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光るもの(おもちゃ、ガラス、星etc.)が好き。何故?
今日色が変わりながら光って回るおもちゃを買いました。 テーマパークや遊園地などでもよく売っています(光ファイバーなど)。周りのこどももたくさん購入していました。 ところでどうして人間(その他動物もありますが今回は質問外)は光るもの(特に色つき?)に惹かれるのでしょうか? こどもも大人も好きな人は多いと思います。 ただのガラス瓶、海の反射やイルミネーションや夜のパレードや、花火やビー玉などなど多々あります。現におもちゃなどでは多数製作販売されています。 他のところで、きれいだから、や、星や太陽なんかと一緒、宝石は地位やステータス、などを見ましたが、ここではできるだけもう少し深く、『何故』きれいと感じるか、何故魅力的に感じるのかなどの心理学的もしくは脳心理学的な回答があればありがたいです。
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No.2です。お礼をありがとうございました。 AKLJSさんも緑が好き…なんか、嬉しいです。^^ この質問が立ったとき、タマムシとカラスについて調べると、何かヒントが得られるのではないかと感じていたのですが、前回は、人間がどう感じるかがテーマだったので、言及は避けることにしました。 既に的を射た回答が多数寄せられていると感じていますが、私自身が子供の頃ビー玉を宝物にしていた過去があり、興味が尽きず、個人的にテーマに深く関心があったので、参考にはならないかもしれませんが、勝手ながらも再投稿させていただきました。 *―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―* 学習能力が高く、仲間意識もあり、伝線でブランコ遊びをしたり、滑り台を楽しんだり、車に胡桃を轢かせて割ったりと、道具を使うなど鳥類でありながら行動が どこか人間的なカラス。 よく、カラスは光り物が好きだと言いますし、カラスの行動を調べると何か人間に繋がることがあるのではないかと関心を持ちました。 研究家でもなければ、カラスの気持ちも解らないので、ここで出した回答も唯の推測でしかありませんが…。 そこで調べるうちに分かったことなのですが、カラスは光るものに敏感なんだそうですね。 そして、カラスは好奇心が強いので、気になった物はいじったり、ねぐら近くに持ち帰ったりすることもあるのだそうです。何とも、人間的ではありませんか。 (ちなみに、巣は、ひなのベビーベッドでカラスの家ではないそうです。) 私は以前、カラスが男性用の腕時計を鷲づかみにして、飛んでいるのを見たことがあります。 その時はカラスが光り物が好きだという話は、本当なんだと驚きました。 そんな決定的な瞬間を目の当たりにしたのは、その時しかありません。 写真に撮っておけなかったのは、非常に残念です。 けれど、カラスの生態をまとめた物を読む限り、どうも、光り物が好きというのとも違うようですね。 懐中電灯の光や反射光に驚く話も載っていましたので。 また、鳥類は色を見分ける能力が優れていて、4色型色覚を持ち(通常、人は3色型色覚)、紫外線光も感知できるそうです。 光に敏感なのは、4色型色覚であることと関連が深そうに思えます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/4%E8%89%B2%E5%9E%8B%E8%89%B2%E8%A6%9A http://www.jinrui.ib.k.u-tokyo.ac.jp/kawamura/studyBackground.html 個人的には、突然の出来事であれば人間も驚くのは同じだと思うので、中には本気で光り物が好きなカラスもいるのではないかという気がしますけれど。 (やはり、堂々と腕時計を持ち去るカラスの姿を間近で目撃したものですから。) 他には、墓場に供えられた、お線香を咥えて持ち去り、それがもとで山火事になった話などもありました。 カラスはもしかすると、光り物が怖い反面、何かに役に立つのではと思っていたのではないかと思いました。 単に、遊び心が湧いたのかもしれませんが、お線香に関しては、どう利用立てたらいいのか悩んだか、やけどしそうになったかで、扱いに困って途中で捨ててしまったのかもしれないですね。 