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村上春樹現象は 異常ではないでしょうか?

noname#155689の回答

noname#155689
noname#155689
回答No.13

> もっともっとファンからの非難の投稿と熱心な読者からの > 正面からの反批判が集まるかと思っていたのですが なぜ村上春樹がここまで評価されるのかを疑問に思う私としても 期待していたのですが・・・ 哲学カテゴリーでは集まらないのかも知れませんね。 > 新しい作品が 異常な売れ行きだそうです。 発売前に増刷が決まったことが噂を呼んだと思います。 しかし一方で、発売前には本書の内容は秘密にされていました。 つまり、話題先行で売れているのであって 本当の内容評価はこれからだと思っています。 (私はまだ読んでません。様子見です?) とりあえずAmazonのカスタマーレビューでは凡庸な感じです。 天邪鬼な視点かも知れませんが エルサレムのスピーチは、日本では派遣社員問題とシンクロして 反貧困支持の文脈で評価されていると(少なくとも私は)感じました。 > それにしても世界が注目し出したのですよ。 セカイ系という文脈では、アニメやゲームは欧米で成功していると 言われるモノが多い。 海外ではある種の目新しさがあるのかも知れない。 (この辺りに詳しい方からの回答を期待していたのですが・・・) あとは流通力の問題ではないかと。 > 赤ん坊ぢゃあるまいに > なんでこんな当たり前のことを言われなければならないのですか? > それぢゃ 文学ですらないのではないですか? 私は、村上春樹からは「ファッション」小説以上のモノを感じとれません。 しかも、センスはあまりよいとは思えない。 村上龍はどうですか?と言ったのは冗談で こちらのQ&A(ANo.3)をお覚えではないから?というフリだったのですが http://okwave.jp/qa4731792.html > 私が龍さん本人は好きなのに、作品は読めない、その理由はこれですね。 > そして「何故読めないのか。。。」と自責の念に駆られるわけも判りました。 > どうにも己の「弱さ」を突き付けられるようで情けなくなるのです。 村上春樹の「私は常に卵側に立つ」というのは このような感性を共感させることなのかなと思いました。 私はどうしても共感できないのですが それは例えば > 私が小説を書く目的はただ一つです。 > 個々の精神が持つ威厳さを表出し、それに光を当てることです。 綿谷昇をあのように扱っておいて、よく「個々」の精神が持つ威厳さ などと言うもんだなと、どうしても反感を覚えてしまいます。

bragelonne
質問者

補足

 CUE009 さん ご回答をありがとうございます。  どうもわたしは 健忘症が CUE009 さんに集中して出てくるようです。最初の出会いのことを 二回目に忘れていましたし マーケティング関係なのに 建築方面だと言ってしまったり(これはあとで気がついたのです) 今回は yuk・・・さんの質問でのご回答をもはやすっかり失念していました。そこでは《叙事詩》だというので わたしは出しゃばってその種の投稿をしていますね。そして 龍と春樹。いや   ▲ 己の「弱さ」を突き付けられるよう  ◆ (No.3) 自分たちの弱さを許容すること  ☆ このこと自体は むしろ誰もが体験すると言ってもいいわけで しかももし  ★ 村上春樹の「私は常に卵側に立つ」というのは / このような感性を共感させることなのかなと思いました。  ☆ のごとくに 抒情的文学現象が伝染するなら ちょっと待てよとなるのでしょうね。当たり前ですからね。  これも健忘症の口だったのですが  ★ 綿谷昇:(ヰキぺ)〔主人公の妻である〕久美子の兄。東京大学卒、イェール大学大学院に留学などの後に東大大学院を出て学者となる。離婚歴のある独身。  ☆ なる《邪悪な存在》でさえ 自分としての卵の側に立つのですから 話が幼稚すぎるということになります。  『ねじまき鳥』のほうは あまり覚書きを取らなかったのです。きょうこの名前を聞いたとき思い出せなかったのですから。  ■ (或るブログ:グーグルの最初に出ていた)~~~~~~~~~~~~ http://homepage2.nifty.com/sober_reality/bookreview/nejimakidori_chronicle.html  (α) 主人公の対となる邪悪なもの、欲望や死や権力と云ったもの象徴として綿谷昇という人物が登場します。・・・つまり、癒しや生命を象徴する善なるものと、死・欲望・権力といった邪悪なものの戦い・・・なんですね。  ・・・  もちろん、最後は主人公が勝利します。  夢の世界にある、クミコ(主人公の妻)がとらわれた、闇に支配された部屋で、主人公は綿谷昇を倒します。現実の世界の綿谷昇は、そのとき公演中に脳溢血で植物人間になります。  そして、クミコは彼の息の根を止める。  (β) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  作品を読めば、綿谷昇が邪悪な存在であることは書いています。  でも、彼はどのように邪悪なのか、具体的には分からないのです。  邪悪な力で、加納クレタを汚し、クミコの姉を汚し、クミコを汚した。  でも、どんな風に汚したの?  それが、描かれていないもどかしさを感じます。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  ☆ (α)が  ★ 綿谷昇をあのように扱っておいて、よく「個々」の精神が持つ威厳さ / などと言うもんだなと、どうしても反感を覚えてしまいます。  ☆ の一端にかかわっているのですね。そして(β)を読んで わたしは これなら忘却しなくてもよかったのにと思いましたが 失念していました。  そしてわたしの場合 これの第三部で クミコが主人公に文章で連絡を入れるところがあったと思うのですが その箇所が 何ともいただけない。つながりも脈絡もないと思いました。人間性に立つ(つまり哲学にも基づく)文学を完全に放棄したと受け取りました。その後は 読んでいないのですが 『カフカの海辺』で何も新しいことはないと一度確認しました。  あとは 世界がどうなのかですね。短絡的に言えば 日本人読者化しているのか。よほど見逃していた長所があってそれを見出したという可能性は ちょっと考えられませんが なにはともあれ 謙虚になって 批判・擁護いづれの側も 自由に発言していければよいと考えます。  つまりけっきょく 変だよ・おかしいぢゃないかという声が ふつうは 一部に聞かれるものですよね。それがあればよいという物言いでもあるのですが どうでしょうかねぇ。

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