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(a+b+c)(ab+bc+ca)-abc の因数分解
(a+b+c)(ab+bc+ca)-abc の因数分解がどうしても解けません。 解答は(a+b)(b+c)(c+a)となっているのですが、 どうしてもそのようになりません。 どなたか分かりやすく教えてください。
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- info22
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因数定理を使う方法もあります。 式をf(a,b,c)とおく。 f(a,b,c)はa,b,cの3次式であり、a,b,cについて対称式(かつ交代式)であることも明らかですから、この性質をうまく使ってやります。 b=-aとおいてみると a+b=0なので f(a,-a,c)=c(-a^2)+a^2*c=0 なので、因数定理からf(a,b,c)は(a+b)で割り切れる。 同様に、f(a,b,-b)=0から(b+c)で割り切れ、 f(a,b,-a)=0から(a+c)で割り切れることが分かります。 以上から f(a,b,c)は以上の因数の積(a+b)(b+c)(a+c)で割り切れることが分かります。またこの積がa,b,cの3次式ですから、 f(a,b,c)も3次式なので、 f(a,b,c)=k(a+b)(b+c)(a+c) と置けます。a^2*bの係数を比較してk=1を求めることができます。 よって f(a,b,c)=(a+b+c)(ab+bc+ca)-abc=(a+b)(b+c)(a+c) と因数分解ができたことになります。
- ye11ow
- ベストアンサー率40% (230/564)
こんにちは~ 基本的には、他の方の回答と変わりがありませんが、 思考のプロセスを、説明に加えてみました。 さて、そういうとき、まず私ならしようと思うことですが、 万が一、答えが間違っていたりすると、悩んだことがバカバカしいので、 問題と答えの両方の式を展開して、同じであることを確認します。 (自分だけではなく、相手も疑ってみるという発想) ・・・ということで、間違えないように次々と掛け合わせてみると、 どちらの式も、 a^2b+b^2c+c^2a+ab^2+bc^2+ca^2+2abc となり、「答えは間違いない!」ということが分かります。 (aの二乗=「a^2」って見にくいですね~。「a2」がいいの?・・・独り言でした) このことにより、「解く方法が必ずあるはずだ!」との確信を持つことができ、 「何とか頑張って解こう!」と、あくまでも前向きに臨んでいけるわけです。 さぁ、何から手をつけるか? いろいろな方法があるかもしれません。 貴方が天才ではなく凡人なら、やはり「月並みなテクニック」からスタート。 つまり、(a+b)=X とでもおいて、式を書き直してみます。 (a+b+c)(ab+bc+ca)-abc =(X+c)(ab+Xc)-abc ・・・(1) この後、一体どうなるのか?うまくいくのか?・・・さっぱりわかりませんが、 じっとしていても仕方がなく、他にすることもないので展開してみます。 (1)の続き =X^2c+Xc^2+Xab ・・・(2) おっ? うまいこと「abc」が消えたわ~ んで、さらに、おおっ? どの項も「X」がついてるので、これでくくれる。 (2)の続き =X(Xc+ab+c^2) ・・・(3) これで、X⇒a+b に戻せば、とりあえず「因数分解の形」にはなる。 もしかして、終わったかも?? ・・・んで、やってみます。 (3)の続き =(a+b)(ab+bc+ca+c^2) ・・・(4) 部分点ありの問題であれば、優しい先生ならこれで半分くらいくれる? でも、改めて考えてみると、問題の式 (a+b+c)(ab+bc+ca)-abc って、 a⇔b⇔c を互いに入れ替えても同じになるキレ~イな式ですから、 答えの式も、そういうキレ~イな式になるような気もします。 ここで、(4)といえば、「c^2」があったりして、気持ち悪さが残る式です。 もうひと頑張りだ~~・・・ということで、(4)を (c+a) でくくってみます。 (4)の続き =(a+b){b(c+a)+c(c+a)} =(a+b){(b+c)(c+a)} =(a+b)(b+c)(c+a) ・・・と、ちゃんとキレ~イな形になって、涙・感動のゴールインです。
- Quattro99
- ベストアンサー率32% (1034/3212)
#1です。ごめんなさい。これは覚えてないとしょうがないパターンだと思い込んでいて、「次数のもっとも低い文字で整理する(次数が同じならどれでもよい)」という常道でよかったことに気づきませんでした。 他の方の回答の通りです。
- R_Earl
- ベストアンサー率55% (473/849)
基本的なやり方で解くこともできます。 [1] とりあえず全部展開します。 [2] 3文字まとめて考えるのは大変なので、とりあえず1文字のみに注目します(今回はaに注目します)。 展開した式をaについて整理し、「aの二次式」とみなして因数分解します。 (a+b+c)(ab+bc+ca)-abc = (a^2)b + abc + c(a^2) + a(b^2) + (b^2)c + c(a^2) + abc + b(c^2) + (c^2)a - abc (展開) = (b + c)(a^2) + { (b^2) + 2bc + (c^2) }a + {(b^2)c + c(b^2)} (aについて整理) = (b + c)(a^2) + { (b + c)^2 }a + (b + c)bc = (b + c){ (a^2) + (b + c)a + bc } ((b + c)で因数分解) = (b + c)(a + b)(a + c) (前式の中括弧内を因数分解) = (a + b)(b + c)(c + a) (並び替え) { (a^2) + (b + c)a + bc } = (a + b)(a + c)になる過程は大丈夫ですか?
- nayamumono
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まず、展開してください。 そして、aに注目してください。 そうすると、 (b+c)a^2+(b^2+2bc+c^2)a+b^2c+bc^2 =(b+c)a^2+(b+c)^2a+(b+c)bc =(b+c){a^2+(b+c)a+bc} =(a+b)(b+c)(c+a) となります。 さきほど、「aに注目してください」とかきましたがこれはbでもcでもいいです。 因数分解の問題をするときは、次数が一番大きい文字に注目すればいいのです。 例えば、あなたは6x+9+x^2の因数分解できますよね。 このときx^2+6x+9と並び替えていると思います。 これは次数が一番大きい文字xに注目していることなのです。
- Yoichi1987
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(a+b+c)(ab+bc+ca)-abc = a2b+abc+ca2+ab2+b2c+abc+abc+bc2+c2a-abc=a(ab+bc+ca)+b(ab+bc+ca)+c2(a+b)=(a+b)(ab+bc+ca+c2)=(a+b){b(c+a)+c(c+a)}=(a+b)(b+c)(c+a)となります
- ack1919
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X=a+bとします。 (a+b+c)(ab+bc+ca)-abc =(a+b+c)(ab+c(b+a))-abc =(X+c)(ab+cX)-abc =Xab+cX^2+abc+c^2X-abc =Xab+cX^2+c^2X =X(ab+cX+c^2) =(a+b)(ab+c(a+b)+c^2) =(a+b)(ab+ca+bc+c^2) =(a+b)(a(b+c)+c(b+c)) =(a+b)(b+c)(a+c) これでどーかな?
- Quattro99
- ベストアンサー率32% (1034/3212)
(a+b+c)(ab+bc+ca)-abc ={(a+b)+c}{c(a+b)+ab}-abc =c(a+b)^2+(a+b)(c^2+ab)+abc-abc =(a+b){c^2+(a+b)c+ab} =(a+b)(b+c)(c+a) 一応、こんなふうにやるのかと思いますが、じゃあ、どう考えてこれを自分で思いつくのかと言われると難しいです。覚えてしまった方がよいのではないでしょうか。
お礼
とても分かりやすく丁寧に教えてくださって 本当にありがとうございました!!!!!!! やってみると意外と簡単ですね。