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ハーブ類の摂取量について(とりすぎると害があるものは?)
ハーブを使った料理が大好きで毎日食べているのですが 食べれば食べるほどハマってきて、摂取量が異常に多くなり、害はないか気になってきました。 特に大好きなローズマリーは、あまりとりすぎるとよくないときいて心配しています。 そこで具体的にどのくらい摂取すると悪いのかが知りたいのです。 自分なりに検索してみたのですが、とりすぎるといけないとかは書いてあっても 具体的な量や頻度などを書いているサイトがみつけられなくて。 よく使うものは、 ローズマリー・オレガノ・バジル・パセリ・イタリアンパセリ ルッコラ・ディル・フェンネル・山椒・チャイブ・チコリ・クレソン 等です。 その他のハーブも含めて一覧になってるようなサイトがあれば嬉しいですし このうちのわかるものだけでも教えて頂けると助かります。 よろしくお願いします。
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こんにちは. もう生薬を学んでから相当月日がたちますので,経験者ということで書き込もうと思います. 一般的に用いるハーブという言葉は,生薬のなかに入ると思います.生薬とは,平たく言うと「動植物あるいは鉱物から得られる天然由来の薬」となります.このうち植物由来の生薬としては,例えばブシ(強心剤など),マオウ(気管支拡張剤など),ジギタリス(強心剤)などがあり,これらからはそれぞれ強烈な薬効を示す成分が得られます.しかし,これらは言い換えると「量を間違えれば毒になりますよ」という成分を含んでいますので,慎重な取り扱いを要します(ちなみにブシとは別名トリカブトです). ご相談のハーブの件ですが,現在では「ハーブとはこれら強烈な成分を含んでいないものの,作用が緩和で副作用も少ないため,家庭治療薬として用いるのに適しているもの」ということになると思います.ご相談された以外にもゲンノショウコ,ドクダミといったものから,スパイスとして料理の味付けに用いるシナモン,コショウといったハーブもありますよね. 量にもよると思いますが,ハーブをたくさん摂取して悪影響がでるとは考えにくいです.例えば,コショウで体調を崩す量といったらどのくらいでしょうね.体重70kgのヒトが70kgのコショウを一度に摂取したらどうなるかわかりませんが,そんなのムリですよね. 私の持っている生薬学の本にもハーブの毒性についての記述は全くありませんから,気にしなくても良いと思います. 興味本位で調べてみたところ,ローズマリーの用途は,健胃,鎮痛,鎮咳,鎮痙,スパイスとなってます.分子構造的にはポリフェノールですね. となると,あり得ない量を摂取していれば問題アリでしょうが,スパイスとして用いる回数あるいは量が増えた程度では問題ナシと思います.
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厳密なことをいえば水以外の物質は何らかの薬理作用があるわけですが、薬理作用があるということは摂取量次第では「毒」となる可能性もありうるということがいえると思います。 特にハーブと呼ばれているものは比較的薬理作用がはっきりしているぶんものによっては注意が必要なものもあるようです(具体的な摂取量は医薬品などと違い個人差が大きいため明示されることは少ないようですが…)。 ハーブの利用法や禁忌についてはこちらのURLを参考になさってみては如何でしょうか? http://aromaai.cside.tv/rieko/howto.html http://www2.health.ne.jp/topics_f/20030142.html こちらは食品の安全性などについて面白い記事がたくさん載っていますのでお暇なときにでもご覧になってみては如何でしょうか… http://web-mcb.agr.ehime-u.ac.jp/gmo1/Default.htm
お礼
そうですね、おっしゃるとおりハーブだけでなく 全ての食品に考えられることですね。 教えて頂いたサイト興味深く拝見いたしました。 特に3つめのサイトはおもしろいです。 とても参考になりました。 ありがとうございました。
お礼
あり得ない量ではないのですが、通常入れる量よりはかなり多く 私はちょうどいいなと思う量をいれて作ったものを、他の人が食べると うわーっ、きついって言われ、こんなに入れて食べてると体にわるいんじゃないの? なんて言われるので心配になって(笑) 毎日食べてるといっても、朝昼晩とも毎回大量摂取というわけでもないですし 大丈夫なようですね。 心強いご回答感謝致します。 ありがとうございました。