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企業の資本金
ベンチャーに限らず上場企業も資本金をB/Sに計上されています。例えば5億円の資本金で無借金経営で運営している、つまり自己資本比率100%の場合、5億円丸ごと残っているわけでなく、人件費、広告費などに充てれれていると思います。実際企業にいくらの資本金が使われずに内部に留まっているのかを知る方法はあるのでしょうか?教えてください。
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- mojitto
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例えば、起業して1回目の仕入れは資本金を使っていると考えるのが妥当ですよね。 しかし2回目の仕入れは ●1回目の仕入れの利益から買った ○残っている資本金から買った の2通りで考えることができますよね? 前者は資本金に手をつけていないようなイメージがあります。 ただ、どちらも資本金に手をつけているとも考えることができます。 なぜなら"●"の"仕入れの利益"は資本の部に計上されるからです。 資本とは元手という意味ですから、会社の費用全額が資本金(資本の部)から出ていると考えるほうが妥当ですね。 (借入金に関しては、現金が足らない場合に、元手から買った資産などを担保にお金を借りていると考えれば、やはり企業活動の費用全額は元手(資本の部)から出ていることになります) たぶん質問者さまが聞きたいのは、企業で発生する費用は「資本の部」の「資本金」に手をつけているかどうか…を知りたいのかなと思いますが、支払いに使われる現金には「資本金」も「当期利益」もいろいろ混ざっていますから、#1様の答えが適切であると言えます。 企業の成長性に関しては、決算書も重要ですが、その会社の取扱商品に将来性がなく、方向転換もしそうにないのなら、今はいい会社でも、未来は絶望的になります。
- taiken-23
- ベストアンサー率27% (77/285)
※お父さんが定年退職金2千万円で事業を始めました。同時にこのお金は会社のお金です。お父さんの自由になりません。 (1)早速,貸借対照表を作ります。最初は下記のような事業所開業状態になっています。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー (借 方) ・(貸 方) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 資 産 の 部 ・ 負 債 の 部 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 現金・預金20,000,000 ・ ・ ーーーーーーーーーーーーーーー ・資 本 の 部 --------------- ・資本金20,000,000 ・ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー (2)上記の状態から人件費・広告宣伝費等費用に充てられるのです。 例)仕訳 (D r)広告宣伝費10,000(C r)現預金10,0000 上記の(B/S)では現預金が出て行ったら,資本も減ります。 (3)いよいよ商いが始まり売上が予定通りでした。 (4)商いで売上「損益勘定」で利益が多ければ,この中から(2)の費用勘定が出ていっても,利益が多かったら(P/L)も変ってきます。 例)期末になって損益計算書を作成します。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 収 ・売上高 費 ・売上原価 ------- 売上総利益 費 ・販売費 ・管理費 ・ ・ ------- 営業利益 収 営業外収益 費 営業外費用 ------- 経常利益 ・ ・ ------- 税引前当期利益 法人税等充当 ------- 当期利益 例)貸借対照表 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 借 方 ・貸 方 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 資 産 の 部 ・負 債 の 部 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 現預金 ・買掛金 ・未払費用 ・ ーーーーーーーーーーーーーーー 資 本 の 部 --------------- ・資本金 ・ ・ ・当期利益 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 合 計00,000,000 合 計00,000,000 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー このようになれば資産も増えるし当然資本金も増えます。資本金は増殖の目的をもって事業に投下した資金のことです。
- ojisan-man
- ベストアンサー率35% (823/2336)
No.2です。 いわゆる決算書(CF計算書も含め)は「過去の記録」です。人間の健康診断で言えば「レントゲン写真」のようなもので、これまでの病歴や治療痕を見ることが主体です。 企業の成長性を判断するには、過去の実績に加え、今後その企業がどう動いていくかを判断する材料が必要です。 最もこれが一番難しいところなんですが(笑)
- ojisan-man
- ベストアンサー率35% (823/2336)
No.2です。 >B/Sの左側が自己資本以外なければ100%ですが、 ミスタッチです。左ではなく「右側」ですね。
- ojisan-man
- ベストアンサー率35% (823/2336)
B/SとP/Lの関係をもう少し理解しないと分かりにくいと思います。 資本金はB/Sの右側(貸方といいます)に記載されていますが、これは負債の部と同じく「資金の調達」にあたります。 つまりどこかからお金を集めてくるのに、資本金として持ってくるか、借入金として持ってくるかの違いはありますが、手許にお金を調達する点では同じです。 そして調達した資金と同額、左側(借方といいます)の資産の部で「資金の運用」、つまり何に資金を使っているかを表わします。 現金のまま残っていれば「現預金」に計上されるし、棚卸資産や売掛金に化けているかもしれません。あるいは自己資金で設備投資したなら固定資産になっているかもしれません。 人件費や広告費は「経費」ですから、B/SではなくP/Lの科目です。 だから支出したときに「損失」となります。 もしも資本金100を全額経費に使ったとしたら、B/Sの左側は0、右側は資本金100、損失△100、合計0となって、右と左がバランスします。 「内部に溜まる」というのは、おそらく「内部留保」のことを言いたいのだと思いますが、これは出来るだけ利益を社外流失させず内部に残していくことですが、必ずしも現金のままということではありません。 売掛金や在庫、有形固定資産などに使用し、自己資金で賄うことで負債を減らしていることもあります。 ですから、資本金がどのくらい残っているかということは分からないというのが答えです。 それと無借金だから自己資本比率が100%とは限りません。借入金以外の負債、例えば買掛金や支払手形、前受金などが0で、B/Sの左側が自己資本以外なければ100%ですが、こういう状態はまずありません。
- 9der-qder
- ベストアンサー率36% (380/1038)
お金に色はついてません。 ですから、「資本金が使われずに残っている」額を知ることは出来ません。 だから、自己資本比率とか勉強するのです。
お礼
回答有難うございました。B/SとP/L関係をしっかり勉強します。やはり企業の成長性はキャッシュフロー計算書も含めて3つの決算書を見ないとわかりませんよね?