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ナイフ・フォークを使うときのタブー

こんにちわ☆ ちょっと気になりましたので。 日本人の箸使いに対する気の使いようはちょっと並外れているように感じました。wikipediaで調べたら、あるわ、あるわ30以上ものタブーが書かれていてびっくりしました。(ねぶり箸、刺し箸、迷い箸程度は知っていましたけど) 西洋料理のテーブルマナーについてもいくつか検索してみたのですが、ナイフやフォークの使い方についてこのような細かいタブーは見受けられませんでした。 箸という道具に対しての思い入れがそもそも違うような気もするのですが(八百万の神様のお一人が箸にも棲まわれている、みたいな)、それはそれとしてナイフ・フォークの使い方のタブーについて詳しい方がおられましたら、ぜひご教示願いたいと思い投稿しました。よろしくお願いいたします。 ウィキペディア『嫌い箸』↓ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AB%8C%E3%81%84%E7%AE%B8

質問者が選んだベストアンサー

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  • alt_ego
  • ベストアンサー率38% (7/18)
回答No.3

こんにちは。 >(箸のマナーは)人以外の何者かに対する意識なのか ふと、古代中国の歴史小説を数多く書かれてる宮城谷昌光さんのエッセイで「古代の中国でハシは食物の場に神を降ろすためのハシゴだったに違いない」と書かれていたのを思い出しました。語り口としての一文だったので根拠は書かれてなかったのですが、資料を大切にされる方ですので、そう的外れでもない仮説なのかなと思います。 いまの日本でこう考える人は稀でしょうが、確かに箸に限らず和食のマナーは対人というより「形」を大切にするためのものが多いような気がします。 で、ご質問のナイフやフォークに関するタブーですが。 他の方も書かれてる、ナイフの刃を自分以外へ向けない、音をむやみに立てない以外に世界共通のマナーはないような。テーブルマナー発祥の国であるフランス、そしてイギリス、アメリカと、それぞれ扱い方がバラバラです。仲の悪かった国がお互いに反発して独自のマナーを築いていったとも聞きますね。 日本ではイギリス式が主流となって伝わりました。当時はイギリスと国交を深めていたためです。とはいえフレンチでこれを通すのも野暮ですし、実際に食事するときはカトラリーのマナーそれ自体より場を読んだふるまいをすること、店側もそこを見ています。 結局回答になっていないので、恐縮ですが。

chimneycat
質問者

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ご回答ありがとうございます。 宮城谷さんという方は存じませんが、仰っていることは何となく理解できます。中国でもそう言う感覚はあるんですね。もしかして箸文化に共通する感覚なのかな?って興味を持ってしまいました。 マナーに反するというのと、タブー(禁忌)の感覚は根っこの部分で違うものがありそうです。ナイフ・フォークについて特段タブーについての話を聞かないのは、単に道具として割り切るプラグマティズムのような思想が背景にあるんでしょうかね。

その他の回答 (4)

回答No.5

箸に限らず、日本人の食卓上のマナーは独特のものがありますね。同じ箸の国と比較してもかなり違う、多分鎖国も含め島国の日本という原因・理由で独自に育んできたのでしょう。 ナイフ・フォークの使い方は、ヨーロッパ人と食事をすると本当に様になっているなーと思います。小さいときから叩き込まれているのでしょうね。こっちは使い方は一応頭にあっても、何かぎこちない。 当たり前のことですが1つだけ、仲間内の食事で分かっていてもついやってしまうことあります。ナイフに付いた食べ物片やソースを直接ナイフを舐めるように口にする人がいます。これは絶対にいけません。(日本人の友人がそうするのを何回か見たことあり気分悪くなりました)ナイフに付いたものは、フォークに移してからフォークを口に持っていくことで口にします。

chimneycat
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 合理性だけ考えれば、食べ物を固定するフォークと、それを切るナイフという組み合わせがベターな気もします(当然肉食と穀物食という食文化の違いは考慮する必要はありそうですが)。わざわざ二本の棒である箸みたいなものを食べる道具に選んだ理由って何なんだろう、と思います。 フォークを腕+手の形を模したのだとしたら、箸は指でしょうか?もともと指でつまんで食べていたのを、そこに指の延長である箸を介在させたとしたら、やはり何か「穢れ」に対するタブーの意識が見えてくるような気がします。 ナイフを口にいれてはいけないですよね^^。つい食器という意識で口にいれてしまうのかもしれないですが、「刃物」ですもんね。包丁を口に突っ込むひとはあまりいないですよね(笑)。

