• 締切済み

軸対称の力のつりあい式について

はじめまして。 現在応力の勉強をしております。 微小要素における力のつりあい式というのがよく書籍などにのっております。 この式のxyzの座標におけるつりあい式はわかるのですが、軸対称問題における力のつりあい式がなぜそうなるのかがよくわかりません。 どなたかおわかりになる方、いらっしゃいましたらわかりやすい解説のほどよろしく御願いいたします。 色々な書籍を見てみましたが、軸対称問題の場合、式のみ掲載されていて、どうしてこのような式になるかがいつも割愛されています。 よろしく御願い致します。

みんなの回答

  • px1949
  • ベストアンサー率57% (15/26)
回答No.3

前回の回答者h191224さんからのお答えがないので、横レスでごめんなさい。 > 周方向の面が考慮されていない 自ら軸対称と書かれているので、当たり前ですね。 「軸対象=周方向には変化がない」ということですから、考慮する必要はありません。 最初から単に円筒座標系での釣り合い、と書かれていたら、h191224さんもその面に関する成分を書かれていたことと思います。 > z軸に垂直な面にかかる力は、τzr1とτzr2とわかれて表示 z軸に垂直な面、というよりは、r=r1の面と、r=r2の面に作用する力を考えているので、垂直応力の方もσr1、σr2ととわかれて表示されていますね? わかれていること自体は、直角座標系に おいても同じことなので、何ら不思議はないと思いますが? 蛇足かも知れませんが、σr2やτzr2は、厳密には σr2=σr1+∂σr/∂r・dr τzr2=τzr1+∂τzr/∂r・dr などと記述されるべきものです。 > f2での第3項部分の力が出てくる理由 これは、h191224さんも「扇形のθ=一定の辺が、傾斜していることにより生じる力」と明記されていますね。 直角座標系は、非常に素直な座標系で、「座標軸に垂直な、わずかにズレた2つの面」が微小領域だけでなく、大局的にも平行であるのと、大局的に他の座標軸と互いに独立です。このため、座標軸に垂直な、わずかにズレた2つの面」に垂直な力は、一直線上に存在しえて、上記のような「第3項部分の力」は出てきません。 しかし、曲線座標系や斜交座標系では、ある座標軸方向の釣り合いといっても、座標軸の垂直な、わずかにズレた2つの面での力線が一直線にならない場合も多いので、必ずといってよいほど、このような「傾斜していることにより生じる力」が入り込んできます。

  • h191224
  • ベストアンサー率81% (119/146)
回答No.2

厳密さはさておき、直角座標系での釣り合いがわかっていらっしゃるとのことですので、少々イメージ的になりますが、次のように説明してみましょう。 (図の貼り付けが成功するかどうかがわからないので、くどくなりますが、文章でも説明します。) 円柱の内部で、次の微小部分を考えます。 r=r1~r2(増分値dr) θ=θ1~θ2(増分値dθ) z=z1~z2(増分値dz) 次に、この部分でのr方向の応力の釣り合いを考えます。 そのために、次のような諸量を定義します。 r=r1で、σr=σr1、τrz=τrz1、弧長=ds1(=r1*dθ) r=r2で、σr=σr2、τrz=τrz2、弧長=ds2(=r2*dθ) r=r1~r2での周方向垂直応力=σθ(両端での値の相違を考慮しても意味なし) r=r1でのr方向の合力f1を考えると、体積力がなければ、 f1=σr1*ds1*dz + τrz1*ds1*dr r=r2でのr方向の合力f2を考えると、 f2=σr2*ds2*dz + τrz2*ds2*dr - σθ*dr*dθ*dz f2での第3項は、扇形のθ=一定の辺が、傾斜していることにより生じる力です。(直角座標系では生じません。) 両者を等値すると、 σr1*r1*dθ*dz + τrz1*r1*dθ*dr =σr2*r2*dθ*dz + τrz2*r2*dθ*dr - σθ*dr*dθ*dz ⇒(σr2*r2-σr1*r1)dz + (τrz2*r2-τrz1*r1)dr - σθ*dr*dz = 0 σr2*r2-σr1*r1⇒Δ(rσr)などと書くと、 ⇒Δ(rσr)dz+Δ(rτrz)dr-σθ*drdz=0 drdzで割ると、 ⇒Δ(rσr)/dr+Δ(rτrz)/dz-σθ=0 これを微分形で表示すると、 ∂(rσr)/∂r+∂(rτrz)/∂z-σθ=0 これとあなたの画像の第1式(r方向)とは等価です。

sato_naka
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。お礼が遅くなり、申し訳ありません。 上記内容で、また疑問が起きております。 直角座標系では、微小部分の各面にかかっている力(四角柱の各面)のx方向、y方向、z方向の力のつりあいによって式を導きだすのですが、上記内容ですと、周方向の面が考慮されていないように思います。また、z軸に垂直な面にかかる力は、τzr1とτzr2とわかれて表示されております。 この部分が直角座標系と異なる考え方なのでしょうか? また、f2での第3項部分の力が出てくる理由をお教えいただけましたらありがたいです。 御忙しい中お手数おかけしますが、ご返答よろしく御願い致します。

  • my3027
  • ベストアンサー率33% (495/1499)
回答No.1

円筒座標(極座標)表示のつりあい方程式です。

sato_naka
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。 円筒座標(極座標)表示のつりあい方程式だということは私も理解しているのですが、どうしてこのような式になるのか、その導き方がよくわかりません。 より詳細な内容をいただけたらありがたいです。

関連するQ&A

専門家に質問してみよう