- ベストアンサー
- 困ってます
吸光光度法について・・・お願いしますっ☆
先日、私の高校の化学実験で吸光光度分析の実験を行いました。 内容はいつもやってることより全然ムズかしくて・・・(^^;) 図書館なんかに行ってもあんまり資料もなくてヒジョーに困ってしまいました(T-T) そこで質問なんですが、吸光光度法の利点、欠点とはなんなのでしょうか? 具体的な実験内容は、硫酸銅溶液、銅アンモニア錯イオン溶液の吸収曲線や検量線の作成などです。 また、黄銅をHNO3で溶かしてそこから銅アンモニア錯イオン溶液を作り、吸光度測定→検量線作成→銅の含有率を出す、なんてこともしました。 これらの操作 吸光光度法の利点欠点がどう考えてもわかりません。もしかしたら吸光光度計の機械に関することなのでしょうか? もしわかる方がいらっしゃいましたら、是非教えてください。 よろしくお願いいたしますっm(_ _)m
- goldengirl
- お礼率88% (15/17)
- 回答数2
- 閲覧数4684
- ありがとう数9
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
- 回答No.2
- kgu-2
- ベストアンサー率49% (787/1592)
検量線を作製しているわけですから、物質の量(実際には濃度)を測定する定量になります。定量するには、種々の方法がありますが、それを選択する場合は、次の条件を比較して選びます。 精確性、簡便性、迅速性、経済性、安全性の順でしょう。 学生にやらせる場合は、精確性、安全性、経済性、簡便性、迅速性になるかと。学生に怪我でもされて、「責任は・・」と追求されてはかないません。また、一人1000円の費用がかかると(高い試薬を使った場合)、100人にやらせれば10万円がとびます。 さて、吸光光度法の場合、セルにサンプルを入れて、ボタンを4~5回押すだけ(昔は、コンビュータが内臓されておらず、調整がやや面倒)。すなわち難しい技術は不要なので、簡便性に優れています。 次に、測定に時間がかかりません。待ち時間は、なかったハズです。 経済性については、機械は50万円程度で手に入ります。最近の機器は、数百万どころか数千万円の機械も珍しくありません。また、ランニングコストは、電気代だけで済みます。機械がなければ、精確性が20% くらい落ちますが、肉眼で測定もできます(学生時代にやっていました)。 安全性についても、『危ない』と感じたことは無いと想います。私は、銅を測定するのは、原子吸光を使いますが、アセチレンガスが必要です。アセチレンガスのボンベから火が吹き出していて、それを必死に止めに行っている夢を何度も見ました。現実なら、爆発するので、すぐに逃げるでしょうが。 以上のように、長所が多いので、実検には多用されています。 定量で最も重要なものは、精確性です。第一の欠点は、サンプルが純粋なら問題は少ないのですが、不純物が想定される場合、しかも、その不純物の色がサンプルの色に近い場合は(実際には、測定する波長に不純物の吸収がある場合)、精確には測定できません。これは、致命的な欠点です。それでも、前処理によって不純物を除去するなどの工夫は可能です。 第二は、感度が低くて、微量の測定には向かない、ということです。特に最近は、微量(ppm:百万分の一のレベル)や超微量の測定が要求されますが、それらには向きません。「黄銅をHNO3で溶かしてそこから銅アンモニア錯イオン溶液」にされたのも、銅イオンだと吸収が低すぎるので、錯体にしたのです。 第三は、強いて言うなら、気体と固体は、測定できないことです。
関連するQ&A
- 濃度と吸光度の関係の問題です。
