積分の変数変換について

このQ&Aのポイント
  • 積分範囲にMτが出てくる理由について
  • Mτというのは元々(x1,・・・,xn)という座標系で表されていた集合なので、右辺の∫Mτ|J|dx2・・・dxnというのは、Mτに対応する(x2,・・・、xn)の集合Dτ上で積分しろという風に解釈すればいいのでしょうか?
  • 解答は陰関数定理からF=τをx1について解くことができて、∫M dx1dx2・・・dxn=∫[α,β]dτ{∫Mτ|J|dx2・・・dxn}となる。
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積分の変数変換について

教科書で、”M⊂U⊂R^n (M,Uともに開集合)、F(x1,・・・,xn)はR^nのある微分方程式の積分でC^1級関数で、U上で∂F/∂x1≠0とする。また、Mと積分 F=τの交わりをMτとするとM=∪[α<τ<β]Mτとなる。これらより、陰関数定理からF=τをx1について解くことができて、 ∫M dx1dx2・・・dxn=∫[α,β]dτ{∫Mτ|J|dx2・・・dxn}となる。 (∫Mは開集合M上で積分するという意味、Jはヤコビアン)” と書かれているのですが、何故、右辺の積分範囲にMτが出てくるのかわかりません。Mτというのは元々(x1,・・・,xn)という座標系で表されていた集合なので、右辺の∫Mτ|J|dx2・・・dxnというのは、Mτに対応する(x2,・・・、xn)の集合Dτ上で積分しろという風に解釈すればいいのでしょうか? どなたかよろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • rabbit_cat
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回答No.2

補足について #1の回答の中では、質問者さんの言葉に合わせて >Mτは(x1,・・・,xn)という座標系で表わされていたわけですが、 みたいな書き方をしましたが、 本当は、MとかMτとかは、 座標系の取り方 (x1,x2,x3,…,xn) か、(τ,x2,x3,…,xn)か とは関係なく、存在します。 例えば、R^2での単位円は、直交座標系では x^2+y^2=1 、極座標系なら、r=1 と表わされるわけですが、 座標系は単なる表現の仕方の違いであって、どう表現しようが単位円は単位円で同じものですよね。 というわけで、 ∫M dx1dx2・・・dxn=∫M|J|dτdx2・・dxn の両辺のMは、同じ集合を、左辺は、座標系(x1,x2,x3,…,xn)で、右辺は座標系(τ,x2,x3,…,xn)で表わして、その範囲で積分しろと言っています。 #1の補足について言えば、つまり、M=D なわけです。

spitz300
質問者

補足

なるほど。 よくわかりました。 どうもありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • rabbit_cat
  • ベストアンサー率40% (829/2062)
回答No.1

冷静に考えれば、別にたいしたことを言っているわけではないのですが。 つまり、x1,x2,x3,…,xnを、τ,x2,x3,…,xn に変数変換したと言っているだけです。 >Mτというのは元々(x1,・・・,xn)という座標系で表されていた集合なので、 >右辺の∫Mτ|J|dx2・・・dxnというのは、Mτに対応する(x2,・・・、xn)の集合Dτ上で積分しろ Mτは(x1,・・・,xn)という座標系で表わされていたわけですが、 ∫Mτ|J|dx2・・・dxn は、つまり、そのうち、(x2,・・・,xn)の部分だけとって来てその範囲で積分しろといっているわけです。 たとえば、R^2で、Mτ={(x,y)|0<x<1, x=y+τ} とかだとすれば、 ∫Mτ|J|dy =∫_[-τ→1-τ] |J|dy ってことですが。

spitz300
質問者

補足

>(x2,・・・,xn)の部分だけとって来てその範囲で積分しろ っていうのはMτを(x2,・・・、xn)平面に射影して積分しろという意味ですよね?もう少しで理解できそうなので、もう一つ別の質問をさせてください。 >∫M dx1dx2・・・dxn=∫[α,β]dτ{∫Mτ|J|dx2・・・dxn} は実際は ∫M dx1dx2・・・dxn=∫M|J|dτdx2・・dxn=∫[α,β]dτ{∫Mτ|J|dx2・・・dxn} と書かれていたのですが、左の等式で両方の積分範囲がともにMなのは どのように理解すればいいんでしょうか? たとえばF(x1,x2)=x1+x2としてM={(x1,x2)|0<x1<1,0<x2<1}とすると 対応する積分範囲DはD={(τ,x2)|0<τ<1ならば0<x2<τ, 1<τ<2ならば -1+τ<x2<1}となり、二つは一致しないと思うのですが・・ よろしくお願いします。

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