タマムシに関しては、あんなに目立った外見が、タマムシ自身にとって何のメリットがあるのだろうと不思議に思い、調べてみることにしました。 タマムシと言えば、法隆寺の「玉虫厨子」で有名ですが、その様に人間に装飾目的に捕まってしまうなど、派手で目立っていて、何が利点になっているのか疑問に感じたので気になったのです。 ウィキペディアには、こんな記述が載っています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%9E%E3%83%A0%E3%82%B7 『細長い米型の甲虫で、全体に緑色の金属光沢があり、背中に虹のような赤と緑の縦じまが入る、とても美しい昆虫として好まれる。天敵である鳥は、「色が変わる物」を怖がる性質があるため、この虫が持つ金属光沢は鳥を寄せ付けない』 『この種類の鞘翅は、死んでも色が変わらないので、法隆寺宝物「玉虫厨子」の装飾として使われている』 鳥類は、色が変わるタマムシの金属光沢を恐れる。 人は、タマムシの虹のように美しく変化する色合い、金属光沢を美しいと感じ、その美しさを永く留めていることに感動を覚える。 ――このことに強く関心を持ちました。 (実際に、鳥類にタマムシがどの様に見えているのか体験できたら興味深いのですが、色覚が違うので分からないのが残念です。) 金属光沢を恐れると言われている鳥類でありながら、カラスが時計を持ち去ったのは、もしかすると、自分よりも大型な鳥類から身を守る“お守り”とすることが目的だったのかもしれません。 (考えすぎかも知れませんが、お線香とは言え火を持ち去ったり、金属光沢を ものともしないカラスが実際にいるのですから、スゴイ!です。) 古代の中国や日本、インカ文明でも翡翠は、お守りであったことが知られています し、誕生石も持ち主を守護する力が宿っていると言われていますが、その起源は古く、旧約聖書の出エジプト記にもあるそうです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BF%A1%E7%BF%A0 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%95%E7%94%9F%E7%9F%B3 やはり、「光り輝く物、色調が変化するもの、変質しない物」に人は特別な力を見いだして、そこから威力や魔を払う力、そして恒久性(永遠)を感じ取ったり、魅力を感じたのではないかといます。 それらの憧れにも似た感情を満たすものが、宝石やガラス細工のように光るものであったのではないかと思います。 人は、存在を無視できないものほど、心に焼き付きます。 そして、強く惹きつけられるものに、心を奪われます。 光は時に強烈で、時には優しく輝き、変化するものだから、飽きることなく見入ることが出来るのだと思います。 見入るうちに魅入られてしまうのでしょう。 そして、魅惑され、美しいと感じるのだと思います。 前回の回答と被ってしまいますが、太陽や月、そして虹や星を美しいと感じるのは、瞬く光や色調の変化に心が引きよせられるだけではなく、手に入れられないからだと思います。 誰もが見ることが出来るのに、誰のものでもない。 光る物は、そういったものの似姿でもあるのだと思います。
- harrywithers
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こんにちは、 人類の歴史(発展)に、光るものが関係し、生きるために重要なものだった為だと思います。 人類が誕生して、600万年とも云われますが、 その大部分を私たちは、闇の中で過ごしてきました。 想像でしかないですが、その闇の中では、人類は肉食獣の獲物であり、 脅えて生きる弱い存在でしかなかったでしょう。 太陽の光り輝く、昼間は、他の動物にない優れた視力と、集団で発達させた 視力を活かしたコミュニケーション能力で、逆に肉食獣を捕食し、生き延びて来ました。 そのうちに、闇を照らし、肉食獣を追い払い、調理にも役立つ“炎”の扱い方を覚えて 他の動物たちに対して、優位に立つことができました。 そして、光るものは、自然界には、極めて存在が少ないのも事実です。 