。。初耳でした。 これはですね、私の > 量子力学は、電磁波の研究から発展し という言葉からと思いますが、 誤解を招く表現だったと思います。すみません。 量子力学は電磁気学から生まれたというより、正確には アンチ・ニュ-トン力学、アンチ電磁気学から生まれたものです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E7%A3%81%E6%B0%97%E5%AD%A6 19世紀末、多くの物理学者は「全ての物理現象はニュートン力学、 ローレンツ力、マクスウェル方程式で原理的には説明できる」と 考えていた。 しかしその後、ニュートン力学と電磁気学では説明できない現象が 次々に発見された。 光電効果、黒体放射のエネルギー密度、コンプトン効果は 光を粒子であると考えると説明できるが、 このことは電磁気学における「光は電磁波である」という描像に反する。 また、電磁気学によればラザフォードの原子模型は安定に存在しえない ことが結論づけられるが、実際の原子は安定である。 ニュートン力学・電磁気学で記述できないようなこれらの 現象を記述しようと努力した結果が、 量子力学という全く新しい物理学の誕生である。 ということなんですよ。 電磁気学は、常識の延長線上にあって、 綺麗で分り易い学問です。 電磁気学を扱うための数学も高校の数学の延長です。 ダイバージェンス、ローテーションがわかればOK。 大学二年で習いました。 量子力学は、常識を越える摩訶不思議なことが出てきて、 難しいけれど、とてもエキサイティングなんですよ。 大学三年で習いました。 でも、量子力学を扱うための数学はかなりハードです。 大学二年で習った「物理数学」が量子力学を習うための 基礎だったんですね。 物理数学をきちんと理解していなかったので、 量子力学は大変でした。 大学一年で習った「解析力学」も大事です。 ニュートン力学の延長ですけど、解析力学がわかっていると 量子力学にすんなり入りやすくなります。

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