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最高の言語療法士さんを教えてください!!
母が脳梗塞で倒れ、現在リハビリの病院に入院しており、そちらで失語症の言語療法をして頂いておりますが、先生のやる気、技術。。。イマイチです。 右麻痺の混合失語で、決まった言葉が5,6個しか出てきません。 ですが、人の言うことはほとんど適格に理解できています。 言いたいことは分かっているのに、口から出てこないという症状から孤独を感じ、毎日泣き暮らしています。 私も何とかしてあげたく、ほとんど毎日病院に行って、50音のカードとそれにまつわる単語を本人の目の前で読んで見せ、私の口の形をマネさせてゆっくり発音させたりしておりますが、一向に良くなる気配がありません。 病院にいられる期間が二か月を切りました。 退院後、在宅で母の面倒を見るつもりですが、言語療法士の先生でどなたか親身にまた技術的にも高い物を持っていらっしゃる方の所に通えたら、もう少しよくなるのではないか?と思っております。 何とか、今の状態から脱却させてあげたい、全快するとは到底思っておりませんが、言いたいことをゆっくりとなんとか本人の九分九厘納得いく形で他者に伝えられるようになるまでリハビリさせてあげたいんです。 関東にそのような先生、いらっしゃいませんか? 現在、わらをもつかむ思いでおります。 どうかご存じの方がいらっしゃいましたらお教え頂けないでしょうか?
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(No.2の回答の続きです。) お母様を担当されているSTさんがどのような方かは存じませんが、 恐らくお母様にとって一番良かれと思う方法で訓練されていることでしょう。 あなたにはイマイチに見えるかもしれませんが、 それは今の段階で目標としているレベルがあなたのそれとは違うからです。 ・・・などと言われてもすでに信頼出来ない相手になっているでしょうから、 転院もやむなしかもしれません。 ただ、あなたがこの先もずっと話しことばにこだわるのであれば、 違うSTになっても同じことになってしまいそうです・・・。 コミュニケーションをキャッチボールに例えることがありますよね? キャッチボールって、どんなにいい球を投げても うまく受け取ることが出来なければ球は落っこちてしまうんです。 逆にちょっとぐらいコントロールのない球を投げたって、 受け取る人が上手なら、球は落っこちません。 コミュニケーションだってそれと同じ。 投げる人(=お母様)の技術向上には長い時間がかかると思いますので、 まずは受け取る人(=あなた)の技術向上が必要なんです。 そしてあなたの技術向上とは、失語症のことを詳しく知ることです。 講談社から「失語症のすべてがわかる本」という本が出ています。 失語症の方のご家族など一般の方に向けて イラスト中心で書かれたすごくわかりやすい本です。 1200円ぐらいで値段も手ごろなので、 ぜひ読んでいただければと思います。 お母様が今どういう状況にいらっしゃるのか、 あなたが今のお母様にとってどれだけ大変なことを求めているのか、 今後どのような経過をたどるのか、など、 失語症に関する知識を深めていただければと思います。 お母様のことを本当に大事に思われているのですね。 その気持ちはお母様にもちゃんと伝わっていると思いますよ。 だからこそ、お母様もお辛いのでしょう。 絵や写真、ジェスチャーなどで心を通わせることが出来、 その状態をあなたに受け入れてもらえたことが実感出来れば、 お母様にも、そしてあなたにも、きっと笑顔が戻ってくるはずです。 長々と、大変失礼いたしました。