  • Gletscher
  • ベストアンサー率23% (1525/6504)
回答No.4

まず、最初に、wikipediaを過信しない方が良いですよ。 wikipediaに書いてあることが正しいという保証はありません。 あれは素人も投稿しているので、間違ったこともたくさん書かれていますね。 さて、私は4年間ドイツで生活しましたけど、フォークの使い方が日本人とはずいぶん違います。 フォークは、反り返っていますよね? 片側が凹んでいて、反対側が膨らんでいます。 物を刺す時は膨らんでいる背側を上にして、物をすくう時は反対にすることはご存知だと思いますが・・・そのために、彼らのフォークの使い方を見ていると、しょっちゅう丸い背を上に向けたり下に向けたり、クルクルクルクル動かしながら食べています。 本当にきように、しょっちゅう向きが変わります。 それがまた、実にスマートなんですね。 私もずいぶん練習しました。 ナイフの使い方も違いますね。 たとえば、ステーキを切る時、左端から切りますよね? 左端から一口分のところをフォークで抑えてナイフで切ります。 ナイフをどうやって動かしますか? 基本的には、1回引くだけです。 日本人は、ノコギリで切るように、何度も押したり引いたり、ゴシゴシやって切りますが、彼らはスーっと1回引くだけです。 だから、音もしません。日本人はゴシゴシするので、お皿でキーキー音がします。 スープは食べ物だってことはご存知ですね? 日本人はスープを飲むので、ズズ~ってすする音がしますが、彼らは、食べるので、スプーンに乗せて、大きな口をあけて、スプーンごとパクっと咥えてからスプーンだけを引き抜きます。 つまり、スプーンの使い方も日本とは違いますね。 音を立ててはいけないと言う人がいますが、そうではなくて、彼らの食事風景では音がしないのです。音がするはずが無いのです。

chimneycat
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 Gletscherさんのご回答の最後のくだり(スープを「食べる」部分)を読んで、中学生の頃に読んだ太宰治の『斜陽』の冒頭シーンを思い出してしまいました。 http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/1565_8559.html 太宰はこの中でお仕着せの付け焼刃のマナーをとことんこき下ろしていますが、生れ落ちた時からそれが肌になじんでいる人たちは、ごく自然にそういう事ができるんですね。「スマート」というのは重要なキーワードだと思います。 >ナイフの使い方も違いますね・・・ 以前読んだ本に書いてあったのですが、お魚を刺身にするとき、日本人は「切る」ではなく「引く」という表現を使いますよね。そのとき包丁をやはり一回「引く」だけです。ところが多くの外国人は同じ刺身包丁を使ってもごしごし何度も往復させて切るそうです。「切る」行為をキーにしていろいろな国の文化を比較してみたら、面白いものが見えてきそうな気がします。

  • munamaca
  • ベストアンサー率15% (15/97)
回答No.2

ナイフの切り口(ギザギザ部分)を内側に向ける(自分の方へ)、かな。 気を付けてはいるのだけれど、ついうっかり、気付くと外向きになっている事が多々あります。 普段使い慣れていない分、なかなか癖付きませんな。(だって、お箸の国のヒトなんだモン...ね)

chimneycat
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 ふ~ん、そうなんですか・・・ナイフの向きなんて考えたこともなかったです^^;ナイフ・フォークの国の人には常識なんでしょうね。外で食事するときは気をつけないといけないですね^^。

  • putidenny
  • ベストアンサー率43% (160/369)
回答No.1

何十年も前の話になりますが、もはや戦後ではないと 言われた頃、子供達はナイフとフォークの使い方を練 習しておかないといけないという風潮があり、当時の 洋食レストランは家族連れで賑わっていました。 細かいことをいろいろ言われましたが、最も厳しく指 導されたのは音を立てないということでした。ナイフ フォーク共に金属なので、お皿に置く時には特に気を 遣いました。 舐りフォーク、刺しフォーク、迷いフォークなどは、 言われなくても当たり前のタブーでした。 最後に気をつけたのは、ナイフとフォークとを同じ方 向に揃えて置くと食事が終わったというサインになり、 ウェイターに皿を持っていかれても原則として文句が 言えないということでした。 当時は、日本のマナーより厳しいと思いましたよ。

chimneycat
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 あらためてウィキペディアの記述を読んでみると、日本人の箸使いに対するこだわりの中には、マナーと言うのではなく日本人独特の『穢れ』に対しての意識が色濃く反映されているような気がしました。 音をたてないという洋食の基本マナーは周囲への気遣いのように思えます。なので、洋食のマナーは対「人」へのものであるような気がします。それに対して箸使いの問題は宗教というのとは何か違うような気がしますが、人以外の何者かに対する意識なのかな?という感じがするのですが。 「刺しフォーク」はちょっと変ですね。もともと刺すのが目的ですから・・・いや、いらぬチョッカイでした<(_ _)>

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