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古典 ぬ(打ち消し)+なり ってできるの?

sosdadaの回答

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  • sosdada
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回答No.1

 「ぬ」は「ず」の連体形なので、「こと」などを補って 「明けはてぬことなり」 ということでしょう。一般的な連体中止法です。  「ざら、ざり、ざる、ざれ」というのは、主に漢文訓読に使われた用法で、鎌倉時代という、武家政権の勢力がじわじわと浸透していったころから「ゴツくて男っぽくてカッコイイ」ので広まり始めましたが、やはり「漢文訓読調の重々しい文にしよう」というときに使われています。「見ぬ言わぬ聞かぬ」ではなく「見ざる言わざる聞かざる」、「許されぬ者」ではなく「許されざる者」ですね。 :完了助動詞「ぬ」の終止形+推定助動詞「なり」のほうは理解できます。  理解してはいけません。推定助動詞「なり」は、音声情報による推定です。「音(ね)あり」が語源とも言われているくらいです(諸説あり)。この場合「明けはて」で「夜がすっかり明けた」という視覚情報なので、推定の文ならば「明けはてぬめり」でしょう。「めり」は「目有り」が語源といわれる「視覚による推定の助動詞」です。

marries
質問者

お礼

早速の回答ありがとうございます。 たしかに「人ならざる者」なんかもそうですよね? >理解してはいけません。~ 私も最初はそう思ったのですが、自分は部屋の中かどこかにいて、外の様子(音)で「・・・ようだ」といってました。 すこし雑とは思ったんですがねw

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