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「洋書」とは

いつもこちらのカテでお世話になっています。 さてふと思った疑問なのですが… 外国語で書かれた本のことを「洋書」といいますね。 でも「洋」ですから西洋・欧米などアルファベットやキリルで 書かれた本を指しているような感じを受けるのです。 これに対してアジアでアルファベット以外の文字を使って書かれた本や、 欧米言語以外の言語で書かれた本などは何と呼べばいいのでしょうか。 これらも外国の書物という意味で「洋書」というのでしょうか。

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noname#97497
noname#97497
回答No.4

#3です。続きです。 ただねえ、日本でのドイツ語やフランス語の相対的なウェイトは低下していますし、「洋書」と言えば、普通は専らアメリカやイギリスで書かれた英語の本を指し、ドイツ語やフランス語で書かれた本も「洋書」の範疇には十分該当すると考えた方がいいですね。 中国語や韓国語は昔に比べると学習者が格段に増加したものの、原書を手にして こまめに辞書を引きながら読む人はそんなに多くありません。そう言えば、アマゾンでもドイツ語やフランス語の本の扱いはありますが、中国語や韓国語の本の扱いはありません。

multi_pon
質問者

お礼

2つ投稿していただいたのですが、お礼はひとつに まとめさせていただきますね。 漢文の書籍を漢籍と読んでいたのですね。 う~ん、なるほど、外国語で書かれた本をどう呼ぶかは その時のニーズによるところが大きいですね。 ニーズはつまるところその時代で何が必要とされ、 何に憧れているのかを見る指標でもありますから 洋書が英語を中心としてドイツ語、フランス語を指していることも 納得できます。 現在、中国語や韓国語を習う人は多いですが、アマゾンで 取り扱いがないのはニーズがないのか、政治的なものなのか いずれにしても何か理由があるのでしょうね。 アマゾンは外国語の本を一様に「洋書」と呼んでいますが 今後もし中国、韓国語で書かれた本を扱うようになった際 どのように呼ぶか興味深いです。 大変参考になりました、有難うございました。

その他の回答 (3)

noname#97497
noname#97497
回答No.3

大昔は日本で外国語の書籍と言うと、専ら漢文で漢文で書かれたものしかなく、漢籍と呼ばれていたんですが、今はそう言いませんよね。 今ではアジアの言語と言うと、中国語の他に、韓国語やタイ語どがありますが、どう呼ぶんでしょうね。仮に“亜書”とでも呼びましょうか?(藁) ううん、少し前までは日本では外国語と言うと 殆どが英語オンリーで ドイツ語やフランス語を学習する人がチラホラいる程度でした。それで、洋書というのは主に英語、ドイツ語、フランス語で書かれた本のことを指していました。 ところが、今では新たに中国語や韓国語を学習する人の数が、ドイツ語やフランス語を抜いていますら、昔と事情が異なってきていますね。ですから今では全部ひっくるめて「外書」という言い方が徐々に増えているようです。

noname#118466
noname#118466
回答No.2

「洋」とは大海のことを指す(太平洋、大西洋など)とともに外国を意味します。 従って洋書とは日本以外の刊行物のことです。外国と言っても16世紀以降は欧州が世界を制覇したので、洋が狭義で西洋を意味するようになりましたが、東洋という言葉も生きています。 洋書とは和書、漢書に対応する言葉です。洋書が狭義で解釈される場合が多いので、相手を見て使い分けた方がいいでしょう。 誤解を防ぐためには外国書、海外書、原書などが使えます。

multi_pon
質問者

お礼

「洋書」=西洋の書物、というのは狭義だったのですね。 「洋書」という言葉に欧米に偏っている印象があったので これからもしアルファベット以外の本を読む機会があったとき 何と呼べばいいのか考え込んでしまいました。 私はどこかの国や文化だけを優れたものとして見ることはしたくないので、 自分では原書などと言おうと思いますが、中には通じない人もいるかも しれませんね。 上手に使い分けていこうと思います。 有難うございました。 

回答No.1

「洋」は「西洋」の「洋」ですね。 明治維新前後以降政府も民間もより進んだ西洋諸国の文物の受容理解に全力をあげました。「洋行」も西洋列強諸国に旅行・留学に行くことでした。 >これに対してアジアでアルファベット以外の文字を使って書かれた本や、 欧米言語以外の言語で書かれた本などは何と呼べばいいのでしょうか。 そういった書物を適切に表す語彙に乏しいようです。平たく ○○語で書かれた本 というしかないでしょうね。または ○○語の原書 あたりでしょうか。

multi_pon
質問者

お礼

う~む、明治以降の欧米編重思考がまだまだあるのですね。 かつては中国から多くの知識・知恵を学んでいたし、欧米以外の 国から学ぶことはたくさんあるのに、それを表す言葉が 「○○語で書かれた本」や「原書」くらいしかないなんて 偏りもはなはだしいですね。 自分でも今までは「洋書」と言っていましたが、これからは 気をつけて「原書」と言うようにしたいと思います。 ご回答有難うございました。

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