月の光も星も、夜の闇の中で、方角や(食物の収穫に重要な)季節を知るために 大変に大切なものでしたし、遠くの水の反射も(生存に関わる) 大量の水が在ることを示すもので、それを見つけたとき 「生き延びられた」という喜びも沸き起こったものと思われます。 そういった、光るものの重要性が、何世代にもわたって DNAに刻みつけられて行く過程で、人類は、結晶体や輝石と呼ばれる 反射で輝く石たちを見つけます。 太陽や月、炎などの“光るもの”が持っている(自分たちを生かす)力を、 その“光る石”に投影して、自分に力を与えてくれる(と信じられている) “光るモノ”に、魅力(=美しさ)を感じるものだと考えられます。 キラキラと状態を変える光は、それ自体で目(脳)に刺激を与え 注目を惹き、美しさを感じますが、その反応は、長い年月を掛けて 人類がDNAに刻み付けてきた、生きるための反応だと思われます。 物質的な豊かさと欲望に任せて、 無意識に人工的に光るものを作り出している現代の社会では、 光るものが溢れかえり、何が生きることにつながる本当の美しさなのか、 区別がつかなくなってしまっているのではないでしょうか。 夕陽や虹、自然に輝くものが美しいのは、自然の輝き自体を “有り難い”(⇒中々起らないこと⇒私は恵まれている)と感じる 心の働きではないかと思います。 人は美しさを感じている時に、喜びと感謝の気持ちが沸き上がります。
お礼
こんにちは。 素晴らしい回答ありがとうございます! DNAレベルで美しさを感じると考えると、人間は素敵な生き物だなと思えます。ありがとうございます。
- ayaayahana
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無心になれるからではないでしょうか。 光りもの→視神経が刺激される→脳の視覚野に達する→凝視しようとする→他の思考回路がストップされる→現実やストレス等の思考もストップされる→癒される→ノルアドレナリンが分泌される→リラックスできる→なお美しいと感じる
お礼
ほーノルアドレナリンですか。なるほど。美しいものとリラックス効果の関係は興味深いです。ありがとうございます!
諸説あるのでしょうが、そもそも、美意識はその人その人に先天的に備わっているのではないかと思います。 例えば、私はニックネームに「グリーン」を採用していますが、緑は物心ついた頃には好きな色だった記憶があります。 自分が身に付けるものを始め、身の回りに緑色のものが溢れていたわけでも、身内が好んでいた訳でもないのに、気が付いたら緑色が大好きでした。 色のマイブームがあって、その時その時で好きな色はありましたが、緑はずっと変わらずに好きな色です。 幼い頃、母が傘を買ってくれるというので、単色の緑色の傘を選んだときには、 「そんなの男の子みたいだから駄目だ」と言われ、ならば花が付いていればいいのかと、小花模様のついた緑色の傘を選んだら、 「おばあちゃんみたいで、そんなのは可笑しい」と笑われました。 昔は今みたいに、種類(パステルカラーとかチェックとか)が豊富ではなかったので、緑色の傘は店にはそれしか見あたりませんでした。 結局、他には欲しい色の傘がなかったので、買わずに帰りました。 幼稚園の折り紙の時間も、周りを見ると、女の子達はピンクばかり選んで、緑を選ぶのは男の子ばかりでした。 実際、男の子と女の子が色の話をすると、 「緑は男の色だ」と皆、見解が一致していました。 (ちなみに、“赤”に関しては、両者一歩も譲らず、口論になっていました。私的には、“そんなの、どっちでも良いじゃない”と思っていました。) そんなこんなで、幼い頃は、 「緑色は、男の色なんだ。女の子は好きになってはいけない色なんだ」 などと、悲しく思い、緑が好きなのは隠さなければいけないのかと思い悩んでいたこともありました。 けれども、そんなことがあったにも関わらず、緑はいつも心が惹かれる色でした。 また、今現在はどうかは分かりませんが、甥っ子は、乳幼児の頃から赤が好きでした。離乳食を始めた頃から赤い食べ物、特に苺が大好きで、お腹をこわしてしまうほど食べていました。 少し、大きくなってからはマグロの刺身やいくらも好きでした。 実際に、赤い色の食べ物には美味しい物が多いのでしょうが、赤い色に惹きつけられて、食欲が湧いたのではないかと思います。 私の上の子に、初めて離乳食にプラムを潰してあげたときの話ですが、見るなり興奮して、よだれを垂らしていたのを今でも良く覚えています。 