最初の回答者です。 昨日は質問の意図を理解しないままに返信してしまい、ごめんなさい。 言語聴覚士の先生によって、ご家族への指導が180度違うことにとても驚きました。(そして勉強になりました。) さて、具体的な回答について既に投稿があれば再投稿はやめようかと思ったのですが、 まだなかったようなので、お詫びもかねて再投稿いたします。 お住まいの地域包括支援センターへの相談はもうすまされたでしょうか。 在宅生活を送るうえで、介護保険や医療保険による言語リハビリテーションの継続について、なんらかの情報提供をしてもらえると思います。 もし、地域包括支援センターの所在がご不明でしたら お住まいの市区町村役場の介護保険担当窓口に問い合わせると所在がわかります。 お母様の回復を心から願っています。 (蛇足ですが、私は今回はじめてこのような掲示板に投稿したのですが、 こういう場は回答するほうも、相談するほうも顔が見えないだけに なかなか意図が伝わらず、 お互いに大変ですね。 病院の指導のもとに行っているリハビリを ご家族があせってしていると思い込んでごめんなさい。 断定的な回答は厳に慎むべきだと反省いたしました。)
お礼
いえいえ、お忙しい中、ご回答誠にありがとうございます。 本当にありがたいです。 お教え頂きました地域包括へはすでに連絡し、ケアプランを作成して頂いております。 おっしゃられます通り、全てPTの指導にのっとって自主練ですとか、母との会話をすすめております。 入院できる期間があと2か月を切りました。 胆のう炎がございまして脳梗塞発症後から3か月は総合病院にて体のリハビリしか受けられない状態でした。 今の病院に転院できたのも、胆のう摘出後のリハビリを兼ねた入院という病院側の寛大な解釈で可能になりました訳です。 集中的にリハビリを受けられます期間が90日しかないということで、少しでも実りのあるものにしてあげたいということはございますが、言葉に関しましては長い時間がかかるということは理解しております。 ですが、PTの姿勢にイマイチ不満でして。。。。 kenko-alのお教え頂きました通り、在宅になりましてからの言葉のリハビリに関して、病院と地域包括に聞いてみようと思っております。 何度もご回答いただき、感謝しております。 また、励まされました。心あるご回答、誠にありがとうございました。
最初に回答されている方もおっしゃっているように、 まずは話しことばによるコミュニケーションにこだわることをやめてください。 それは決して「話すことをあきらめてください」ということではありません。 今のお母様には話しことばによるコミュニケーションが難しい、 だから今はそれ以外のコミュニケーション方法が必要、ただそれだけのことです。 あなたを始め、周りの人が話しことばにこだわればこだわるほど、 お母様は孤独を感じて泣き暮らさなければいけないのです。 (現実にはありえないことを例え話にして申し訳ないのですが) ある日あなたが目を覚ましてみたら、そこはことばの通じない外国でした。 あなたが話せるその国のことばは5つか6つだけです。 何とかして言いたいことを伝えたいのですが、 周りの人は「話せるようになるためには話しことばを使わなきゃ」ということで 話しことばでの意思伝達を要求します。 身振り手振りだったり、絵や写真を使ったりしながら何とかやりとりをしていけば だんだんと多くのことが伝わるようになってくるはずなのに、 そして、そのうちに少しずつ話しが出来るようになるはずなのに・・・、 あなたはきっとそう思うんじゃないでしょうか。 そして、それが出来ない現状に落胆し、 そのうちに周りの人に心を閉ざしてしまうでしょう。 あなたは今、お母様に対してそういうことをしているのです。 もちろん「何とか話しが出来るようにしてあげたい」という気持ちがあるからこそ、 ということはわかりますよ。 でも、それが今のお母様には高すぎる目標なのです。 結果的に、今のお母様の状態を否定してしまっているのです。 骨折して歩けなければ、車椅子なり、松葉杖なりを使えばいいのに、 「代わりの手段は使っちゃダメ!歩いて!」なんて言っていたら、 歩けるようになるまでに転んでまた骨折してしまいます。 それを繰り返しているうちに筋力も衰えて、 骨がつながっても歩くことは出来なくなってしまいます。 「散歩が好きな人だったから、是非歩けるようになってほしい!」 なんて言いながら、実際にはそこから遠ざけているのです。 まずはその現実に気づいてください。 (すみません。続きます。)
お礼
