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ポリオーマウイルスDNAの沈降定数はpHにより変わる、なぜか?

ポリオーマウイルスDNAは中性pHで沈降させると、沈降定数20SのI型、16SのII、14.5SのIII型の3成分に分かれる。これらはみな塩基組成と分子質量が同一である。0.15M塩化ナトリウム中では、II型とIII型はともに正常の協同性を示す溶解曲線を持ち、Tmは88℃である。しかし、I型の溶解曲線に幅広くTmは107℃である。pH13では、I型の沈殿定数は53では、III型は16Sと18Sの2成分に分かれる。これらDNAの差異は何か?なぜ物理的性質が変わるのか? 配列の違いから、高次構造が変わると思ったんけど、もっと詳しく知りたいと思います、教えてください。分かる方がいらっしゃったら解説付きで教えてください><! お願いします。

みんなの回答

noname#91223
noname#91223
回答No.1

ポリオーマウイルスのことはよく存じませんが、「塩基組成と分子(質?)量は同じだが配列が異なるDNAゲノムが3種類存在する」という状況は今ひとつ想像できません。もちろん個体間にマイナーな配列の変異は存在し得ると思いますが、沈降係数がこのように明確に複数に分かれるという状況はあり得ないと思います。 例えば、ポリオーマウイルスゲノムは2本鎖環状DNAだそうですので、閉環(スーパーコイル)状なのか、開環状なのか、直鎖状になっているのか、の違いである可能性はないでしょうか。もしそうなら、I型が閉環状、II型が開環状、III型が直鎖状で、III型の2本鎖直鎖はアルカリ条件下で変性し、異なる沈降係数を示す2種類の1本鎖直鎖に分かれると考えると矛盾が無いように思われます。 本当かどうか確証はありませんが。

lyq
質問者

お礼

ありがとうございます!!!

lyq
質問者

補足

I型の溶解曲線に幅広くTmは107℃であるのがなぜ? ご回答よろしく

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