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プリンタ修理屋さんに質問です!
プリンタの修理屋さんこんにちは。他の質問を拝見させていただいて、とても参考になりました。専門家の方に伺いたいことがありましたので質問させて頂きます。私はCANONのMP610を2年くらい使用しています。(週に1~2回)最近度々かすれるようになり、その都度クリーニングをしています。強力クリーニングは必要ない状態です。他の質問にもあったようにヘッド不良も様々な原因があり素人が簡単に修理できるものではないということは分かりましたが、非常に気に入っているプリンタですので何か策はないかと調べていましたら、ヘッド洗浄液というものが販売されていました。これの使用は大丈夫なんでしょうか?またプロの方もこのような洗浄液を使用することはあるんでしょうか?ノズルの目詰まりは直るんでしょうか?お願いします。
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ご指名ありがとうございます。 プリンタの修理屋です。 詳細の状況は分かりかねますけれど、基本的にヘッドの洗浄は非常に危険が伴う作業で、それがきっかけでヘッドにトドメを刺すこともありえます。 洗浄剤(溶剤系?)の成分は分かりませんけど、数ヶ月前にキヤノンから社外インクに含まれている成分によるトラブルを臭わせる案内が出ています。 http://cweb.canon.jp/e-support/information/printhead.html 似た様な現象は経験しております。 ヘッドには制御用の弱電回路とヒーター駆動用の強電回路が混在しており、絶縁が悪くなると、メイン基板が焼ききれて、一瞬でお陀仏と言うこともあります。 (修理中に出たことがあり、部品代を負担する羽目になったこともあります) ごく個人的な考えではありますけど、洗浄と言うものは余り意味が無いように考えます。 その最大の理由は、言葉だけが独り歩きしている「ヘッドの目詰まり」です。 純粋な意味でヘッドの目詰まりと言うのは非常に少ないはずで、ほとんどの場合はヘッドが電気的に死んでいます。 こうなるといくら洗浄したところで直るものではありません。 ヘッドが電気的に死ぬ場合、一番多いのは生産のバラツキによるものでしょう。ただし、純正インクを使った場合ですけど。 社外インク、詰め替えインクの場合はヘッドに色々な負担をかけてしまうことがあるようです。 稀に本当の目詰まりがあります。 質問の例はその可能性が大きいです。 クリーニングを行えば直るという事ですから、ノズルは詰まっていないという事です。 では、なぜかすれるかですけど、クリーニングを行っているパージユニットの不良の可能性があります。 放置しておくと完全にヘッドが目詰まりを起こす可能性もありますので、最悪の場合は修理が必要です。 パージユニットと言うのは、少々複雑なポンプユニットなのですが、メカの不調と同じくらい多いのはキャッピング部の汚れとか異物です。 添付した写真は、別の機種で本来はカバーで見ることが出来ない角度からの物ですけど、丸で囲った辺りに紙片が乗っていることも多々あります。 ごくわずかな隙間なのですが、そこから圧が漏れて、満足にクリーニングできないばかりか、電源を切ったときにも空気が入り込みヘッドが乾燥することがあります。 複合機は少々見難いのですけど、ふたを開けて懐中電灯で右奥の下の方を覗くと見えるはずです。 異物をチェックして、何かあったらピンセットなどで取り除いてみてください。 詰まった紙の切れ端とか、インクタンクを包んでいたセロファンの切れ端が引っかかっていることが結構あります。
お礼
参考になるお答えありがとうございました。 やはり余計なことはせずに修理に出すか、買い換えるかを検討したいと思います。お礼が遅くなり申し訳ありません。