kirakira777さん まずはご回答頂き、ありがとうございます。また、そちら様は専門家ということで、興味深く回答を拝読させて頂きました。 ですが、少し思い違いをされていらっしゃるようですが、「話す」ことを強制している事は全くございませんし、その様なことを質問に書いたつもりもございません。 また、もちろん毎回ジェスチャーや写真等も交えて話をしています。それでも伝わらない事があまりにも多いです。 話すことだけに拘ったと何故そちら様が思われているのかが分かりかねますし、何故か私が悪者になっているようですが、そちら様のおっしゃる「話す」ことを強制しているのは、50音のカードを自主練として私達におしつけたPTの方ではないでしょうか? 私達はリハビリの先生の言うとおり、その指導にのって話をし、そしてまたその指導に不信感を持ったので、今回親身になってご指導下さる腕のいい先生をご存じの方を募りました訳で、何か私が母に無理やり話をさせていると思っていらっしゃるようですが、全く違います。 当方と致しましては、将来、長い時間をかけてゆっくりと人に自分の想いを伝えられるようにしてゆくつもりですし、それを高見を望むなとおっしゃるのでしょうか?そうではないですよね? 今現在は無理ということは、十分に分かっております。 私がいきり立って「話す」ことに拘っているように思われているのでしょうが、拘っているのは母自身です。でも、それは当然のことではないでしょうか? 今まで話せていた人間が、急に意思をひとに伝達できなくなってしまったら、「どうして!」と自分や周りにイライラするものです。そして、今まで言葉を自由に操っていた人なら尚一層、「話せない」という現実を知り、ショックでどうにか「話せる」様になりたいと思うでしょう。 ですので、カードでの動作指定の練習は「そんなの簡単すぎてやりたくない」「バカにされている気分」と拒否。カードでの練習で、自分はもう一生話ができないんだと余計に落ち込んでおりますし、自分はカードでしか意思を伝えられない人間なんだと思っています。 ですが、私もエスパーではありません。たった5,6個の単語を繰り返し言われただけで、母の本意がわかるはずもなく、それでももちろんカードや写真を交えて会話をしております。 (NO.2の回答のお礼に続きます)
私は看護職ですが、仕事でかかわりのある言語聴覚士の先生は、 「失語症は徐々にですが何年もかかって確実によくなっていきます。ここまでで回復が終了ということはありません」 という言葉をよく患者さんにかけています。 病院での臨床経験をつんでから地域リハビリテーションに取り組んでいる50代の先生ですので、ご自分が若かったときの反省の弁も含めて 「病院勤務の言語聴覚士は院内の事しかしらず、患者さんが家にかえってからゆっくりと回復する姿に思いがいたらない」と話していました。 あと2ヶ月で退院・・・あせる気持ちもあるかと思いますが、大丈夫。 失語症はゆっくりと着実に回復します。あせりは禁物。 特に発症してから6ヶ月~1年くらいは「急性期症状」といって、脳の損傷のために回路が混乱しているといったらよいでしょうか、 うつの様になったり、ぼんやりしたり・・・何年もあとになってから「その頃のことはあんまり覚えていない」と話される方もたくさんいます。 まだ、入院中ということは、「急性期症状」を脱していないのですから、あせってはいけませんし、「全快するとは到底思っていない」などとあきらめるべき時期でもありません。 ただ、気になるのは、あなたがお母様に言語訓練をしてしまっていることです。 「家族」は訓練者になるべきではありません。 言葉を発することにとらわれると、家族ならではの豊かなコミュニケーションがかえって失われてしまいますし、あなたの焦りがお母様の不安につながったり、あなたの失望がお母様のプライドを傷つけることにもなります。 そして、失語症の方にとっては「漢字」よりも「ひらがな」が難しいのです。 50音のカードの利用は・・・言語訓練をするにしてもおすすめできません。 たいへんでしょうが、言葉を出させようとあせるのではなく、 どっしり構えて、何か言葉のいらないコミュニケーション・・・ たとえば、昔の写真を一緒に見るとか・・・ をされてみてはいかがでしょうか。 直接の回答にはなっていないと思いますが、北海道から返信でした。
