精度と確度についての分析方法の比較

このQ&Aのポイント
  • 銅とニッケルの含有割合を調べるために、4つの分析法を比較しました。
  • 精度が高い順には、原子吸光分析法、銅の分別定量法、ニッケルの重量分析法、銅の溶媒抽出吸光光度分析法です。
  • 確度が高い順には、銅の溶媒抽出吸光光度分析法、ニッケルの重量分析法、銅の分別定量法、原子吸光分析法です。
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精度と確度

銅とニッケルが含まれた合金を、その含まれる割合を調べる実験を4種類行いました。  原子吸光分析法  電解重量分析法による銅の分別定量  ジメチルグリオキシムによるニッケルの重量分析法  銅のジエチルジチオカルバミン酸錯体の溶媒抽出吸光光度分析法 です。 これらの操作のうち、それぞれの分析法を比較した場合、 精度がいいものの順番、確度のいいものの順番に並べるとしたら 一体どんな風になるのでしょうか。 また、そもそも精度や確度はどのように計算などして比べることができるのでしょうか。 自分なりに調べたり、考えたりはしているのですが、分からなくて困っています。どうか、教えていただきたく存じます。よろしくお願いいたします。

  • 化学
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  • kgu-2
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回答No.1

>一体どんな風になるのでしょうか。 走るスピードを比較するときに、相撲と野球選手を比較するようなものです。100m、マラソンは野球選手でしょうが、1mなら相撲のダッシュ力に軍配が上がるでしょう。  原子吸光と重量法は、測定の土俵が違うので、比較しても意味はないと判断します。また、それが使えるか使えないかが鍵になります。40年前には、普通の研究者は、原子吸光は見たことがなかったでしょう。なんせ、Cdに起因するイタイイタイ病の本場(?)の富山県全体でさえ、3台しかなかったのですから。 >精度がいいものの順番、確度のいいものの順番に並べるとしたら 測定者のウデが一番。  以前、海老フライの料理で、素人はピチピチの車海老。プロは冷凍エビ。料理は素材が一番ですが、プロの圧勝。しかも「勝のは当然」と言い切っていました。プロとは何かを教わりました。  と書くと、終わってしまうので 精度と確度は、区別できますが、一般的には一致するでしょう。 1)測定者のウデの次は、 2) 難しい操作が入っていないこと、(=滴定を学生にやらせると全員不合格) 3) 操作の手順が少ないこと(短時間で終わる) 4) 妨害物質を無視できること  の基準で、私の場合は、   1、原子吸光(抽出しないので、その誤差がない場合) 2、抽出後の原子吸光 3、DDTC抽出後の吸光度 4、重量分析  4はやったことがありませんが、重量を測定する天秤は、mg以下だと正確に秤れない。物質にもよるが、目に見えない。  3の吸光度は、帯スペクトルなので、妨害物質を常に頭に置く必要がある  1と2の原子吸光は、線スペクトルなので、共存する物質の影響を考慮する必要がほとんどない。ただ、灰化時に、金属の沸点を頭に入れておかないと。 >そもそも精度や確度はどのように計算 精度は、同一サンプルを3回以上測定して標準偏差。変動係数を計算すると良い。  確度は、標準品の値と比較する。

matsujyunn
質問者

お礼

回答してくださり、ありがとうございました。 詳しく、丁寧に解説していただき、感激いたしました。 悩んでいたことも解決し、とても助かりました。 また何かあったときには、よろしくお願いします。

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