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統合失調症について

統合失調症の方で精神分析療法は禁忌だといわれているのは何故なのでしょうか? 調べてみたもののよく分かりません。どなたか教えてください。お願いします。

みんなの回答

回答No.3

精神分析療法をしていくと統合失調症の方のしている葛藤に拍車をかけることになるかもしれないからだと思います。 統合失調症の方は自分の病気を自分で認知することが難しいため、治療していく上で患者の治癒力ではなく想像力の方を高める場合があるからではないでしょうか。  例えば幻聴や幻覚が幻であるという事を認知をしていかない限り、患者の脳内で聞こえる「声」であったり「音」や「形」がその方にとって「現実」になっている状態から、医師側がどんなことが起こっているかを知るよりも、患者に起こっている事が現実ではない事と現実である事を認知することが回復の一歩ですが、この時患者はやはり葛藤していますが、その最中に精神分析などされていたら、患者側にしてみれば、傷口から泥だけでなく血も肉もとっているのも同じだからではないでしょうか。

noname#150961
noname#150961
回答No.2

端的には、統合失調症による妄想を強めるようにはたらく危険があるからです。幻聴などの症状が悪化する心配もあります。患者の不利益を避けるためです。精神分析療法が行える条件がないと効果も得られません。 ただ統合失調症という診断の場合であっても、「妄想」「幻覚」などを理由に解離性障害や強迫性障害などの神経症圏の患者さんが統合失調症と診断されている場合もあるため、そうした方には精神分析をふくめた精神療法が重要です。一概に「統合失調症には○○だ」と断定できない面があります。

  • _supika
  • ベストアンサー率33% (8/24)
回答No.1

統合失調症は自我(無意識・意識、自己・他人の境界)が曖昧となってしまう(エスが優勢になる)病気であるから、無意識に訴えかける旧来の精神分析療法では治療効果が期待できないという事ではないでしょうか。

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