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収率と反応率
実験でフェニルマグネシウムブロミドと3-フェニルプロピオナルデヒドを反応させアルコールを作りました。 収率と反応率をそれぞれ求めたのですが、収率>反応率となってしまいました。 収率は粗生成物のH-NMRの測定結果を踏まえて出したものです。 なぜこのようになってしまったかわかりません。 どなたか回答お願いします。
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- danishefsk
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No1です。 すみません、遅くなりました。 1つの水素原子によるピーク →原料はアルデヒドのプロトン、生成物はアルコールの付け根のプロトン といったところでしょうか。 それはさておき、 粗生成物は、一旦抽出、分液をしていますね。 おそらく反応の溶媒はTHFで、これは抽出の際に水層へ移行させて捨てていますね。 この際、原料、生成物が抽出しきれず、水槽に残ったままということは ありませんか?(収率>反応率ということですから、特に原料のアルデヒド が抽出し切れていない可能性) 反応率(よく使う用語として”転化率”というのがあります)や、 真の反応収率を求めることが、実験の目的であるのならば、分析は 抽出や、留去などの操作をいれずに、(この場合であれば)、希塩酸で 反応停止、メタノールやアセトニトリルなどで希釈、定量分析といった手法を とります。 おそらく、nononiさんの実験は、1,3-ジフェニルプロパン-1-オール を合成するのが目的で、反応率も出したが数値的におかしいといった 状況かと思います。 一番初めにも書きましたが、無機塩の混入、抽出時のロスなどが計算の合わ ない原因として想定されます(特にスケールが小さい場合など)。
- danishefsk
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No1です。 反応率は、どのようにして計算されましたか? HPLC若しくはGCの相対面積でしょうか? フェニルマグネシウムブロミドは何当量使いましたか?
- danishefsk
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収率、反応率は数字で言うと、具体的に いくつですか? NMRサンプルを調製するとき、CDCl3に溶けないものは ありませんでしたか? (ちなみに、3-フェニルプロピオナルデヒドは、 日本語表記では、3-フェニルプロピオンアルデヒド と書きます。)
補足
回答ありがとうございます。 収率は98.5% 反応率は94.7%でした。 CDCl3に溶けないものがあれば収率>反応率になりますね。 考えてみます。
補足
フェニルマグネシウムブロミドは3-フェニルプロピオンアルデヒドに対して1.1モル当量使いました。 反応率は 粗生成物のNMR測定結果に、原料と目的生成物のピークの積分値から (目的生成物の積分値)/(目的生成物と原料の積分値の和) で求めました。 それぞれ1つの水素原子によるピークだったのでそのままの値を使いました。