次の問題の解き方を教えてください。答えは(a)3mL(b)4.4ppmです。 銅メッキ廃液中の銅濃度を原子吸光法により定量するために、高純度の金属銅0.1000gをできるだけ少量の硝酸に溶解し、蒸留水で希釈して正確に1Lとして保存用標準溶液を調整した。その溶液を用いて銅の検量線作成用1.00、3.00、5.00、7.00ppm標準溶液を調整し、それぞれの吸光度およびメッキ廃液の吸光度を測定した結果を表1にまとめた。 a)3.00ppm検量線用標準溶液100 mLを調整するためには何 mLの保存用標準溶液を必要とするか計算してください。 b)銅濃度と吸光度の関係から、検量線を作成してください。 c)銅電気メッキ廃液の吸光度が0.113であった。廃液中の銅濃度を求めてください。
- 締切済み
- 化学
- 検量線の作り方
0.05mol硫酸銅溶液2.00mlを、メスピペットを用いて100mlのメスフラスコにとり、これに6molアンモニア水を加えて振り混ぜる。さらにイオン交換水を加えて100mlとする。この発色液の吸光度を比色計で測定する。引き続き、硫酸銅溶液を4.00,6.00,8.00,10.00mlずつメスピペットでとり、まったく同様に発色させて吸光度を測定する。 さらに、銅濃度ゼロつまりアンモニア水とイオン交換水の場合もその吸光度を測定する。 と、いう手順で実験しました。 得られた結果は 硫酸銅 吸光度 2.00ml 0.05 4.00 0.12 6.00 0.18 8.00 0.25 10.00 0.31 イオン交換水 0 アンモニア水 0 となりました。 縦軸を吸光度、横軸を銅濃度として検量線を作りたいのですが、作り方がわかりません。 どなたか教えてもらえませんか。お願いします。
- ベストアンサー
- 化学
その他の回答 (1)
- 回答No.1

銅のアンモニア錯体の色は何色ですか. 銅の水和錯体の色は何色ですか。 と考えてみましょう。もし.同じ色の2つのぶしつが混ざっていたら.区別できるでしょうか。色がまったくないぶしつの検出ができるでしょうか。 このあたりを考えれば何とかなるでしょう。 >あんまり資料もなく 化学と教育という雑誌があったらば適当に拾い読みしてください。大体化学の先生のねた本はこんな所にありますから。 数学が少し分かるのであれば.「ランバート・ベールの法則」を物理関係の本で見つけてください。原理的に非線形の法定式を無理に直線に近似しているので.広い濃度範囲を一つの回帰線であらわせないなどの内容が書かれているはずです。
質問者からのお礼
回答ありがとうございます☆ そうです、そのランバード・ベールの法則のことを先生がごにょごにょ言ってたような気がしますっ!(●^^●) そうですねぇ色ですか。銅アンモニア錯イオン溶液の色は確かコバルトブルーだったような・・・(?_?) まぁ少しゆっくり考えてみることにします☆貴重なヒントありがとうございました(^^
関連するQ&A
- 吸光度からモル濃度を求める実験で
濃度不明の未知試料として、真鍮を濃硝酸で溶解し、加熱して濃縮させてからイオン交換水で希釈。その後エチレンジアミンと反応させて銅(2)-エチレンジアミン錯体溶液としてから、その溶液の吸光度を測定し、真鍮中の銅のモル濃度及び含有率を求める実験なのですが、真鍮を溶解させたあとわざわざ濃縮した理由が分かりません。どなたか教えてください。よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 化学
- 吸光度の問題について
無色の陽イオンXと陰イオンYを反応させて、着色した化合物XYを生成する。 3×10∧-3molのXイオンを含む水溶液と5×10∧-3molのYイオンを含む水溶液と混合し、水で1Lに希釈した。これを溶液Aとする。また3×10∧-3molのXイオンを含む水溶液と大過剰のYイオンを混合し、同じく1Lに希釈した。これを溶液Bとする。 吸光度を測定結果は、A溶液は0.85、B溶液は0.88であった。 1)化合物XYのモル吸光係数を求めよ 2)A溶液中に含まれる化合物XYの濃度を求めよ 3)A溶液中に含まれるX イオンとYイオンの濃度を求めよ 4)この反応の平衡定数を求めよ 読みにくかったら申し訳ありません。誰かわかる方、解き方を教えてください。