赤い物ばかり食べさせていた記憶もないし、特別、飢えさせていたわけでもないと思うのですが、見た瞬間、 「これは、美味しいに違いない!!!」と、うちの子は思ったのでしょう。 目を輝かせ、意欲満々で、手足をばたつかせて大口を開けて待っていましたから。その様は、こっちが退きそうになるぐらい迫力がありました。 闘牛で赤い布を見て興奮しているのは牛ではなくて、「人間の方」なのだそうですね。牛は布がひらめくのに興奮しているのであって、布が何色であっても向かっていくのだそうです。 (牛の色覚に関しては、ヒトでいう2色覚と類似した色世界だと言う説が現段階では有力な様です。人と同じ様には色の識別は出来ていないそうです。) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%89%B2%E8%A6%9A%E7%95%B0%E5%B8%B8 炎を見るのが好きな人もいますが、メラメラ燃えたぎる赤い色に興奮を覚えるからでしょう(炎に関しては、光り物と捉えることも出来ますよね。後述でも触れますが、絶えず色調が変化したり、形が変わるという面も魅力の一つなのだと思います)。 赤はこれから何かが起こるという様な、人に期待や不安といった興奮をもたらす色なのではないでしょうか。 前置きが長くなってしまいましたが、光るものには、赤だの緑だの固有の色や性別を超越して、万人を惹きつける魅力があるのは、絶えず色調や光度が変化するからではないでしょうか。 様々な変化に可能性や神秘性を感じて、想像力が掻き立てられ、ワクワクするのだと思います。 ビー玉は、幼児期の私には正に宝物でしたが、陽にかざして見たときの色の変化や差し込む光に心が惹きつけられました。 また、ガラスを始め、光る物には透明感があるものが多いですよね。 透明感があると、海や湖といった水や氷を想起させられたり、プリズムは表面がなめらかでツルツルしているので、虹の色を浮かび上がらせたりします。 光そのものにも決まった形はなく、絶えず変化し、それは見ることが出来ても掴むことは出来ません。 光る物は色や質感が自然そのものを想起させたり、それとは逆に冷たい無機質な美しさを持っていたり、光そのものは掴むことが出来ず、絶えず変化するので、一瞬一瞬の美しさに切なさや儚さを感じて、見る人の心に焼き付くのだと思います。 人は光る物を手にしていると、光そのものを掴めたような、幸福感に包まれるのではないかと思います。 絶えず変化する色や光そのもの、そのときを留めておくことが出来ないから、尚更、人は光る物を手にしたくなったり、花火や金環食を写真に撮るなどして、その美しさを人に伝えたり、記憶に残したくなるのでしょうね。 いつでも等しく同じではないという、つかみ所のなさ そのものが、美しいと人は感じるのだと思います。
お礼
わたしも緑が昔から好きです* ランドセルは女子は赤というのには不満がありました笑 色についてもいろいろ考えることがでてきてもっと調べなければと思いました笑 ありがとうございます! 可能性や神秘性ですね・・ 人間はどうしても神秘性や自分の知らないもの、捕まえられないものに惹きつけられるものなんでしょうね。なるほど。 光は変化する。太陽が沈む昇るという人間の生活にも関わっているのでしょうかね・・ 捕らえられない美しさ。欠かせないもの。 もっと何故惹きつけられるのかも調べてみます! 丁寧なご回答ありがとうございます!
- dogday
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光源に対し、眼球や瞳孔が神経反射するからではないでしょうか? それは他人の行動を支配することに繋がります。 それが注目を集めることであって、地位やステータスにつながりますし、貨幣も同じ能力を持っていて、それに「お金」というリンクが見られます。 綺麗と感じる以前に、目が奪われるのはないかと思います。
お礼
なるほど、目の動きと反射が関係してたのですね。 人間の反射と支配心について調べてみます! そこから醜い、ではなく美しいと感じるのはやっぱり何故なんでしょうね?? ありがとうございます!
お礼
またまた親切な回答ありがとうございます^^ すごいですねーカラス。 人間も光物にかなり関係してるんですね。 ありがとうございました。