お礼
返信頂きまして、誠にありがとうございました。 今現在、急性期の病院から回復期の病院に転院でき、右半身のマヒの方は右手を除いて随分良く動くようになってきております。 今回質問させて頂きました言葉に関してですが、病院で50音のカードを使ってリハビリの時間以外に「自主練習」をするように言われておりまして、母と一対一でカードを見て発声の練習をしおります。カードも先生から指示があって、これをこういう風にやってくださいとのことです。 言葉のいらないコミュニケーションは、ちょっと考えられないです。 例えば、昔の写真を一緒に見ていると、母はそのころのことですとか、ささいなことでも言葉に発したがります。でも出てこない。身振りと、決まりきったいくつかの言葉で私に伝えようとしますが、どうしても100%を分かってあげられないのです。 おしゃべりが大好きな人でした。 感受性が豊かで、色んな事を感じ、それを私に伝えて喜んでいた人でした。 ですので、今は何をしても自分の言いたいことが伝わらず、落胆しまたイライラを募らせストレスをためる一方です。 言語のリハビリ風景を拝見しましたが、何かイマイチ母がしっくりきてないというか。。。うまく説明できないのですが、母は多分リハビリの効果を実感することがまだ何も起こっていないので、こんなリハビリをしていても無駄だと思ってしまうのだと思います。 言語は今の先生以外にはおらず変えてもらうこともできませんので、退院後の生活にかける意味で、他に言語のリハビリを見て頂ける腕のよい方がいらっしゃるかを教えて頂きたかったのです。 北海道からわざわざ返信、ありがとうございました。 「失語症はゆっくりと着実に回復します。あせりは禁物。」と言って頂いて、ほんの少し気が楽になった気がしました。 ありがとうございます。
お礼
母からは始終自分が今現在心配になっている生活の状況などに関して、事細かに質問が飛んできます。 知らない病院、知らない環境に入れば、自分の身を守るために色んなことをこと細かに聞いてくるのは当然ですし、自分の状況が分かっているだけでに、実家の状況・仕事の状況などを逐一細かく知りたくなるのは当たり前です。 まず、その質問をどう理解するのか。PTにも何個もいろんな質問を投げかけていますが、PTには母の言っていることが全く理解できない様子で何一つ会話がなりたちません。(私には何となくですが、PTよりはずっと分かります) 目が覚めたら言葉の通じない外国だった場合、ジェスチャーや写真を交えて何とかその場は通じても、結局そこで長く生活していくならやはり言葉を「話す」ようにならなければと、「言葉」にこだわるのではないでしょうか? それが今本人の現実の考え・心境で、教科書通り最低限のことですよね?おっしゃっていることは。分かりますし、挙げられました本を含めて失語症に関して、あらゆる書物を何度も読んでおります。 ですが、リハビリの専門家やそのどの本にも書いていないことがございます。 回復までの過渡期に、現実的に「話す」ことに拘っている患者に対してどのように「話せない」ことへのストレスを取り除き、言語のリハビリの向上を図るか。 要するに今の状態を受け入れて、今ある状態からゆっくりでもいい、ゆくゆく少しづつ話せるようになればいいではないかと思うようにする。それも自信や希望を失わず。そこが現在の病院のPTは全くできていないので、どなたか熱心に向き合って下さる方をご存じありませんか?と申しているのです。 投げかけられる母の質問を、なるべく母が納得いく程度に理解し、母の満足いくレベルの答えを返すということは言葉とジェスチャーを入れないと無理です。 質問がわからないからと私が諦めてしまえば落ち込むし、ちゃんとした回答ができなくても落ち込む。話が通じて当たり前なので、質問の内容がわかり適格に答えが返ってくれば満足です。 要するに、患者の今現在の心境・立場まで降りて来て、その上でリハビリをしてくれるPTが居ないということです。 心と技術のない指導を受けさせられる患者側の苦痛は、筆舌に尽くしがたいものであるということはご想像下さい。