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風船爆弾に本当に毒ガスとかを積まれていたら?!
noname#87090の回答
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>「日本は同盟国ドイツの反対を押し切ってユダヤ人救出を行ったと言う話も聞かれますからね。」 いや日本政府や天皇の立場としてはユダヤ人救出などしていませんよ。ごく一部のインテリで裁量権を持っていた人がその役職上の裁量権のなかで行なっただけです。 逆にアジアでの他民族に対しては非人道的なあつかいばかりが目立ち「皇軍」がナチ以上に人道的だったとは言えません。 収容所ではありませんが皇軍は中国に専用の施設を造って捕虜を実験台にして生物兵器の研究をしています。 ご承知の通りこの実験記録を米軍が引き継ぐ目的のために石井部隊は戦犯として追及されていません http://www.iom1960.com/china-photo/731-butai/731-butai.html そういう事実は米軍がおっしゃるとおり非人道的である事を示していますが「何軍が何軍よりまだ人道的」というような見地にこだわっていては20世紀の戦争というものの本質や戦争に反対する視点を見失います。 皇軍によって多数の捕虜が殺された南京事件でも居合わせた同盟国ドイツ民間人の中には捕虜虐殺を阻止するために奮闘した義人もいます。 http://www16.atwiki.jp/pipopipo555jp/m/pages/189.html?guid=on#id_b0a67b4e http://www.geocities.jp/yu77799/rabe2.html このラーベという人は捕虜救出にあたってハーケンクロイツの腕章をフルに利用したそうで、ヒットラーにも訴えをしているぐらいですからナチの「人道」に対して善意の信頼を持っていたのでしょう。 ですがこういう個人の善意など踏みつぶされてしまって結局役に立たなかった戦争の構造や“論理”*こそ私達は見て行くべきだと思います。 このラーベの日記をテーマにした映画が作られましたがその上映を日本でできなくさせているような存在に私達は警戒していかなくてはいけないと思います。 http://deutschali.exblog.jp/9437476/ http://airlog.air-nifty.com/a1/2009/04/post-4d69.html 前も申し上げましたけど日本を良く思いたい気持ちはわかりますが戦争に対してはもっとドライな見かたが必要と思います。 またインターネット上の日本の戦争責任回避論の中には前に述べたような過去の戦争を肯定して推進した*論理と同じと思われるようなものもあるので警戒心が必要です。
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>逆にアジアでの他民族に対しては非人道的なあつかいばかりが目立ち「皇軍」がナチ以上に人道的だったとは言えません。 >収容所ではありませんが皇軍は中国に専用の施設を造って捕虜を実験台にして生物兵器の研究をしています。 「皇軍」の犯した第二次世界大戦中の悪事には、フィリピンで何万人もの捕虜がバタバタと死んだり、ベトナムでも農民から米の強制供出を行って何百と言う餓死者を出した事例もありました。 何れも軍が精神的&戦略的に破綻してしまった故に行われた行為ですが、南京の事件では便衣兵のゲリラ戦に悩まされて戦略破綻して、そして民間人虐殺にまで至ってしまったのです。 >皇軍によって多数の捕虜が殺された南京事件でも居合わせた同盟国ドイツ民間人の中には捕虜虐殺を阻止するために奮闘した義人もいます。 >このラーベという人は捕虜救出にあたってハーケンクロイツの腕章をフルに利用したそうで、ヒットラーにも訴えをしているぐらいですからナチの「人道」に対して善意の信頼を持っていたのでしょう。 そう言う人もいたのですか!あまりにも凄惨だったか、「中国から手を引くように」と死力を尽くしたのですが、無駄に終わってしまったのは残念な事です。 「戦争は人を狂わせる」と言う事はこの頃から言われるようになったのですね。 >前も申し上げましたけど日本を良く思いたい気持ちはわかりますが戦争に対してはもっとドライな見かたが必要と思います。 そうですね。日本軍の行動や末路を見ると、やはり「下手なことには首を突っ込むな」と思いますね。 現にアメリカも「共産主義拡大防止」の大儀を掲げてベトナム戦争に首を突っ込んだのですが、ソンミ村事件や枯葉剤散布等日本軍と同じ悪事を犯す結果になり、1973年に米軍ベトナムから手を引きました。 http://new-type-culture.seesaa.net/article/118258884.html http://www5a.biglobe.ne.jp/~katsuaki/sengo13.htm http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9E%AF%E8%91%89%E5%89%A4 二度も回答してくださり、ありがとうございました。
補足
>またインターネット上の日本の戦争責任回避論の中には前に述べたような過去の戦争を肯定して推進した*論理と同じと思われるようなものもあるので警戒心が必要です。 そう言えば、最近血液型B型の人達や関西人、韓国人等に対する差別的な報道がよく見られますが、特定の人物への崇拝やメディア規制なども行われていて、何だかナチスが政権を取る直前のドイツにいるような気がしてなりません。 「過去の戦争を肯定して推進した論理」は出版物でも目立っていますが、kiyorokuさんの書き込みをみて、こうした論理が軍国主義的社会を浸透させて、そしてナチスのような民族主義的独裁政治に発展していくのだと気付きました。 2chや西村博之達辺りが一番怪しいと思いますが、ニコニコ動画でもナチスを崇拝する動画もあると聞きましたし、mF247でもユダヤ人や韓国人などに対する排撃を歌った右翼的なバンドも目立ってきていると聞きました。 日本がまた間違った方向に向かっていこうとしている気がしてならないのですが、下手したら旧日本軍より凄惨な組織的行為に及んで、ナチスやポル・ポト派じみた民間人への無差別殺戮を行う可能性だって考えられます。 こうした第二次大戦関連の情報には、くれぐれも慎重に取り扱う事を心がけておきます。