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情報の非対称性

私は今大学の卒論に取り組んでいます。 所属しているゼミが国際金融で、以前にサブプライム問題を取り上げたのでさらに深く学びたいと考え、このテーマを掘り下げようと考えています。 以前学習していった過程で、悪質なローンの実態や金融機関のリスク管理の甘さ、金融工学などが絡み合って金融危機に発展していったことを学びました。私は情報の非対称性も大きいのかなと感じました。そこでこの非対称性をまず掘っていきたいと考えているのですが、何か参考になる文献はないでしょうか? また、別の切り口からももっと見たいと考えているのですがなかなか思いつきません。何か今回の金融危機でここから見るとまた興味深いといいうような視点はありますでしょうか? よろしくお願いします。

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回答No.1

情報の非対称性という言葉は最近いろいろ使われていますが、経済学の分析用具としては結構扱いが難しいのです。特に数学モデルとしては。 ミクロの初中級のテキストで情報の経済学(契約理論とかゲーム理論も含む場合がある)の箇所をさらっと眺めて「こりゃ全然わからんな」「解けないな」と思うようだったら結構時間がかかりますよ。 そういう理論を応用ではどのように使っているのかは「インセンティブ設計の経済学」(伊藤・小佐野)、「金融契約の経済学」(題名はちょっと違ったかも。小佐野)などをよんでみるといいかもしれません。

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