- ベストアンサー
- 化学
- 吸光度から・・・
今回実験でラクトアルブミンの吸光度を測定しました。 測定条件は以下の通りです。 ・200mlの牛乳から中和上清164mlを得た。その中和上清のうち30mlを用いてラクトアルブミン(0.18g)を塩析させて取り出した。 ・実験により得られたラクトアルブミン(0.18g・湿重量)を蒸留水で2mlにメスアップ。 ・その2mlのなかから0.2mlとり、5mlに希釈した。(25倍希釈) ・その5mlをA280で吸光度を測定した。 ・測定結果は ピーク時の吸光度 280.8nm = 0.279 でした。 ※実験書によると、280nm付近でピーク吸光度が1の時のタンパク質の濃度を1mg/mlであると仮定して、タンパク質の定量をせよ。 とあります。 このような条件で、中和上清30mlあたりのラクトアルブミンをどのように計算したらよいのかいまいち解りません。 ただ単に、吸光度より、タンパク質濃度0.279mg/mlだから・・・・×30??? でも何かおかしいですし・・・ それとも希釈したから、0.279mg×25 で、さらに吸光度に使用したのは溶液2mlの中の0.2mlだから ×10・・・ 0.279mg×25×10で中和上清30mlあたりのラクトアルブミン量??? 考えていると余計に訳解らなくなってしまって・・・ どなたか教えてください。 ヨロシクお願いします。
- 締切済み
- 化学
- ローリー法での蛋白定量について《吸光度》
生化学の実験を行いました。 ローリー法で蛋白質の微量定性をしたのですが、 検量線を作るために 標準蛋白質として仔ウシ血清アルブミンを使いました。 仔ウシ血清アルブミンの濃度が 0%、20%、50%、60%、100%の5種類で 吸光度を測って行ったのですが 何度実験を行っても、100%より60%の方が 吸光度が高くなってしまいました。 私達の失敗で無いとすれば、 これはローリー方の欠点である、 蛋白質以外の還元性のある物質にも反応してしまう という特徴からきているのかと思うのですが、 ソレをこの結果とつなげることができません。 (ローリー法って、ネットにも本にも、 あまり載って無いんですよね…) 100%より60%の方が吸光度が高くなってしまった 原因として、何が考えられますでしょうか…?? とても気になるので、ご教授お願い致します!
- ベストアンサー
- 化学
- 原子吸光の吸光度と感度の関係
原子吸光の吸光度と感度に関する質問です。 原子吸光のフレームの分析において,同じ元素,同じ濃度および条件で測定しても,測定のごとに吸光度が若干変化するのはなぜなのでしょうか?分光光度計などに比べると吸光度の変化が大きいような気がします(比較するのがおかしいかもしれません)。 また,あるカタログに「フレーム感度は従来より30%アップし、Cu5 ppm標準溶液の吸光度は0.75~1.0 Abs以上」というような記載があります。機器によって原子吸光の感度と吸光度が異なり,検量線の範囲が広いフレーム原子吸光光度計が存在するということでしょうか? これまで使用していた原子吸光が古く教科書や文献の記載より狭い範囲で検量線しかできない(直線の範囲が狭い)こともありました。 質問自体がおかしいかもしれませんが,同様のことを経験されている方もいらっしゃるのではないかと思います。私の頭を整理できるヒントをご教授願います。
- ベストアンサー
- 化学
質問者からのお礼
そうですかぁ。やっぱり実験機器の精度が重要になってきますよね。その点をいろいろつっついてみようとおもいます(^^ >経済性については、機械は50万円程度で手に入ります。最近の機器は、 >数百万どころか数千万円の機械も珍しくありません。 この機械は百万円もするんだぞ~と先生が自慢していましたよ(笑 ありがとうございました。本当に助かりました。専門家の方なんですね☆ またわからないことがでてきたら質問しようと思います。そのときはなにとぞよろしくおねがいしますm(_ _)m