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金はなぜ安心して投資できる金属なのですか?
shoebillの回答
- shoebill
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>生活や産業に必要な金属であればダイヤモンドや鉄や銅の方がふさわしいと思います。なぜ金なのですか? 金が間接的であれ、貨幣の後ろ盾のような役割を担うのは、金が化学的に安定した金属だからです。 紙幣は汚れたり、破けたり、燃えたりすると泣くはめになります。 鉄や銅は、空気中においておくと錆びてしまいますね。鉄の黒錆びならともかく、赤錆びの鉄の構造物は壊れてしまいます。銅も緑青という錆が発生します。理科の授業でならっていると思いますが、塩酸や硫酸にも溶けてしまいます。 ダイヤモンドも高価な宝石ですが、成分は炭素ですから、金属と比べて熱に強いとはいいがたいです。 これらに対して、金は化学的に安定しており、熱にも強く、塩酸や硫酸にも溶けません。溶かそうと思えば硫酸と硝酸を混ぜた王水を使わなければなりません。似たように安定したものに白金がありますが、有史以来採掘された量が少ないため、貨幣の後ろ盾としては量が不足しています。
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補足
shoebillさん、ありがとうございます。 金が変化しにくいというこの説明のおかげで、なぜ他の金属でなく金が一番共通言語のように扱われるのにふさわしいのか、よくわかりました。 酸化しやすいので重さがかわるなど、鉄や銅が変化しやすいというのは、なんとなくわかっていたのですが、ダイヤモンドもだめなのですか。結婚指輪につかわれるくらいだから変化しにくいのだと思っていました。