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再質問:お墓の引っ越し
先日お墓の引っ越し費用・時期について質問させて頂いた者です。 回答してくださったことを踏まえて母が今後のことをいろいろ考えまして、新たな疑問が出たので、再度質問させて頂きます。 母が決めたこととは ・8月末の祖母の四十九日法要は、四国にある今のお寺でやってもらい、祖母の納骨はせず、 そのまま同時に今のお墓の閉眼供養をやってもらう ・引っ越し先のお墓はそれからゆっくり探す。 というものです。 四十九日の法要と、閉眼供養って、同時にやってもらえるものでしょうか?宗教的に、どうでしょうか?ちなみに母の実家は浄土宗です。 ご存知の方、よろしくお願いします。
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最後の宗教的に見てというのは宗教上の問題ではなく、個別の寺院ごとの習慣によるところが大きいです。 なお、1の方の回答へのお礼を拝見し、 「順序が間違っています。」というより法律上、先に移転先が決まっていて受け入れ証明書と現在の埋葬証明書が無ければ、自治体からの改葬許可証が出ませんので(現在の四国の墓地に遺骨が入っていればそれを出せません。)間違い以前に、法的に無理です。 通称・墓地埋葬法(墓地、埋葬等に関する法律)とその施行規則を見て墓地の改葬について正しい知識を持つべきです。 なお、うちも寺ですが、通夜、葬儀だけの費用をスポットで比較すれば近隣の寺院の倍以上というのは良くあることです。ただ、年会費の護持費が安かったり、その分修繕積立金が貯まっていたりとかで、大規模修繕時の負担金が少なくなったりしますので、50年間100年間とかの単位での負担金総額では差が出ません。場合によっては葬儀費用が倍の寺院の方が総額負担は少ないかもしれません。ある部分だけで比較するのは間違いです。「ぼったくり感」があっても住職が個人でもらう金ではなく、自治会費のように寺という法人収入ですから、法人運営に関わる檀家さんが予算を組んで承認して運営されているはずです。職務としてそれをそのまま伝えるだけの住職が、個人的に悪者扱いされるのはちょっとかわいそうです。 まあ、寺院規模が大きく維持費支出が多く、逆に檀家数が少なければ、単純に年間支出÷檀家数=1軒あたりの平均負担額になるので(そうでなければその時点で赤字でつぶれて廃寺です)、そういった要因もあるのかもしれません。 例えば雨漏り修繕でもすぐに1000万円以上かかりますが、日常の御布施が高く修繕積立のある寺院はその時の檀家負担は少ないですし、普段の御布施が安く積立の無い寺院なら、そのままそっくり檀家に割り当てになります。ですから普段の御布施を比較しても意味がありません。 「勝手にお墓開いてお骨を取り出しちゃえば」は、刑法190条の「遺骨の領得」にも刑法235条の窃盗罪にも該当します(刑法242条が「自己の財物であっても、他人が占有するものとあるように、寺が管理者で寺で占有している遺骨です)、警察の捜査で逮捕され遺骨は証拠物としてしばらく警察で保管ですよ。 また、違法に持ち出された遺骨は新しいお墓はもちろん何処にも納骨することは出来なくなってしまいます。 先に移転先のお墓を決めて、きちんと自治体の改葬許可を取って改葬することをお勧めします。
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- akouri
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閉眼(抜魂)供養をしてからゆっくりお墓を探すってどう言う事なのでしょうか?。 新しくお墓を立てて開眼供養をする為に旧の墓石を閉眼して移すのです。 移転先も新墓石も決まっていない内に閉眼してはなりません、 順序が間違っています。 四国で四十九日法要が済むと、納骨法要を厳修されて当然な事です。 それから引っ越すのであれば墓地を見つけて墓石を建ててから引越しをします。
お礼
早速の回答、ありがとうございます。 >移転先も新墓石も決まっていない内に閉眼してはなりません、 順序が間違っています。 やはり宗教的に見て、タブーですか。 閉眼供養を急ぐには事情があり、ひとつは今回の通夜、葬儀に関して檀家になっているお寺から提示されたお布施額が、葬祭会社のスタッフからもかなり気の毒がられたほどの高額で、かなりの「ぼったくり感」があったため、母はいずれは引っ越しするお墓にいったん祖母を納骨するのにも高額を要求され、また閉眼供養でも高額を提示してくると思うと、できるだけ早く引っ越しをしたい、という気持ちがあるからです。 もうひとつは、実は母の妹である叔母が、今回の閉眼供養等でかなりのお布施額が必要になるだろうと母が愚痴をこぼすと、その叔母が「そんなの、勝手にお墓開いてお骨を取り出しちゃえばいいのよ!私なら、やれるよ!」と言い出し、母は「とんでもない!そんなこと、しちゃだめよ!」となんとかとめたらしいのですが、叔母は全く納得していなかったそうです。 叔母が無謀な行動に出る前に、なんとか穏便に済ませておきたい、という思いもあります。 そういう事情から、引っ越し先のお墓が未定のまま閉眼供養ができないものか、と考えるようになったのです。 でも、宗教的にタブーであれば、おそらく四十九日で納骨することとなると思います。 貴重な情報、ありがとうございました。
お礼
回答、ありがとうございます。 >間違い以前に、法的に無理です。 そうでしたか。やはり、お骨だけ持っておくというのは無理なんですね。 >職務としてそれをそのまま伝えるだけの住職が、個人的に悪者扱いされるのはちょっとかわいそうです。 なるほど。ご住職さんには申し訳ないことをしました。さっそく母にもこのご回答を正確に伝え、誤解を解きます。 >「勝手にお墓開いてお骨を取り出しちゃえば」は、刑法190条の「遺骨の領得」にも刑法235条の窃盗罪にも該当します この情報は、一刻も早く叔母の耳に入れなくてはいけませんね。 >うちも寺ですが 「ぼったくり感」のお話をしてお気を悪くされたと思います。 申し訳ありませんでした。回答者さんのおかげでご住職さんへの誤解が解けました。ありがとうございました。 >通称・墓地埋葬法(墓地、埋葬等に関する法律)とその施行規則を見て墓地の改葬について正しい知識を持つべきです。 はい、さっそく調べまして、祖母は正しい方法で、落ちついて納骨してあげたいと思います。そしてご住職にも全幅の信頼を置いて、儀式等をお任せしたいと思います。 本当にありがとうございました。