障害年金についてお尋ねしたいのですが

質問

障害年金というのは級によって一律に金額は決められているものなのでしょうか？

分かりやすく説明してもらえると助かります。

よろしくお願いします。

回答No.1

asitaasita · ベストアンサー

文章が下手ですが、失礼します。
「障害年金」にも「障害基礎年金」や「障害厚生年金」など種類があり、また、家庭状況（子供一人につき○○円加算など）によって支給される金額が違いますので、一概には言えないと思いますが、簡単な目安として、「障害基礎年金」の１級障害であれば年間『約９９万円』。これは「老齢基礎年金」の１．２５倍相当で、２級障害であれば、「老齢基礎年金」の満額と同額相当の年間約『７９万円』です。
　国民年金を滞納していたり、また、障害になった状況（例として故意に障害となった場合）によって支給されなかったり、手続きをしてすぐ支給される年金ではないので、仮に、そのような状況であれば、かかりつけ医や社会保険事務所などに相談されるのも一つだと思います。

回答No.2

kurikuri_maroon

ご質問の件ですが、障害基礎年金については、
その障害等級（障害者手帳の等級とは別物）ごとに定額です。

１級　９９０，１００円／年（平成２１年度額）
２級　７９２，１００円／年（平成２１年度額）
３級　ありません（障害基礎年金には３級がありません）

すべての国民は、保険料を実際に納付しているか否かにかかわらず、
２０歳になると、何らかの公的年金制度に入っている状態である、
ということになっています。
この公的年金制度は、いわゆる２階建て形式になっていて、
まず、土台としての国民年金（基礎年金）があり、
その上に、企業等での勤労収入を反映した厚生年金保険が乗る、
という形になっています。
そして、国民年金か厚生年金保険のどちらかに加入している、
という状態になっているわけです。

注：
　公務員等の場合は、
　「厚生年金保険」と同様なしくみとして「共済組合」があるので、
　「厚生年金保険」の箇所を「共済組合」と読み替えて下さい。
　また、「障害厚生年金」は「障害共済年金」と読み替えて下さい。

この「加入の状態」によって、
以下のとおり、被保険者種別が決まってきます。
被保険者、というのは、公的年金制度の加入者のことです。

国民年金第１号被保険者
　以下の第２号や第３号以外の、２０歳以上６０歳未満の
　すべての人です。
　自ら国民年金保険料を納める必要があります。

国民年金第２号被保険者
　厚生年金保険や共済組合に入っている人です。
　国民年金保険料は納める必要はありませんが、
　そのかわり、厚生年金保険料等が給与から天引きされます。
　国民年金にも入っている、とします。

国民年金第３号被保険者
　第２号の人に扶養されている、いわゆる専業主婦です。
　国民年金保険料を納める必要はありません。
　国民年金には入っている、とします。

その障害の初診日のときに、
上の第１号～第３号のどれであったのか、ということによって、
自動的に、もらえる障害年金の種類が決まってきます。
（障害年金 ‥‥ 大きく分けて「障害基礎年金」と「障害厚生年金」）

第１号・第３号の人は、障害基礎年金のみです。
第２号の人は、障害基礎年金に、障害厚生年金が上乗せされます。
（但し、３級では、障害厚生年金のみです。）

その障害の状態が１・２級であると、
初診日のときに第２号だった人は、
定額の障害基礎年金１・２級のほかに、
勤労収入を反映した額（比例報酬の額、と言います）としての
障害厚生年金１・２級が上乗せされることになります。

参考：
http://www.sia.go.jp/seido/nenkin/shikumi/shikumi03.htm

但し、同じく３級であると、
障害基礎年金に３級が存在しないので
比例報酬の額だけになることから、著しく低額になることがあり、
それでは不利になってしまうため、
障害厚生年金３級では、最低保障額は必ず出ます。

障害厚生年金３級の最低保障額
　５９２，１００円／年（平成２１年度額）

なお、第１号・第３号の人が３級障害にあたる場合、
障害基礎年金しかもらう権利がなく、
かつ、障害基礎年金には３級が存在しないことから、
障害厚生年金３級のようなものはもらえず、
障害年金額はゼロとなります。