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乾屎けつ

 この題目では三回目の質問です。  http://okwave.jp/qa4756520.html  http://okwave.jp/qa4815281.html  にてお教えを頂きました。  その節は真にありがとう御座いました。  再再度の質問は: 1.  昨日上野の森美術館の『チベット』にいきました。そこで金剛けつ(“乾屎けつ”の“けつ”)というものが展示されていました。  これから判断してこの“けつ”という文字で表示されるものは、そもそもは垂直に立つような棒状(など)のものを指すのだと判断しても間違いではないでしょうか? 2.  http://www.h2.dion.ne.jp/~teshu/kikou/tei051217.html を先のご回答で紹介されました。  ここでは木偏ではなく手偏が使われています。  手偏も必ずしも間違いではないのでしょうか?

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  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.3

中国語の屎ケツは、日本では厠籌(しちゅう)とか籌木(ちゅうぎ)また糞箆(くそべら)と呼ばれています。 未使用の籌木が浄籌と呼んで金隠しのそばの籌架に置いておくのに対し、すでに用足し後のものは触籌と呼ばれ、籌斗に投げ入れるのだといったことが禅宗の作法書にあるようです。 この用足し後の触籌が時間とともに乾いて来たら、それが中国語では乾屎ケツであり、いわば邪魔モノであり役立たずという罵詈語となっています。 チベットの金剛ケツと呼ばれるものは、籌木のもととなる数とり棒(算木)や易占用箆として、チベットやインドから中国経由で伝わってきたという意味では、いわば金剛杵(こんごうしょ)のようなものでしょうか。 これらは皆、木製の箆や棒状のものを指すとすれば、手偏ではおかしい気もしますが、その辺は中国語のカテで確かめられてはいかがでしょう。

krya1998
質問者

お礼

 ありがとう御座います。  その後思いつきですが、手偏だから動作或いは、孫悟空が雲間から見た釈尊の指のような状態を逆にしたもの、だから際どく指先と動作をいうのだろうと想像しておりました。  今日は図書館に行き、二番様の字典で確認しようと存じておりました。  いうにこと欠いて、同じ邪魔者でも役立たず以上に乾屎けつはひどいことばですね。  金剛けつの方はまぁ聖壇というのか、戒壇というのか、台座の四つの角隅に立ててある25センチくらいの金剛の設備でした。  多分、聖域の境界をしめしているのではないでしょうか。  こちらはむろん手偏ではなく木偏でした。木製か金属製かは判りませんでした。  ありがとう御座いました

その他の回答 (3)

  • garamond
  • ベストアンサー率53% (1119/2111)
回答No.4

手ヘンは正しくありません。 それぞれ[詳細解釈]を御覧下さい。 木ヘン http://www.zdic.net/zd/zi/ZdicE6ZdicA9Zdic9B.htm こちらを動作・行為に使うことはあります。 手ヘン http://www.zdic.net/zd/zi/ZdicE6Zdic92Zdic85.htm こちらを器物の名に使うことはありません。

krya1998
質問者

お礼

 ありがとう御座います。  [詳細解釈]の翻訳もちょいと日本人には難しいようです。  想像を交えながら理解すると、  木偏のほうは木片(もくへん、木の小さな用具)や、つまみ(把手・取っ手)のようなもを指すときに使う字ではないかと認識します。  手偏の方は一口(ひとくち)とか一箸(ひとはし)とか、“つまむ”、指先のような状況かなと想像します。  やはり手偏で示してあるURLの乾屎けつはひねってあるのか、誤用かのいずれかでしょうね。  敬愛する山岡鉄太郎のゆかりの座禅の会のようですが、照会申し上げましたが、多分ご返事はいただけないでしょうね。  ありがとう御座いました。

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.2

 2の手篇に蕨の下だけを付けた文字は藤堂明保『漢字語源辞典』(学灯社1970)の633ページには出ています。国字では無さそうですね。

krya1998
質問者

お礼

ありがとうございました。

krya1998
質問者

補足

 ありがとう御座います。  それでは、藤堂明保『漢字語源辞典』ではどういう意味なのでしょうか?  主要な意味だけでも教えていただけないでしょうか?  “乾屎けつ”の中で使用して、つまり、木偏の“けつ”と同じようにも使えるものなのでしょうか?   

  • bakansky
  • ベストアンサー率48% (3506/7250)
回答No.1

1. さすがです。おっしゃる通りであるようです。 漢和辞典(『漢語林』)によれば、その木偏に「蕨」という文字には、「くい(杭)」という意味があり、「石を掘って立てる杭(くい)」という「字解」が与えられていました。 2. 私の上記漢和辞典には、手偏に「蕨」という文字は、採録されておりませんでした。すると、ことによると、日本製の漢字なのかもしれません。

krya1998
質問者

お礼

ありがとうございました。

krya1998
質問者

補足

 木偏の“けつ”がそういう、意味であれば“くそべら”もおいてあるときは、多分起てておいてあるのでしょうね。  そういう“けつ”なのでしょうね。  “屎”が“糞”でしょうから、棒状の、“乾いた糞”という意味をだすための字ではないようですね。  早速ありがとう御座います。

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