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フェルミ共鳴について教えて下さい。
IRなどで観察されるフェルミ共鳴について教えて下さい。 これはある振動モードのピークの高次のピークと別の振動モードのピークが重なるときに、2つの振動モードが相互作用し合い、基準ピークが大きく観察される、というような現象だと思うのですが、 手元にある実験化学講座には、高次の非調和項が近接する振動状態と混合する場合のことを指す、書いてあります。 疑問なのは、 ・なぜ高次の振動モードと別の振動モードが混ざると共鳴が起こるのでしょうか? ・これによって引き起こされるのは、基準モードのピークが大きく観察されるということで合っていますか? ・普通の高次の項ではなく非調和項であることには何か意味があるのでしょうか? フェルミ共鳴に関して書かれてある書籍があまりにも少なくて理解しきれませんでしたので、どなたか教えて下さい。 或いは詳しく書かれてある書籍を教えて頂けないでしょうか?
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お礼が遅れてしまい申し訳ありません。 > 二酸化炭素分子O=C=Oの左右のC=O結合の伸縮振動が、同位相(両方のCO距離が同時に伸び縮みするモード)で起こると全対称伸縮振動になり、逆位相(一方のCO距離が伸びると他方が縮むモード)で起こると逆対称伸縮振動になるのと、同じ理屈です というところなのですが、つまり全対称伸縮振動と逆対称伸縮振動はあるが、その真ん中の振動モードは存在出来ないということと、同じ原理だということを仰られているのだと思うのですが、 そういえば、これってなぜなのでしょうか? 中間的な振動モードが存在出来ないのは量子力学から要請なのでしょうか? 振動モードが量子化されているため、このような中途半端な振動モードは存在しえないということで良いのでしょうか?