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「に」:接続助詞か格助詞か

こんにちは。いつもここでお世話になっています。 近代語における「に」の性格について困っていますが、以下の例文では「に」が接続助詞か格助詞かを教えていただきたいです。 1.ませた口をきゝます〔に〕側から附智惠がございますから、いとゞおしやべりになります 2.言語は大阪なまり、かほのうつくしい〔に〕似合ぬ、のどのふとさと、ゑらいどす声は、かんばんにいつわりなし。 3.なまる〔に〕絶句する〔に〕、本が有ても讀ねへから無本同然 4.きのふの襦袢一枚は疊の上へ脱しも、けふの重着は棚の上へ脱ぐ〔に〕等しく、高貴貧賤は天にあり。 お時間のある方、教えていただければ幸いです。

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  • sosdada
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回答No.1

一般的に、(1)「に」の前に「とき」「こと」などの体言を補って訳せる場合が格助詞、しかし他の用例もあります。「落としに落とす」など、用言の連体形を二つ重ねる場合(添加)などです。 (2)前に体言を伴わず「・・・ので、」「・・・のに、」「・・・で、」「・・・すると、」と訳す場合は接続助詞です。(1)(2)どちらにでも解釈できる場合があります。 1.(1)と思われるが、(2)「・・・ききますと、」とでも解釈できる。 2.「顔の美しいのに似合わぬ」なので(1)。 3.(1)の添加。 4.「脱ぐことに等しく」なので(1)。

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