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「ルール違反」にこだわる
ネットでよく見かけるのですが、ルール違反者に対し、これほどまで、と思えるほど「ルールはルール」にこだわり、相手を追及し続ける現象をみかけます。 マルチポストやサイトの規約違反、トピックの削除など、形式はいろいろありますが、その人がこだわっているのは「違反者」であり、それに対しては容赦ないのです。 もちろんどの世界にもルールはあります。ない方が不審に思うべきです。 しかしこのような方のやり方は正義を振りかざしているがとうてい正義とは思えません。本人は逆効果だと感じないのか?何か別の問題(心理的に)があるように思えます。 このような方は実生活でもこうなのでしょうか。 またその心理は?
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「正当化された他者攻撃」です。 一般に、他者を攻撃する行為は社会的に批判を受けます。 そうであれば、通常ならば自分自身でも否定的なはずです。 ところが、ルール違反をした者への警告や制裁としての攻撃は、 秩序を保つための行為として、ある程度社会的に容認されます。 したがって、罪悪感をあまり感じず、むしろ逆に正義感さえ感じつつ、 人前で堂々と他者を攻撃できるのです。 自分の攻撃行為を自己弁護できている状態です。 当然ながら、警告や制裁としてのものであろうと、 行き過ぎた攻撃行為は許されないはずです。 しかしながら、おそらく攻撃性をもてあましているのであろうその人は、 自分の行為が限度をわきまえていないことに気がついていないのです。 (もちろん、確信犯的な場合もありましょう。そうだとかなり悪質です) もしかしたら「魔が差す」という状態なのかもしれません。 日常では、ストレス過多の状態だったり、 周りの人々から苦情や怒りを向けられることが多いながらも、 言い返すことが許されないような気の毒な立場なのかもしれません。 少なくとも、恵まれた人間環境にいる人ではなさそうに思います。 そういえば、昔このQ&Aの回答者にも似たようなことをする人がいました。 ある時、攻撃を受けた質問者から 「この人はいつもこうだ」というようなことをハッキリと言われてしまい、 それで初めて、自分がしていたことの意味に気がついたようで、 それ以来、ぱったりと姿を見せなくなくなってしまいました。 理性と感情を持つ人間は、行為として感情を発散させるときでさえ、 その行為をしてもいい理由を、多かれ少なかれ探すものなのでしょう。 戦争中の残虐行為などは、正当化された攻撃・暴力行為です。 人間は、社会的に正当化される理由が見つかれば、自己のモラルに関わらず、 攻撃性を行為に表してしまうような危険性のあるものなのかもしれません。
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>その人がこだわっているのは「違反者」であり、それに対しては容赦ないのです。> たまにいますよね、なんでしょうかね?普通に注意しているわけでもなくなんか異常なルール強制的なタイプですよね、おそらく雰囲気的に逸脱した存在の排除が目的だろうと思います、雰囲気的に逸脱した人に対する制裁がおそらく本当の目的だろうと感じます。つまり雰囲気的に逸脱した人に対してどうしても反撃したくてしょうがない人なのではないかと思います。しかし雰囲気的に逸脱したのみでは反撃にに正当性がみあたらないのでルールという武器をしようしたのではないかという憶測です。
お礼
>おそらく雰囲気的に逸脱した存在の排除 これは差別や偏見につながることです。 法律やルールという公共性があり、正当性化されたもの、誰もに通じる大きな背景に対してルール違反を起こさない良識ある住人、という匿名性を被り(さらにこのケースの場合もネットという匿名性が使える場所)、たんなる個人攻撃をしているのでしょう。 本人にとってマルチポストだろうが、マルチポストされた場所がどこであろうが、影響があるかないか、そのようなことはどうでもいいことなのでしょう。
- Cupper
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質問にある「容赦がない」と言うのは質問者さんの主観ですので、そこから考え直す必要があると思います。 「正しい方法」を教えることは「容赦がない」ことでしょうか。 間違いを指摘して、正しく利用することを促すことが「正義を振りかざす」ことでしょうか。 そう言った事を示しているのではないと仰られると思いますが、投稿された質問からはそのように受け止めることができるのです。 もう少し、質問内容を考えてみてはいかがでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございます。 容赦がないというのは実際そう見えたのです。主観も「心的現実」からすればひとつの客観ですので…。 間違いを指摘して正しく利用する方ですが、間違いが間違いであればどうなるのでしょうか?ルール違反⇒罰則という直線しかなければ、法治国家ではなく独裁国家です。また独裁国家はこのような個人的理由からの社会心理が作るものだと思ってます。 そういう意図で質問しました。
- nemoax006
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>このような方は実生活でもこうなのでしょうか。 >またその心理は? 自分に甘く、他人に厳しいのではないでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます。 むしろ自分に厳しいから、他人もそうでなければならない。という気持ちがなければ、他人に厳しくすることと相居れないかと思います。そういった客観性があれば、の話ですが。 超自我が強いのでしょう。であれば、自分に課したルールも強いはずです。ですが抑圧された怒りからくる攻撃性を、ルールやネットという匿名性を用いてはらしている。ある意味かわいそうな人だと思いました。
お礼
なるほど、これはひとつの社会心理ですね。 ルール違反者の言い分というのは、サイトの基本的ルールについて分かっているがもちろん分かっているが、内容の重要性、緊急性を考えての異例のこととした。 一度トピックが削除され、また立ちあがったことについても攻撃側は「なぜまた立ち上げたのか。その理由を問え」「削除したからといってこちらについていい加減なことを書くな。謝罪しろ」 「あなたのようなルール違反者がいるから、このような問題(そのトピのテーマ)に対し世間から誤解され、だいなしになるのだ。私はその例を知っている」 「あなたがマルチポストした他のコミュニティでもあなたのことが挙がっている」 とのこと。しかし「他のコミュ」では話題すらなっておらず、違反者は「スクリーンショットで『証拠』を保存しておかなかったので、こちらから証拠は見せることはできない」「あなたのような人がいるから誤解される」について「ではそのどんなことがあったのか教えてほしい」と言われても決して答えようとしない。というかでっちあげなので答えようがない。 >「正当化された他者攻撃」です。 同感です。見落としてはならないけれど、その「正当性」のために納得いかないままで見過ごされてしまうようなタイプが。 この例の「攻撃者」はご自分でも攻撃性があることを認めているようです。(加入しているコミュニティは「ルール違反者を許さない」「削除者は許さない」というスローガンを掲げているコミュに多数入っているようですので) これはいじめの構図です。 個人攻撃 ↓ 自分と同じ考えの他者を募る(この例では賛同者がいなかったので「でっちあげ」するしかなかった) ↓ 「ルールはルール」という正当性 ↓ 反応すればさらなる攻撃が続く 掲げ続けるが、自分の言動の矛盾に気がついていない。矛盾をつつかれても説明できない(正当性のためにはでっちあげすらできる。しかし他人の自分への言い方にはとても神経質、正確性を求める(例:私はそのようなことを言ってない。謝罪しろ)。 私はファシズムに通じる心理と思います。 では独裁国家になった場合にどうなるのか。このような方は違反者を探す秘密警察に適性があるのでしょうか。それとも個人的な理由からの攻撃の方が重要ならば、一見ルールにとらわれていますが「自己弁護」するツール(法)を使い続けるか。怖いです。