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水に溶けない粉ってなんですか?
こんばんは。 今,身近にあるもので,水に溶けない粉類を探しています。 いろいろ調べてみて,片栗粉とコーンスターチは 水に溶けない(溶けにくい?)ことが判明しました。 そこでお聞きしたいのですが, その他に水に溶けない粉(身近なもので)には何がありますか? また,杏仁霜(きょうにんそう:杏仁豆腐を作る粉)は 水に溶けるのでしょうか? よろしくおねがいします。
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台所にある粉は水に溶かしやすいようにわざわざ粉にしているものが多いのかも。片栗粉やコーンスターチは溶かしやすいように粒子が細かくしてあり、溶けやすい砂糖や塩は粒が粗くても使える。 でも水にとかして使わないパン粉や胡椒や七味唐辛子なんかは粗くても溶けにくいですね。 さて、屋外にある粉状のものはあまり溶けないですね。砂とか砂鉄とか砂金とか。 それから、黒板のチョークの粉は溶けないよ。 ちなみに、校庭に白線をひく生石灰は水に溶けるとき熱を発して危険だから校舎とは別の場所に保管します。実験はおすすめできません。どうしても実験したい気持ちを抑えられなければ生石灰をほんの少しずつ水に入れて下さい。
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- htms42
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野外にあるものがたいてい水に溶けません。 水に溶けるのであれば雨で全部流れてしまうはずです。 地面にあるものでも、植物の体を作っているものでも、動物の体を作っているものでも、水には溶けません。 塩は溶けやすいです。だから雨に溶けて海まで流れて溜まってしまったのです。 身の回りにあるもので言えば水に溶けるものの方が少ないはずです。 水に溶けやすいもの、または液体状のものを生物が利用するとすれば入れ物が必要です。 細胞はその入れ物です。中には水に溶けやすい物質が沢山含まれています。 お茶の葉は水には溶けません。でもその中に含まれている水に溶ける成分をお湯で溶かしだして利用しています。わずかな量です。 「デンプンは水に溶けない(溶けにくい)」と書いてありますが お湯(熱湯)でも試してみてください。 冷たい水には溶けにくいが加熱すると溶けやすくなるという物質はかなりあります。加熱することで、食品を食べやすく、消化しやすくするというのが調理するということです。火の利用というのが人類の歴史にとって大きな出来事だというのは習われているはずです。文明の出発点だと言ってもいいかもしれません。 植物の中に蓄えられているデンプン(貯蔵デンプン)が冷たい水に溶ければ流れてしまいますから溜めることができません。必要な時に酵素の働きで小さく分解して水に溶ける状態に変えることで利用しているはずです。 >砂鉄=鉄の粉でないんですか。。。 砂鉄は砂の中に混じっている黒っぽい粉です。公園の砂場に磁石を持って行けばすぐに見つかります。 岩石の成分として含まれていた鉄の化合物です。 鉄の粉であれば茶色く錆びるはずですね。 錆びやすい鉄の粉が地面の中にあるはずがないですね。 昔は製鉄の原料に用いていました。「出雲の砂鉄」、「たたら製鉄」などで調べると出てきます。日本刀が刃物として優れているのは「砂鉄を原料にしているから」という話もあります。 運動場に白線を引く粉は炭酸カルシウムを使っています。 昔は「石灰(せっかい=いしばい)」を使っていましたが現在は使っていないはずです。でもやはり「せっかい」と呼んでいるようです。 「石灰」のようなアルカリ性の強いものを小学校や、中学校で使っていれば大問題になります。
お礼
詳細に教えてくださり,ありがとうございました。 人類の歴史・・・・・・・・・そこまでスケールが大きくなるなんて 思ってもみませんでした! ありがとうございました。
- c80s3xxx
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えーと. 砂鉄は鉄の粉ではありません. 使い捨てカイロに入っているのは鉄の粉ですが,砂鉄ではありません. 溶けない粉なんて,それこそ砂だってそうだし,そもそも水に入れて濁っていれば,それは溶けてない成分があるからですから. あと,一見溶けているようでも,じつは溶けてないとかいう場合もありますので (コロイドの一部とか). 杏仁霜ってのは,要するに,砂糖,でんぷん,調味料?,粉乳などなどを混ぜたものですね.でんぷんや粉乳は完全には溶けないでしょうね.まあ,溶けないからこそ,白く不透明な杏仁豆腐になるわけですが.
お礼
砂鉄=鉄の粉でなはいんですか。。。 小さい頃からカイロに入っているのは 砂鉄だと思ってました・・・ずっと間違った認識をしてたんですね(--;) ご指摘いただきありがとうございました。 キーワードは“濁り・不透明”なのですね。 ありがとうございました。
- potachie
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可溶性のデンプンと、難溶性のデンプンがあるのに良く気付かれましたね。デンプンの分子の鎖の形によって差があります。 デンプン以外では、単純に無機質のものに解けないモノは結構ありますよ。 鉄の粉(砂鉄)、ガラスの粉、石英の粉(土)などは? 歯磨き粉からは、水に溶けない炭酸カルシウムの粉が取れます。クレンザーなどにも含まれているかと。
お礼
分子の鎖の形ですか・・・ デンプンでも,奥が深いんですね。 無機質のものは考えつきませんでした。 砂鉄って,身近なものだとカイロの中身ですよね!? 多くの粉を教えてくださり,ありがとうございました。
どちらもデンプンってのが共通ですね。
補足
どちらもデンプンですが, 同じデンプンでも,小麦粉は水に溶けるらしいのです。。。
お礼
≫台所にある粉は水に溶かしやすいようにわざわざ粉にしているものが多いのかも。片栗粉やコーンスターチは溶かしやすいように粒子が細かくしてあり、溶けやすい砂糖や塩は粒が粗くても使える。 ≫水にとかして使わないパン粉や胡椒や七味唐辛子なんかは粗くても溶けにくいですね。 今まで考えたこともありませんでした! そういわれてみれば,食べ終わったラーメンの汁の中には たいてい胡椒が残っているような気がします。 身近なものの例を たくさんありがとうございました。